驚異の先に・・・・
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ダンカスの森(3)
俺はビッカンボの西にあるダンカスの森の森を抜けようとし中央付近に来たところで、
グレートウルフの群れに囲まれてしまった。
ダンカスの森の中心部は、風の魔素が異常に濃く、方向感覚や感知能力全てが奪われていった。
かなり長い戦いが続いている。
何頭いるんだ、、、
ジリ貧だ
グレートウルフは役割が決まっているようだった。
旋風塵 を時折唱えてくる後衛陣
これによって風が激しく舞って、木の葉が混じり視界も塞ぐ撹乱部隊だ。
直接噛みつきや爪の攻撃をしてくる部隊が数部隊いる。
3から5頭で行動し縦に上下する波状攻撃を仕掛けてくる攻撃部隊だ。
特に波状攻撃が面倒であった4方向から来る上にオレが回避し逃げた方向が判っているかのように連続攻撃してくる。
このため5回に1度は避け切れないでいた。
意思疎通で連携された攻撃だった。
そして周りを大きく囲むようにいるのが、近づくと突進と風刃を放ってくる部隊。
これは逃がさないようにする制御部隊のような感じだ。
何とか乗り切れないか・・・・
ちょっとイレギュラー攻撃行くか!
俺はアイテムボックスにいろいろなものを格納していた。
無限に近いオレのアイテムボックスをフルに活用するためだ。
グレートウルフは、統率がとれており各部隊が意思疎通をもとに、役割分担しているようだ。
ここに落とし穴があるというか、攻撃にパターン性があるのだ。
驚け!
召喚 木の柵
(アイテムボックスから出しただけだけどね)
丸太の先端を尖らした、木の柵を俺の回避先の少し前にだした。
「スドォドドドドドドーーーン」
グレートウルフの串刺しができていた。
「ギャウ オゥ 」
グレードウルフたちの戸惑いが伝わってくる。
もう一点。グレートウルフの攻撃は平面上でに展開されていた。
地面にいる平面上の移動が多く斜め上からの攻撃すらなかった。
そこで
氷弾多発発動からの
魔法で空中に縮地の足場を発生させつつ上空へ移動した。
(火の弱点を突きたいが、森は火事にしたくない・・・)
「ウォーーーン」「ウォン」
グレートウルフ達は見上げるように動きが停まっていた。
木の上くらい迄くると、木の葉や魔素の影響がほぼなくなり
グレートウルフの動きもはっきり見え、気配も一気に読めるようになった。
更に連打で 氷弾を放つ。連打からの連打だ!
「スドドドドドドドーーーードドドーーー」
かなりの殺戮だ!
ゾッ!!!
・・・・・なんだ!!!
その時、目の前が真っ暗になるくらいの、殺気が・・・
悪寒が走る・・・
頭に響く声が聞こえてきた
『あの時の恨みを忘れない・・・逃がすものか』
恨み?
俺の足元からもの凄い勢いで竜巻が襲ってきてあっという間にのみこまれた。
「ゴォオオオオーーーーー スバババババ」
枝葉や風自体が身体を切り刻んでくる。
切り刻まれながら揉まれた俺の身体が今度はそのまま地上に行く方向に変わる。
一気に地面へと叩き戻された。
「ドォーーーーーーーン」
途中ヒールをかけていなかったら死んでいただろう。
「ぐふぅううぅぅーーー」
グレートウルフの中央に薄い緑色の肌の少女が立っていてオレに威圧を放っていた。
風塵猛刃
回り全体が風の竜巻となり、木の葉や枝風が オレを切り刻む範囲が広すぎる。
防げない。
急ぎ土魔法の硬化を使ったがあっという間に剥がれ落ちてしまった。
縮地 逆縮地で 躱しカウンター攻撃するも・・・
硬い!
少女に攻撃が当たっても あまり効いてないようだ。
鑑定!
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種族 シルフ 1人
クラス A+
HP 4034
MP 8120
攻撃力 1275
防御力 1068
魔法力 1362
俊敏力 1100
スキル 全ての風魔法
得意 風
弱点 火
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圧倒的なステータスの差だ。
考えろ ・・・
考えろ やばい
魔力も枯渇している・・・・
お読みいただいた方、本当にありがとうございます。
少しでも面白かった。続を読みたい。こう思っていただけたらブックマークや評価いただけると嬉しいです。
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