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のんびりもできそうにない旅立ち

ようやく細かな設定も纏まり、旅立ちを書く事が出来ました。

読んでいただき感謝しています。 

--- 旅立ち -----



デスビナ魔王国にある魔王の宮殿。王の間で


「魔王様。ご報告申し上げます。人間ヒューマンが支配する国への諜報工作員侵攻の件でございますが、忍び込ませる魔人85名の訓練が全て終わりました。追加特訓希望者以外は、適時、各国に潜り込ませる予定です」

「ふむ大儀であった。周辺国は警戒心も強いだろう。

先ずは我が国と正反対の地、ドナルデン王国やその周辺から潜り込ませろ。

たしかあの国に御しやすい馬鹿な人間がいたな。フフフフ・・・

存分に使え。殺して成り代わらせるもいい、手段は択ばなくてよい。

人の国を落とすのは内部から崩壊させるのが一番滑稽だ」


「御意に!」


ギガンブ国(邪神教団の国。破壊神ロキを信仰)神殿の一室で

 

「吾らが神、ロキ様復活の為の生贄が足らぬ、濃厚な魔力を持ったモノを集めよ」

「異教徒を殲滅せよ」

「破壊の種を災いの種を北の森へ」・・・・



その頃、カティ―はいよいよ旅立つ日を迎えていた。


「準備はもう充分かな・・・」 

綺麗に片付けられた自分の部屋を見ていた。

準備にあたっては、アイテムボックスをフル活用した。

これまで美味しいものがあると必ずアイテムボックスに入れてきた。  

アイテムボックスは時間を止めておく事ができたので温かい食べ物もそのままに腐らずに保存できる優れものだ。

ただ、このスキルを持つ事で命を狙われかねないので隠すのが大変なくらいがデメリット。

後は全てメリットしかない。

この無限ボックスで快適な旅ができるだろう。


実は宿屋の心配もいらない。

小さなログハウスを作ってもらい格納しておいた。

宿は気分転換や人目を気にする場合に泊まるくらいになるだろう。街中ではログハウスを勝手におけないしね。

ログハウスにはベッドもあるし家具もそのまま固定している。

何と言っても拘っておいたのはバスタブ・・・これ実は、自分の部屋でも何度か使ってみた。ww

 最高ーーーでした。 風呂はいいよー↑


ログハウスの設置は土魔法で地盤を均して置くだけという処もとんでもない便利さだ。

旅にあたっては、手ぶらでは怪しまれそうなので、大きめのリュックも用意した。

一応これを担いで移動をしようと思う。

(鍛えるのにもいいかと)


「さて、裏口からそっと出ていこう・・・・みんなごめんね」

見送ってもらうのが嫌だったから手紙を書いて置いてきた。(ガウェン師匠的な作戦です)

手紙と一緒に開発した魔導アイテムも置いてきた。

俺も持っている、この小さなスティックがそう。


名付けて 「便利な棒」  ・・・


この魔導アイテム「便利な棒」は連絡網に使おうと開発したものだ。

簡単に言うと携帯電話魔導バージョンだ!


魔法の根源である魔素にも周波数がある事が判りそのまま応用してみた。

また魔素は空気中だと漂うだけだが、地中だと伝達していくことが判った。

地中には魔素だまりが出来ているためだ。

これを利用して作った念話の魔導伝達電話が「便利な棒」だ!


この小さな「便利な棒」にはそれぞれ渡した個人を登録した。本人しか使えない仕様である。

「便利な棒」を手に持って交信したい相手を思い浮かべると受信側が察知できる。

相手も会話したいと思うと念話ができる仕組みだ。

どこまでの距離が話せるかわかってないけど、今回はそれも試したいと思っていた。

スイフト兄さんは直ぐに販売を考えそうだけどね。


さあ出発だ!  


あれっ?!・・・・・


なんで・・・


裏口から出ると・・・


マクラス父さん

「カティ旅立つのだろう、これは俺からだ」 

 剣だった。かなりの良い物に見える。

ネイル母さん

「カティ、これを持っていてね」

髪留めだった、、母さんも同じものをつけていた。

(母さん息子に送るものじゃないかも・・・

 母さんらしいな)

「カティ兄さま・・・魔導アイテムも、

 もう見ていました。毎日連絡くださいね」 

 あれっ イロイロばれている。

アイシャ・・・ アイシャは泣きながらそっと俺の肩と首横から手を回し口づけしてきた。 

「バカ・・」

ロック

「手紙はもう見たぞ。置くタイミング早すぎだ。後、凄い魔導具だがネーミングが問題だ!」

ミッポリ

「カティちゃん・・・ 」

ミッポリさんは涙をいっぱいためてた。


俺はみんなと別れの言葉ではなく

「いってきます」の言葉を交わし


笑いながら手を振りその場を後にした。


みんな・・・ありがとう



閑話休題



よし。ここから飛ばすぞ、訓練も兼ねて!


そうだ今の俺のステータス

__________________

 名前 カティ ドゥー スターバル

 称号  スータバル商会の次男。

     転生者。 幻のかわいいこ

 種別  人

 性別  男 

 職業  剣士

 年齢  12歳

 レベル 55

 HP   1198 

 MP   5005 

 攻撃力 750

 防御力 598 

 魔力  5342 

 俊敏力 389

 幸運力 145

 知力  375

スキル: 鑑定15 火12 土11 風13 水5

     無10 回復魔法6

     New 人語10 (人の言葉全て) 

     宮廷作法9

     索敵10   

     剣術12 槍術5 隠蔽11   

     New身体強化10 (腕力強化と 脚力強化が統一)

ユニークスキル  ハーティー5

ギフト: 創造  アイテムボックス

加護:  武神の加護10 運命神の加護10

     魔精神の加護中2

     創造神の加護7

 __________________


いろいろスキルが進化しています。

人語:人の言葉がすべてわかる・・・

ものすごく便利だけど、進んだ翻訳機イメージで語学の深さは全く入ってきません。

身体強化は統合され進化したスキル。

全体が大きく上がったイメージでした。


学院までの旅も、このスキルに、さらに風魔法を付与する事で高速走行し2日か3日で着かないかと思っている。


ただ、町の周辺ばかりにいた俺は、この世界の初めて見る他の景色に感動してしまった。

綺麗な川や山も何所もが日本にいた時より澄んでいて魅力的だった。

何もかも新鮮だった!

満喫しながら、国境の街を目指していた。


街道を移動する途中にいたのは商人の馬車たち、御者の人はすごい勢いで抜き去っていく子供に声を出して驚いていた。

「ウワァアアアアアアア なんだよあれ!」


俺としては、ゆっくり景色見ながらの移動だったけどベスクトワをでて2時間、もう辺境の街クレアに着いた。


クレアの街は国内側には城壁がなく、国境沿いだけに城壁が続いていた。

街として活気は着くと直ぐに分かった。

はじめて見る獣人、エルフかなり刺激的でオレは暫らく呆けて見てた。


そうだ今日はこのままタスムクヤ国に入る予定だ。

急がないと。

万が一入国できなかった場合ルート変更のリスクも出てくる。

街の中を歩くと、チラチラとオレの方を見る人はいたが思ったよりは目立っていないようだ。

黒髪が本当にいないからね・・・


所々に出店屋台があり賑わっていた。


串焼きだ。この世界に来て初めて見るな、これは食べておこう。

「おじさん 2本ください」

「味付けはどっちにする?」よくわからず適当に選んだ。

黄色いタレが掛っていた。

少し舐めてみるとピリッとした後に甘みがある。美味い!

店の主人

「嬢ちゃん、そのタレは、はじめてかい。クレコの実をつぶしたものだ。まだ嬢ちゃんには早いがエールとよく合って最高だぜ!」

カティ

「すごく美味しいです」

にっこり笑ってその場を後にする。やはりここでも・・・


因みに肉は焦げ目も美味しそうに見えたのだが、かなり固い肉、臭みもあって2本頼んだのは失敗だった。 肉の臭みとって―――!


国境の門は2重になっており、出国は荷物チェックをしているようだった。

旅人や冒険者と商人は別の門になっており荷物の量に合わせた課税があるようだ。

検問兵

「出国目的とギルドカードか出国許可証はあるか?」

カティ

「学院に入学試験を受けに行きます。これです」 

ギルドカードを渡した。

検問兵

「お嬢ちゃん、その歳でギルドカード持ちか、しかもC RANK ・・・凄いな何かの間違いか?

 まぁ問題はなさそうだな。気をつけていくのだぞ、間違ってもダンカスの森側には近づかないように。出国許可する。次!」

カティ

「はいわかりました。気を付けます」

心配してくれたのかな。その森を抜ける予定だけど言えない。

しかし・・・ギルドカードが女性のまま通る事には抵抗感がまだある。

出国検問からは手で通るよう促され、前に進むと今度は入国の検問場だ。


結構厳重だな。

狭い通り口に検問の人が2人、水晶が置かれていた。

タスムクヤ国検問管

「水晶に触れてください。我が国は全ての人種を受け入れています。貴女は犯罪履歴がありますか?

 あなたの入国目的は?滞在はどれくらいですか?」

うそ発見器みたいなものかな?水晶をジッと見ながら質問を繰り返してきた。


国を渡る通過目的とわかり入国税銀貨2枚をはらい入国できた。

後から聞いたらギルドカードを見せたら入国税は要らなかったらしいw


どうするかな。ダンカスの森に入るのは明日にして、今日は情報収集するかな。

街中だし宿に泊まろう 

検問管に聞いてみた「あのーお薦めの宿や教えていただけます」


教えてもらった宿は直ぐ近くにあった。

郷土料理がおいしいとのことだった。 (旅の醍醐味だよね)


宿に泊まり、早速ビッカンボの郷土料理を食べてみる事にした。

「すいません。ここの名物料理ってありますか?」

「クレコの実で煮込んだ、ワイルドボアの煮込みだね。後は少し高めだけどレッドブルのステーキだね」

「じゃあ ステーキください」

かなり大きめのステーキは辛めの味がする砕いた実が散りばめてあり美味しかった。


ファー―――! 満足満足!


さて、落ち着いたし情報収集に行きますか! 


お読みいただいた方、本当にありがとうございます。

少しでも面白かった。続を読みたい。こう思っていただけたらブックマークや評価いただけると嬉しいです。

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