怒りのロック
こんにちはハーティーです。
デオスって駄目すぎます。ご主人様への態度・・・私もすごく怒ってます。
しかし、ガウェンさんて何者なのでしょうか?今回の話で分かるようです。
--- 怒りのロック -----
ガウェンさんは、魔の森から帰る途中に一撃でのしたデオスを肩に担いでいる。
ガウェンさんの体格が良すぎて、干物でも担いでるみたいに見える。
ギルドに戻る途中、南門の所にロックさんがいた。
いつもの厳つい顔が、さらに数倍怖さが増して見える。
(なにか怒っているのかな)
他のギルド職員も数人伴っているようだった。
ロック副ギルド長
「あいつめーーー!」
大きい声が響いている。
ロックさんがこちらに気づいたようだ。
ロック
「ガ、、ガウェン隊長・・・お疲れ様です」
た、、、隊長?
ガウェン
「隊長と言うな!今はお忍びで来ている。それより、ちょっと話があるのだが忙しそうだな」
ロック
「恥ずかしい話、ギルド職員の不正が発覚しまして。それで南門に来たところでした・・・・
えっ、ガウェンさん肩に担いでるそいつは・・・」
ガウェン
「こいつか。あまりにも態度が悪いし、酒を飲んで絡んでいたのだ。
こんなかわいいカティの胸ぐらつかみやがって・・・」
ロックが驚いたように口をパクパクしている。
ロック「ガウェンたい、、、ガウェンさん取敢えず一緒にギルドにお願いします」
ギルドに到着すると思わぬことが起こっていた。
フリケンが冒険者を辞めたらしい。
ギルドカードを自主返却し街を出るそうだ。
直接の原因は、お漏らしらしい。・・・(俺じゃん)
フリケンは、普段からかなり素行が悪かったようで、嫌われていた所に連続で恥さらしの事件を起こした。
これに加え上級の冒険者を敵に回したらしく居づらくなったらしい。
なんでも幻のかわいい子に手を出したことが怒りを買ったようだ。
(それも俺が関与してる様な・・・)
特に問題になったのが、ノービスの冒険者から金銭やアイテムを巻き上げていたらしい。
また要求を断った冒険者にかなりの暴行を加えていたようだ。
ここまでして奴隷落ちとかの検討もなく街からの追放だけとなったのは、その全貌をすべて自白し深く反省した事。
自白により首謀者としてギルド職員が絡んでいたことが発覚したことによる。
ロックさんの先導のもと連れてこられた部屋は、ギルド内にある尋問室だった。
途中でミッポリさんも合流していた。
ミッポリさん
「カティちゃん元気だった?全然来てくれないじゃない」
ハグ+何故か手もつないでいる。
尋問室を見回した後ガウェンが口を開いた。
ガウェン
「ロック。どういう事だ?」
部屋の中で、ガウェンさんは無造作にデオスをおろした。
ミッポリさんが俺から離れたと思ったら、
いきなり戦闘モードの表情に!
ミッポリさん
「起きろー!ゴミが―――!!」
いきなりデオスに腹蹴りを入れた。
続いてその下にも蹴り。
ドスゥ ドスゥ!
(こえーーーよ ミッポリさん)
デオス「 ぎゃひん 」
デオスはさすがに目が覚めたようだった。
すかさずギルド職員がデオスを縛り上げた。
ロック
「デオス。どういうことかわかるか? 」
デオス
「酷いですよ。俺、南門の近くで態度が悪そうな筋肉男に殴られたんです」
ガウェンさんの眉がピクリと動いた。
ロック
「今からお前を尋問する。この判定魔石の使用許可も出ている。この費用はお前の所持品や財産を売り払って充てるからな」
カティ (判定魔石?)
ハーティー『回 判定魔石は嘘かを正確に判断する魔石です。嘘であれば赤く光ります。一度使用すると一定時間経過後砕け散るので費用が掛かるため使用許可がいるようです。判定魔石は賢者ローインが生み出した魔道具で、数も限られており高騰化しています。
ご主人様・・・・もっと私を呼んでください。最近出番がなく心折れかけています』
ハッ、、ハーティ・・・ごめん。
ロック
「デオス、お前から話さねばならない事があるだろう。フリケンが洗いざらいお前との半年ほどの付き合いを自白したぞ。金銭やアイテム等の流れについても裏が取れた」
デオスの顔がみるみる青ざめていくのがわかった。
ロック
「先ずはここにいるカティの件。
俺の指示が嫌でカティに絡んでここに二度と姿を見せないようにしろとフリケンに指示したよな。
さらに抵抗するなら殺して構わないと言って襲撃も命じたな。
間違いないな」
デオス
「おれは、、、俺はそんなことを言ってない」
ロックが持っている判定石が強く赤く光った。
デオス
「ひっ」
ミッポリ
「おまっ!」
声を発したと同時にデオスに強い蹴りを数発入れていた。ヒールだしめっちゃ痛いはずだ。
ドスッドスッドスゥ!グリグリッ。
バキィバキィドスッ。
「ギャーーーグェーーー」
ロック
「フリケンに指示し、新人冒険者から金品を巻き上げ、その半分かすめていたらしいな。
しかも揉めた時はお前自身が介入しギルド章剥奪すると脅していた。間違いないか?」
デオス
「はじめはそんなつもりはなく・・・出来心だったんです」
思ったよりカスどころか、屑だった。
認めちゃったね。
それからは全貌をペラペラ話だしデオスは連行されていった。
閑話休題
部屋を応接間に移し、これからの事を話しすることとなった。
ロック
「ガウェン隊長申し訳ないです。ご迷惑をおかけしました。」
ガウェン
「隊長と言うな!お前、相手を信じ過ぎるところがあるからな。
でも今回のありゃねーな。あんな論外はさすがに見抜け」
話によるとガウェンはドナルデン王国の第三騎士団の隊長であることが判った。今は調査の仕事をしているようだ。その調査は魔族に関しているらしいが、それ以上は何も判らなかった。
ガウェン
「ロックがカティを知っていたのなら早い、
カティを弟子にする。お前の弟弟子だ。」
えっ、ロックさんはガウェンさんの弟子なの、それで終始・・・ロックさんの様子がいつもと違う理由がわかった。
ガウェン
「ギルドの受付の開始からしばらくの間、一番奥にある練習場を使わせてくれ。そこでカティを鍛える」
ロック
「一番奥の練習場ってトラップ練習場ですか?」
ガウェンが頷く
「そうだ。最高難易度にして鍛える」
ちょっと不安になった。
ロックさんも固まっているし、ミッポリさんが心配そうにこっち見てる。
一体一番奥の練習場では何が待っているんだろう。・・・
・・・
しばらく考えた後
ロック
「それが一番いいかもしれませんね。
よろしくお願いします」
ミッポリ
「じゃあ私が毎日カティちゃんを迎えに行くわ」
手を握って、心配そうな顔で見つめてる。
今回は短めの話でした。
お読みいただいた方、本当にありがとうございます。
ここまでたどり着いた方に感謝の言葉しかありません。
少しでも面白かった。 続を読みたい。 こう思っていただけたらブックマークや評価いただけると嬉しいです。
筆者は語学については皆無に等しく、ご意見により少しでも育っていければと、不快を与えないでいければ幸いです。
ご意見をいただければ、少しでも面白いと感じていただけるように、提供できるように尽力する所存です。
引き続きよろしくお願いいたします。




