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地図

残りのメンバーもログインしてきたので、昨日の成果と【レギオンガルド島】への要望について相談する。


【試練の塔】の報酬に関して、素材関連は共有倉庫に入れておいた。【兵器】の部品素材はアヴァンが早速持っていったけどな。あと不朽の武器に関しては後ほどガットに加工してもらう予定なので各自で持ったままだ。


そうそう、【真なる武具】についても伝えておいた。武器を使いこんでいけば【魂】が宿るらしいからな。なるべく同じ武器を長い時間使い続けることをおススメしておいた。・・・とはいっても、この中で武器をとっかえひっかえするのって俺くらいなんだけどな。


【転生】に関しては・・・まあ、個人的なステップアップなのであまり他のメンバーには関係ないのだが、【眷属】の【転生】に関しては素材が大量に必要になるので確認は早めに行っておいた方が良いと薦めておいた。あとは各自の判断におまかせである。


ただし、カイザーの【転生】素材に関してはまったく情報が無い事と、カイザーが【転生】すればクランメンバー全員にメリットがある事を考慮して、各自無理の無い範囲で情報収集を行うことに決まった。


また、俺の【リヴァイヴスキル:転身】に関しては皆、興味津々のようだが・・・まだ、種族を選定できていないのでお披露目はもうちょっと待って欲しい。・・・だから皆、その何かを訴えかけるような目は止めるんだ。別に種族が同じになったからってなにかあるわけじゃないだろう?


最後に【レギオンガルド島】への要望に関しては、皆にも目を通してもらい、良いと思った要望に関しては好きに対応してもらって構わないことと、外部の人間を常駐させるような要望の場合は俺に確認を取ってもらうことを伝え、全員から了承を貰うことはできた。


地図に関しては俺が作ることになったのであっさりじっくりばっさりざっくり作ることにしよう。


ちょいさーっ!!


・・・はい、できましたー。こんな感じで。


挿絵(By みてみん)


中央山・・・一般プレイヤー侵入禁止エリア。見る分にはOK! 桜、綺麗だよね。

花畑エリア・・・世界中の花々が咲き乱れ、多種のチョウチョが舞い踊る。ミツバチ注意!

湖エリア・・・川や湖に様々な魚類たちが生息中、釣りも可!

森林エリア・・・森の動物たちがいるよ。それだけ、ホントそれだけだから!

平原エリア・・・各クランに用がある方はここ。小動物たちもいるよ!

海エリア・・・様々な海の動物たちと戯れることができるよ。泳いでもOK!


「・・・ホントに簡単な地図ね」


「主観が入りまくりですが・・・逆にわかりやすいかもしれませんね」


「お花もチョウチョもとっても綺麗なのです!」


「森林エリアのこれは・・・フリなのだ?」


「釣り道具とか用意しておいた方が良いかもしれませんね」


「それなら動物たちにあげる餌なんかも売って欲しいっす!」


・・・皆の言うとおり突っ込みどころ満載なのは自分でもわかってるから。徐々に改善していくって。まずはこれで。


では早速設置を・・・どこにどう設置しようか?


まあ、島内の各【転移装置(ポータル)】のそばに看板風に設置すれば良いか。プレイヤーがまず来る場所だし、確実に目に入るだろう。あとは【インフォガルド】と【アイゼンガルド】の各ホームにでも設置しておけば問題ないだろう。


せっかくだから、俺自ら直接現地に行って設置してこようか。できるだけ目立つように、かつ人の邪魔にならない場所に設置したいしな。


ついでにラングとガットにも会って、昨日のことを話してこようか。・・・会えるかな? 今忙しいみたいだし・・・まあ、行ってみればわかるか。あ、みんなは解散して良いからね。


というわけでさっそく・・・レッツらゴー!!(古典的表現)


===移動===>【レギオンガルド島】各所


設置中・・・設置中・・・


「お、おい! あれって・・・」ざわざわ

「やっぱりここに来ると会えるんだ・・・」ざわざわ

「でも昨日は・・・」ざわざわ


設置中・・・設置中・・・


「おー、モノホン初めて見た・・・」ざわざわ

「動画より男前ね・・・」ざわざわ

「他のメンバーはいないのか?・・・」ざわざわ


設置中・・・設置中・・・


「キャー! この猫ちゃんかわいいー!」モフモフ

「何言ってんの! この犬ちゃんのモフモフこそ最強よ!」モフモフ

「キャハハハ! 猫ちゃんも犬ちゃんもかわいいー!!」モフモフ


設置中・・・以下略。


===移動===>【アークガルド】クランホーム


「ただいま」


「おかえりなさいなのです」


俺を出迎えてくれたのはアーニャと俺たちの【眷属】だけだった。他のみんなは思い思いに散ったらしい。


それはそれとして・・・思いっきり注目されていたな。バトルトーナメント優勝者という肩書きは伊達ではなかったようだ。話しかけられる前に逃げてきたけどな(笑)。


しかし、平原エリアでは・・・俺より犬猫たちの方が人気だったな。ある意味で狙い通りだったのだが、ほんのちょっぴり寂しかったような気がしないでもない。・・・あと、ククリがいたような気がしたけど気のせいだろう、うん。


それにしても【インフォガルド】も【アイゼンガルド】もすごい人気だったな。


外から見ただけでホームの中が一杯なのがわかった。あんな状態じゃあ、いくら関係者とは言っても割って入ることはできん。横入り客と謗りを受けそうだ。


なので二人に会うのは断念せざるを得なかった。


まあ、あの二人には後でメールでも送っておけば大丈夫だろう。


こっちはこっちで自分たちのことをしないとな。


「アーニャが残っててくれたのは丁度良い。・・・例の()()は出来てるか?」


「はい、勿論なのです! アテナさんとアルマさんにも渡しておいたのです!!」


そう言ったアーニャから俺は例のブツを受け取る。


クックック、これさえあれば・・・


・・・例のブツって何かって?


秘策だよ。


【転生】して種族レベルが1まで下がった俺たちが効率よくレベリングする為の、とっておきの秘策。


(*・ω・)*_ _)ペコリ


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