表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
412/797

最後の激突

【真姿解元】とやらで真の姿を現し、【双神刀ブライ】を構えるカオス。


精霊憑鎧アーマー・ポゼッション】により強化された【王鎧アウルドギア】を着て、【豪剣アディオン】を構える俺。


「行くぞ! カオス!!」


「・・・来い!!」


大剣と大刀を構える俺とカオスは・・・


「【韋駄天の俊走アークヘブン・アクセル】!!!」


「【冥獄の(ユベル・)獣は疾く駆ける(レンツァ・フェリル)】」


同時に超加速に入る。


ガキィン!!


ぶつかり合う【豪剣アディオン】と【双神刀ブライ】。


「・・・まさか今の状態の俺に追いついてくるとはな」


「俺はほっとしたがな」


どうやら今の俺はカオスのスピードとほぼ互角のようだ。・・・正直、これでも駄目だったら終わりだったからまずはほっとした。


とはいえ、俺が優勢になったというわけではない。


それに問題はまだある。


【双神刀ブライ】には斬った相手の力を無効化する。現にあれに斬りつけられたことで【精霊憑依(レイ・ポゼッション)】は無効化された。


ならば今の俺・・・いや、【王鎧アウルドギア】が斬りつけられれば当然、【精霊憑鎧アーマー・ポゼッション】が解けるだろう。


つまり俺はカオスの攻撃を・・・【双神刀ブライ】を一太刀でも受けることはできないということだ。


「【ミーティアルスラッシュ】!!」


「【白冥連斬】」


ガキガキガキガキーンッ!!


ぶつかり合う大剣と大刀。


だがカオスの大刀は二本、スピードが互角なら数で勝るカオスの方が有利だ。


だが、【精霊憑鎧アーマー・ポゼッション】にはステータスアップに有利な点がある。


「【閃槍アーディボルグ】!【エクステンドスピア】!!」


俺は【豪剣アディオン】を右手に持ち替え、左手に【閃槍アーディボルグ】を取り出して高速突きを繰り出す。


精霊憑依(レイ・ポゼッション)】は【剣術】スキルを使い放題になるが、【剣術】以外には効果がない。


精霊憑剣セイバー・ポゼッション】は【豪剣アディオン】を【王剣アウルディオン】へと強化するが、それも【王剣アウルディオン】という武器にのみ効果がある。


しかし、【精霊憑鎧アーマー・ポゼッション】だけは違う。俺のステータスを上げる効果はあるが武器は関係なく使うことができる。しかもステータスアップのおかげで今までよりも威力かなり上がっている。


これならカオスにも対抗できる。問題は消費するBPと・・・


ピシッ!


「・・・!?」


【閃槍アーディボルグ】にヒビが! 破壊不能効果があるはずなのに・・・


「破壊できないはずの【閃槍アーディボルグ】まで!?」


「【双神刀ブライ】は破壊不能効果も無効化する」


くそっ! 予想はしていたが・・・【閃槍アーディボルグ】は破壊不能効果を抜いても結構な性能の武器のはずなのに・・・カオスの【双神刀ブライ】にはかなわないのか。


今の俺たちのステータスにもついていけていない。このままじゃあ【閃槍アーディボルグ】も遠からず・・・


・・・一撃だ。


武器とBPとMPが尽きる前に・・・【精霊憑鎧アーマー・ポゼッション】が解ける前に・・・なんとかカオスに一撃を。


「【冥獄の(ユベル・)獣は力強く打つ(ガンレイ・フェルガ)】」


「!?【力天の強豪(アーク・ブレイズ)】!!」


くそっ! ただでさえ消費が厳しいのにさらにスキルを使ってくるとは・・・


「【白冥斬破】」


「グッ!?」


バキィィィン!!


【閃槍アーディボルグ】が・・・砕けた!!


「【霊刀ムラクモ】!【一刀・剛破斬】!!」


俺はすぐに【霊刀ムラクモ】を取り出し、刀を振るう。


まずいな・・・【双神刀ブライ】に対抗できる武器なんていくつもない。


まさしくジリ貧だ。


こうなったら・・・一か八かだ!・・・いつもそうじゃないかって? 細かいことは気にしてはいけない。


「【白冥煉獄斬】」


カオスの奴が大きく大刀を振りかぶり、振り下ろしてくる。


ここだ!


「【マキシマムスラッシュ】!【一刀・剛破斬】!!」


まずは【豪剣アディオン】で【双神刀ブライ】の二本の大刀の内、一本を弾く。


もう一本は【霊刀ムラクモ】で弾く・・・が


バキィィィン!!


【霊刀ムラクモ】が真っ二つに!? それでもなおカオスの大刀が俺にせまる。


・・・だがそれは予想済みだ!


俺は右手にもっていた【豪剣アディオン】を手放し・・・


「【戦闘神スサノオの加護】よ! 神刀を打ち砕け!!」


「!?」


俺の右手に宿った【戦闘神スサノオ】の力。それは触れた対象を破壊する力。


その力が宿った右手で振り下ろされてきた大刀をぶん殴る。


バキィィィン!!


カオスの大刀が・・・砕けた。


だが、俺の攻撃をここで終わらせるつもりはない。


俺は壊された【霊刀ムラクモ】を【妖刀オロチ】に持ち替え、再度カオスに斬りかかる。


「・・・!」


しかし、カオスの奴は自分の大刀が破壊されたことは気にも留めず、弾かれたもう一本の大刀で俺の【妖刀オロチ】の攻撃を防いだ。


だが、それもフェイク!!


俺はすぐさま手放し、地面に突き刺さっていた【豪剣アディオン】を拾いなおす。


「【マキシマムスラッシュ】!!」


そしてがら空きになったカオスの胴にめがけて斬りつける。


だが・・・


「【冥獄の(ユベル・)獣は堅牢に弾く(ブライグ・アイゼス)】」


ガキンッ!!


「・・・な!?」


しかし、【豪剣アディオン】は・・・カオスの体を斬り裂くことはなかった。


異形と化したカオスの体・・・いや、皮膚で止められた!?


これはまさか・・・


「・・・防御スキルだ。【ブラストキック】」


「ぐあっ!?」


【豪剣アディオン】を振りかぶって無謀になったところで今度は俺が反撃を受けた。


腹に強力な蹴りを食らい、吹っ飛ばされた。


バキバキッ!!


【王鎧アウルドギア】にヒビまで・・・!?


『だう!?』


鎧と一体化しているアウルからも悲鳴・・・いや、俺を心配する声が聞こえてくる。


すまない、アウル・・・だが、まだだ! まだ負けていない!!


だから、頼むアウル!!


『・・・だう!!』


鎧を通してアウルの力強い声が聞こえてくる。


俺はそれに応えるべくすぐに体勢を整えカオスへと向かっていく。


「・・・まだあがくか」


「諦めが悪いんだよ!俺は!!」


どれだけ武器が壊されようと・・・気力が、魔力が尽きようとHPが0にならない限り俺は戦い抜く!!


「【帝釈天の勇撃アークガイゼル・ストラッシュ】!!」


これで終わらせる!!


作者のやる気とテンションを上げる為に


是非、評価をポチっとお願いします。


m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 加護で神刀を砕くまで持っていける点
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ