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組み合わせ

舞台上に勢ぞろいした16人の精鋭たち。


「・・・こうしてみると圧巻ね」


「・・・そうですね」


いつの間にか隣に来ていたアテナとアルマが話しかけてきた。


・・・確かにな。どいつもこいつもキャラが濃すぎる。


「ハッハッハ! とうとう決着をつける時が来たなアルクよ!!」


そこにやってきたのは・・・ベルバアルだった。


「・・・」


俺は無言で親指を立て、そのまま首を切る動作をした。


「ゴートゥーヘル」


「えぇぇ!!」


その動作を見てショックを受けたような顔をするベルバアル。・・・なんでコイツはこんなにメンタルが弱いのか。


「えっと・・・僕、何かしましたでしょうか?」


急に腰が低くなったベルバアル。・・・誰だ、こいつが次世代の魔王って言ったのは。


「俺たちの妹分を倒してくれただろうが」


「仲良くは出来ないわよね」


「当然です」


俺のみならずアテナ、アルマからも敵意を持った目で見られ、ベルバアルは涙目だ。


「まったく・・・何をやってるんですの、ベルバアル」


とそこに現れたのはベルバアルと同じく【ディアボロス】のメンバー、レシトリーだった。


「レシトリーか・・・お前も勝ち残っていたのか」


異常に肌が白い【吸血鬼】の美女だが・・・ベルバアルと仲間である以上、敵認定である。そのレシトリーは・・・苦笑気味である。


「・・・本当はワタクシ以外も・・・欲を言えば【ディアボロス】のメンバー全員で最終戦まで残りたかったのですが・・・さすがに厳しかったようですの」


あー、皆そろって最後まで残りたいというのは、皆思うことだろうな。アシュラも残れなかったし・・・世の中そこまで甘くない。


「ほら、ベルバアル。ワタクシ達だってレヴェーネを倒されたでしょう? 仇を取るのではなかったの?」


「・・・ハッ! そうだった! アルクよ!! 我が同胞、レヴェーネの仇は取らせてもらおう!!」


・・・ちっ! 気が付きやがった・・・どちらにせよ俺たちは相いれない仲、と言うわけか。


「・・・フフフ、楽しそうだね」


「皆さん、元気ですね~」


と、そこにさらに入ってきたのは【双星騎士団】のラーサーとシャンテだった。


「よう、二人とも。緊急クエスト以来だな」


さわやか笑顔のラーサーとほんわか笑顔のシャンテだ。・・・決戦前のはずなんだがなぁ・・・なんでこんなに和やかなのか?


「仲間を倒されたっていうのなら、僕たちもそうなんだよね」


「そうねぇ・・・私たちのクランのメンバーもアルクさんに倒されちゃったしねぇ・・・」


・・・そういえば予選の時に・・・全然和やかじゃなかったでござる。


「つまり・・・仲間たちの分まで負けられないってことか」


「「そういうこと」」


ベルバアルとラーサーが口をそろえて言い放った。・・・案外気が合うんじゃないだろうか、この二人。


「あ、あのっ!!」


「ん?」


そこで大きな声で話しかけられた。


「確か・・・【モンスターイズライフ】のミーシャだったよな?」


そこにいたのはあどけなさが残る可愛らしい女の子だった。見た目的には・・・アーニャより少し年上の中学生くらいか。


「はい! お会いできて光栄です! アルクさん、アテナさん、アルマさん!!」


「え? 私も?」


「私もですか?」


あー、そういえばラングの奴から【モンスターイズライフ】のメンバーが俺たちに会いたいって言ってたとかなんとか・・・


「あー、よろしく?」


なんか有名人と会ったかのように目をキラキラさせているミーシャ・・そこまでか?


「はい! うちのメンバーの中には【アークガルド】の皆さんの【眷属】を目撃してモンスターの可愛さに目覚めたプレイヤーも多いのです!!」


と、言うことらしい。確かに【幼体】のアーテルたちは愛らしい見た目だがな。・・・よそのクランのプレイヤーたちを魅了するとは、さすがうちの子たち!


「そうか・・・トーナメントが終わったら【モンスターイズライフ】の牧場にも遊びに行く予定だから・・・そんときはよろしく頼む」


「おおー! その時は是非に!! アーニャ様にもよろしくお願いします!!」


嬉しそうなミーシャ・・・ん? アーニャ・・・()


・・・深くは聞かないことにしよう。


「ハッハッハ! 皆、仲が良さそうで感心感心!!」


さらにそこにテンション高く現れたのは・・・


「・・・確か【GGGヒーローズ】のマックス・・・だっけ?」


「いかにも! 僕が【GGGヒーローズ】のリーダー! マックスだ!!」


ヒーローコスの男がでっかい声で挨拶してくれた。さわやかイケメンでハキハキ元気も良い。見た感じ好青年という感じだが・・・俺の苦手なタイプな気がする。


「・・・やれやれ、相変わらず口うるさいですわね」


「む? 貴様は!!」


マックスに悪態ついたのは・・・


「皆様、ごきげんよう。【アマゾネスプリンセス】のリーダー、エルザリートです」


優雅にドレスをなびかせながら挨拶してきた美女。・・・なのだが、どこか自分にも他人にも厳しそうな印象を与える。


そんな彼女は俺・・・というか野郎どもを無視してアテナたち女性陣だけを見ている・・・気がする。


「・・・貴様は相変わらずだな。エルザリート」


「・・・気やすく話し掛けないでもらえますか? 貴方と話すことは何もありません」


・・・そして何やら口喧嘩を始めるマックスとエルザリート。


なんだ? 仲が悪いのか、この二人?


「仲が悪いというか・・・ライバル同士なのだよ、あの二人は」


「なるほど・・・うおわっ!?」


いつの間にかそばに来ていたガチマッチョ!


「おっと失礼! 私が【クラッシュヘブン】のリーダー、ヘブンだ!!」


マッスルポーズを決めながら挨拶してくるヘブン。・・・なるほど、確かに暑苦しいな。


「あー・・・よろしく」


出来ればあんまりよろしくするのは遠慮したい気もするが・・・


「ハッハッハ、よろしく頼むよ! 良い試合をしよう!!」


バシバシ背中をたたかれる。・・・結構痛いんだが?


と言うかなんでどいつもこいつも俺んところに集まってくる?


・・・いや、全員ではないか。


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


少し離れた所で黙ってつっ立ってる男だち・・・ヴァラット、ボレアス、カゲロウ、フィリップ・・・そしてカオス。5人とも寡黙キャラらしい。・・・自由か、お前ら。


『さあ、皆様の親睦が深まったところで試合の組み合わせを決めたいと思います!!』


親睦・・・深まったか?


『試合に関してですが・・・AグループとBグループに分かれて二試合ずつ試合を行います!!』


『それぞれのグループで勝ち残った最後の一人が決勝戦で戦うというわけですねぇ~』


『試合の組み合わせは公平に皆さんでクジを引いてもらいます』


そういって運営室の室長さんが・・・クジの入った箱を持って俺たちの前までやってきた。


・・・なんか地味だな。


順番にクジを引いていき、決まった組み合わせはコチラ!!


Aグループ

第一試合:アルク vs ヴァラット

第二試合:ミーシャ vs シャンテ

第三試合:マックス vs ボレアス

第四試合:アテナ vs ラーサー


Bグループ

第一試合:アルマ vs エルザリート

第二試合:ベルバアル vs カゲロウ

第三試合:ヘブン vs フィリップ

第四試合:レシトリー vs カオス


こうして最終戦の組み合わせが決まったのである。


・・・ってまた俺がトップバッター!?


作者のやる気とテンションを上げる為に


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[気になる点] いつの間にか無双騎士団なんてものが生まれとるw
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