表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーク・ライズ 地平線から昇る太陽を夢見て  作者: 仲仁へび
第四幕 輝きを放つ世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
78/82

第78話 終焉の原因



 目覚めたアーシェによって分かったのは、この世界が壁によって押しつぶされつつある原因だ。


 それは遠い昔に起こった戦争が原因だった。


 世界中を巻き込む戦争が、人々の不安の心に火を付け、音魔法の素養のある人間が無意識の内に世界の終焉をイメージ、具現化させてしまったんだという。


 一度具現化されてしまったイメージは、形になり人々に認識される。するとそれがさらに強固な終焉のイメージを人々に植え付けてしまう。


 そうして、終焉のイメージが強化され続けるという負のスパイラルが完成したのだ。


「ですから、そのスパイラルを断つために、人々にこの事を説明し、希望をみせるのが良いんです」

「要するに、皆を元気づけろって事か? えらく簡単な事なんだな」

「そう思いますよね。でも、それが何よりも難しい。頑張れって励まされても、人の感じ方はそれぞれです。親しくない人に軽はずみに言われても、元気の出ない人もいるのではないでしょうか」

「そっか。確かにそうだよな」


 俺は自分が困っていた時の事を思い浮かべる。

 スズネ達がいなくなった後の事だ。

 相談したのは、クオンだった。あれは友人のクオンだったから、立ち直れたのだ。

 他の人間に安っぽい言葉で励まされても、立ち直れる自信がなかった。


「だから、説明の最後にこの世界全員が希望を持てるように、音魔法で具現化を行います」

「それって? 何をするつもりなんだ?」

「オルタさんなら、分かると思いますよ。太陽です。この暗く沈んだ世界の空に、人工の太陽を浮かべるんです」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ