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アーク・ライズ 地平線から昇る太陽を夢見て  作者: 仲仁へび
第四幕 輝きを放つ世界

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75/82

第75話 光明との戦いに向けて



 翌日、点灯よりも早い時間に起床した俺達は、光明の本部へ向かう事になった。


 人目を忍びつつだから、時間をかける事になったが、フィー達の情報があったおかげで、大分道をショートカットする事が出来た。


 そして、俺達が最初にこの時代で目覚めた建物の前まで辿り着いた。


 俺はあらためて自分の意思を口にしてみた。


「アーシェを絶対に取り戻す。そして、この世界に生きてる皆を今度こそ正しい方法で救うんだ」


 するとみんなが各々に続け始めたので、すこしてれくさくなった。


 こういうのって、自分一人で完結させるつもりだったのが、そうじゃなくなると木っ端図かしいよな。


 キャロが、そんな俺の背中を叩いていう。


「頑張りましょう。きっと今度は大丈夫。皆一緒だから」


 クオンが微笑みながら、言葉を続けた。


「微力ながらお手伝いさせていただきます。あなた方は私の大事な友人ですから」


 スズネは、元気に力こぶをつくる。


「気合い入れていきましょう!!」


 ユキタカは、ちょっと照れくさそうだった。


「世話になった兄ちゃんたちの世界だからな」







 互いに最後の手順を確認して、行動に映る。


 フィー達は囮役として、建物の真正面から暴れてもらう。


 その間、コスモスとクオン、俺とキャロは裏口から中に入る事になった。


 打ち合わせの後、フィーが話しかけてくる。


「僕はオルタさんたちを信用しています。何が何でも、彼女達を助けてあげてくださいね」

「お前たちとこう何度も背中を任せ合う事になるなんてな。何があるか分からねぇよな。生きてみると」

「人生とはそういうものらしいですよ」

「お前って、本当にときどき子供なのか疑わしくなる発言するよな」


 たわいない会話を交わして、緊張をほぐした。


 視線をあわせて、頷き、互いの持ち場へと離れる。


 この世界の運命を左右する戦いが幕を開けようとしていた。



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