表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーク・ライズ 地平線から昇る太陽を夢見て  作者: 仲仁へび
第四幕 輝きを放つ世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
70/82

第70話 キャロ奪還



 援護をクオンに任せて、俺は前に進む事だけを考える。


 操られているキャロを助けなければ。


 あいつはもう、たった一人だって知ってる人間を傷つけたくはないはずだから。


「うぉぉぉぉっ!」


 容赦なく降り注ぐ、魔法の雨の中を走る。


 いくつかがかすめて言ったけど、それにも構わない。


 そんな俺を見かねてか、


「チェーン・ガードナー!」


 クオンの魔法の効果で、防御の力が底上げされる。


 一人で戦う事もできて、味方の支援も出来るなんて、俺の我儘につきあわせるだけじゃ申し訳ない。


 早くみんなの援護に向かわせなければ。


 立ちふさがる者達に心の中で謝りながら、気絶させていく。


「a――――」

「どけぇぇぇ!」


 この人達も犠牲者なんだから、できるだけ死なせずに倒したい。


 もう誰かが死んで悲しい思いをするのは、こりごりだ。


 けれど、また増援がやってきた。


 ひょっとして、まだ下の階に待機している奴がいるのか?


 立ちふさがったのは操られた人間達。


 悪いと思いつつも、そいつらへ突っ込んでく。


 ガンモードで炎の弾をばらまいて、煙で詠唱を無力化していった。


「くそっ」


 だが、数が多すぎる。

 あっという間に取り囲まれてしまった。

 そこに。


「やぁぁぁ!」

「うおりゃっ!」

「行ってくださいオルタさん!」

「頑張れよな、兄ちゃん!」


 小さな援軍がきて、道を切り開いてくれた。


「お前ら。ったく、年上の威厳もあったもんじゃねーな」


 守ってやってるつもりだったけど、予想以上に成長が早いな。


 彼女達はもう、守られるだけの存在ではないのだ。


「キャロ、今いくぜ!」


 俺は、敵の集団をつっきってキャロの懐へ接近。

 ソードガンの剣の腹をたたきつけた。


 気絶したキャロが倒れそうになったので、抱きとめる。


「こんな粗っぽいやり方でごめんな」 


 短い間だったかもしれないけれど、操られていたから何も感じていないのかもしれないけれど、一人にしてしまった罪悪感が湧いてくる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ