表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーク・ライズ 地平線から昇る太陽を夢見て  作者: 仲仁へび
第二部 未だ幸福だった日々

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
29/82

第29話 任務前



 決行当日


 拠点にしている場所から一週間。


 それだけの距離の位置に任務をこなす大地があった。


「あそこ、人っていないんだよな」

「あたりまえでしょ。職の影響を受けてるんだから」

「なら、気兼ねなく行動できるからいいけど」


 組織の仲間達と共にやってきた場所から、遠くにある町を双眼鏡で眺める。


 付与魔法というものが開発されたおかげで、双眼鏡を使用する者に身体能力が上がっている。だから、寂れた様子がよく分かった。


……道具に魔法を付与して、人に影響を及ぼすって地味にすごいよな。


 どうやってやってるのかさっぱりわからないが。


「ボロボロだな、どこも」

「放棄されて長いらしいわよ」

「それにしたって、寂れすぎと思うけど」

「喰がなかったら動物とか、ならず者とか植物とかがお世話になってることもあるけど、それすら無理だもの」

「そっか」


 人がいなくなった町が廃れるのは早い。

 今は人類にあだなす蝕が住みついているから、なおさらだろう。


 死にゆく町の姿を見つめていると、アース切断の準備が整ったようだ。


 マリオンのおっさんが肩を回しながら声をかけていっている。


「作戦開始だてめーら、きばっていけよ。油断すんな」


 その言葉を合図に、キャロと同じように人工声帯を持った者達が、歌い始めた。


 今回はそれだけではなく、別の者達も力添えをしている。

 楽聖と呼ばれる人達だ。

 特殊な素材を使用して作った楽器を奏でる人達がいる。


 彼らの旋律は、人工声帯をもっているキャロン達のような攻撃魔法を使う事はできないが、多くの人の潜在意識に語りかける力を持っている。


 彼らは楽器を奏でながら、人工声帯で魔法を使っている人達の力をブーストしているのだ。


 控えている楽聖隊の中にはクオンの姿もある。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ