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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
「崔浩先生」名将編

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448/846

謝玄1  孝行息子の清談力

獻武公 謝玄《しゃげん》 全7編

 既出:武帝5、簡文28、苻堅4、謝安8

    謝安12、謝安23、謝安28

    謝安34、謝安37、謝安45

    謝安59、謝安61



謝奕《しゃえき》の喪中の時の話である。


息子の謝玄の元に、支遁《しとん》が訪問した。

そこで謝玄と夕方まで清談を交し、

その後、辞去。


帰る道すがら、支遁さんの様子を見て、

話しかける人がいた。


「支遁様、どちらから

 お戻りになられたのですか?」


すると支遁は答える。


「今日は謝氏の孝行息子殿と

 思いがけず激しい清談を交せてな。


 その帰途についておると言う訳よ」




謝車騎在安西艱中,林道人往就語,將夕乃退。有人道上見者,問云:「公何處來?」答云:「今日與謝孝劇談一出來。」


謝車騎の安西の艱中に在れるに、林道人は往きて語に就き、將に夕に乃ち退かんとす。人の道上にて見る者有り、問うて云えらく:「公は何處より來たらんか?」と。答えて云えらく:「今日、謝の孝なると劇しく談し、一なるに出で來たる。」


(文學41)




これ相当支遁さんとしても満足のいく清談が交せた、ってことですよね。劉惔《りゅうたん》謝安《しゃあん》レベルじゃない、とこそ言われているものの、支遁さんもやはりこの時代のトップ清談ランナーの一人。そんなひとを、あからさまに上機嫌にさせるだけの清談キメた、ってことになりますね。


謝玄さんちょっと文武両道過ぎやろ……。

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