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14.5、後悔は後から必ずやってくる

 ある日同級生に告白された。彼は決してクラスの中で目立っている方ではないけれど部活が一緒で彼のことは良く知っている。

 とても心の優しい男の子。皆に流され易くて、面倒臭がる所もあるけれど人一倍努力するし困ってる友達がいれば手助けをする。

 あぁこの人は人を支えられる事が出来る人なんだ、最初はそんな印象しかなかった。

 告白された時はびっくりした、なんで弓道しか出来ないこんな私を?

 彼の告白をよく考えずにすぐに返事を返してしまった事を今は後悔している。

 実は言うと彼には特に好きという感情は無い。クラスメイトで部活仲間という間柄としか思っていなかったし、そもそも私を好きだったなんて知らなかった。

 はるちゃんに聞いた時は気付いてないのは和恵だけと言われからかわれたり。

 返事を返した数日間彼とは運悪く中々話す機会も無くギスギスしていたけど夏休みに入ってキャンプに行くことになりそのメンバーに彼も居た。

 集合した時の彼の驚いた顔が今でも忘れられない。打ち合わせの席では彼が目の前に座っていて中々目を合わせてくれなくて何だか胸がもやっとした。

 当日コテージに着くとお隣に彼の家族であり有名な美人姉妹が泊まっていて底には彼の親友朝倉くんも居た。何でかな?

 渓流にダイブしたり釣りをしたり最後にはBBQもして楽しかったなぁ。

 本当に彼と姉妹は仲が良いんだな、私は弟がいるけど思春期なのかあんまり話してくれないから羨ましかったりもする。

 途中好きな人はいないのか?なんて話になって私が最初に見たのは彼だった何で彼を見たのかは分から無いしこの時は何だか頭がふわふわしててあんまり細かい事は覚えていない。確か終始ニコニコしてたって事しか・・・


 はるちゃんとお風呂に入ったんだけどなんか挙動不審になってて同じところを何回も洗ってて様子がおかしかったな。

 次の日の朝、朝食を取った後はるちゃんと彼が外に行くのが見えた、2人で何処か行くのかな?胸のもやもやは前よりも増えていっている気がした。


 今度はお祭りに誘われてはるちゃんと彼とで行った。

 人混みの波に押されて浴衣がはだけてしまっていて彼が壁になって隠してくれた、本当優しいな。

 人に押され倒れそうになった時も助けてもらったし私の腰に彼の手が当たっていてとても恥ずかしかったな。

 今度ははるちゃんとはぐれてしまって私もはぐれそうになった時彼が手を握ってくれて人混みから連れ出してくれた、彼はしばらく手を繋いでいることに気付いいなくてその事を話すと慌てて離した。

 そして彼ははぐれないように服を掴んでてと言うので私はそれに従い服を掴む。

 はたから見たらカップルに見えるんじゃないか、そんな気がする。

 物凄く心臓が鳴るのが早かった、まじまじと見たことが無かったけれど彼の背中はとても男らしくて大きかった。告白されてなかったらここまで彼を見る機会も無かったと思う。


 はるちゃんを見つけた時は男性2人に無理やり連れてかれる所だった、彼はすぐに動いてはるちゃんを助けた。


「彼女ですけど。文句ありますか?」

 もやっ

 まただ、またこの感じだ。助けるための嘘だとわかっていても心がもやもやする最近何かがおかしい、彼を自然と目で追っているし他の女の子と仲良くしているとイラついている自分がいる。

 ああ私好きになっちゃたんだ。このもやもやの原因が分かった。

 でも私は今更告白出来るはずもない。なぜなら私は彼を既に振ってしまっているのだから。でももしこの感情を抑えられなくて彼もまた付き合っている人が居なかったなら彼にこの想いを伝えよう。

田口さんの番外編を挟ませて頂きました。

ではよしなに

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