ぶっとばされて
「いててて・・・本気でぶっ飛ばすとか・・」
と自分が先ほどまでいた空間ではなく草の上に倒れていることに気づき周りを見渡す
はるか北には、空を突き刺すような山脈が見渡す限り続き。
南には、どこまでも広がる海。
周囲は木々で囲まれている。
「どこ・・・?」
ちょっと説明もなしに飛ばされるとは・・
やはりBBAは禁・・・・
ビシャーーーーン
「ぎゃぁぁあ」
『おい』
『聞こえるかの?』
「いや・・いきなり雷落とさなくても・・」
『おぬしが悪い』
「・・・・・」
『まぁよいわ、わしもつい飛ばしてしまったことだしの』
「つい?」
『うむ』
「飛ばした?」
『うむ』
「初めからここに転移予定では?」
『ないの。そんなとこからスタートしたら死ぬしの』
「は?しぬ?」
『うむ、割とすぐに』
「しぬ?」
『うむ』
「うむじゃねぇぇぇぇええええ!!
死ぬの?しかも割とすぐに!異世界転移してすぐに?!」
『すまぬの・・・わびとして安全地帯をそれっと』
ボワァン
と目の前に大きな煙が立ち込める
徐々に晴れていくとそこには
小さな石造りの家があった。
「これあれ・・ヨーロッパでよく見る感じの家かな」
『周りには結界かけといたし、そこの井戸の水は多少のケガなら直せるようにしておいたぞ。』
「おおお!飲み水としても?」
『もちろんじゃ!食料はしばらくは倉庫においてある箱に向かって思い浮かべた食べ物が出るようになっておるのじゃ』
異世界版セーフハウスである。これこそお約束通りのやつである。
『それに家の中にある本にはいろいろと役に立つ知識を入れといたので参考にするといいのじゃ』
「おお!おばぁちゃんの知恵袋!」
びしゃぁぁぁん
「すみません・・つい」
『おぬしもこりぬな・・・』
「そういえばこれなんだ?頭の中に声がひびくんですけど」
『美少女女神っぽいじゃろ?』
「まぁ・・・もっとわか・・かりやすく・・えええと」
『わか?なんじゃ?何かわかりにくかったかの?』
「いえもう大丈夫です・・」
これ要するに心の中もばれてる?
『もちろんじゃよ』
「ですよね~」
『まぁ家の近くには弱めのモンスターしか出んので徐々に鍛えながら遠くにいくといいのじゃないかな?』
「いや・・ここまでしてもらってあれですけど、飛ばしなおしたりしてくれてもいいかな~?とか・・ハハハ」
『めんどい』
「は?割とすぐ死ぬって・・」
『めんどい、がんばれ!』
「はい・・」
『じゃあの』
「あ、はい・・」
とりあえず今日は寝よう・・なんか疲れたし。
いや倉庫の箱から思ったものが出てくるって言ってたな?
試してみるかな
家の左手に倉庫があったので入るとそこには電子レンジ
みたいな箱が一つ置いてあった・・・
これ倉庫の意味なくね・・・なんで無駄にひろくしてんだ?
『気分の問題じゃな』
「うわぁ!まだいたの・・・」
びしゃぁん
「家の中でも雷落とせんのかよ・・」
『女神じゃからな」
「いやさっきじゃあのって」
『油断して面白いことしないかなともってな』
「この・・」
『なんじゃ?』
「いえ・・それでこの箱はええと」
『触れて考えると上から落ちてくるぞ』
「なるほど!じゃぁ」
いい加減腹減ったけどあんまり重たいものって気分じゃないしなぁ
軽く梅茶漬けと焼き魚でいいかな
梅茶漬けと焼き魚でろ~~
じゃばぁぁぁぁ
ぼとっっ
「あっっっちぃぃぃぃ!!」
思い浮かべた食べ物が頭の上から降ってきた。
「ちょ・・落ちてくるってそこから?!器は?いやこれはこの中にでるんじゃないの?!」
『あははは・・・ひぃ・・・おぬし・・どっきり仕掛けがいがあるなww』
「おおおおいいい!!今どっきりって!どっきりって言いましたね!」
『ひぃ~~腹が・・く・・くrしいwww』
「いやもうちゃんと箱の中に出るようにしてくださいよ!器にも入れてください!」
『そ・・ひぃw・・そうじゃなw毎回これでは死んでしまうなw』
「そうですよ!ほんとに」
『わしが・・・笑いすぎでw』
「いやあんたが死ぬのかよ!」
マジでひどい目にあった・・しかし出てきた料理はこれ・・
めちゃくちゃうまいな!
まじであの神様は・・・なんだろ・・いやこれ変なこと思うとまた雷きそうだな・・
『ちっ』
あぶねぇ・・・・
思っていたより戦闘や冒険までが長くてすいません。
次回当たり戦闘回を。




