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太陽の子供たち ~宇宙に進出した地球人の物語~  作者: さうざん
【高校生編】銃声が守りたかったもの
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新たな秩序

新章、突入です!

国連宇宙機構は、それを作り上げたチームゼロの手によって解体された。慰霊祭が終わってすぐのことであった。

そして新組織 League of Solor System by Earth、地球による太陽系連盟(通称:地球・太陽系連盟/LSSE)がその日のうちに創設され、全職員と全設備がLSSEレッセに移籍した。


これにより、国連を越えた新たな体制が誕生したのである。




まずは戦術局。従来の戦術部にあたる、軍事・防衛関係をつかさどる部局だ。そして実質太陽系防衛軍でもある。


戦術局戦術第1課。別名は太陽系防衛軍総司令部、あるいは太陽系防衛軍第1軍司令部である。太陽系防衛軍の最高司令部であると同時に、防衛軍の主力である機動部隊、第1軍の管理運用も任されていた。


戦術局戦術第2課。別名は太陽系防衛軍第2軍司令部である。第2軍は地球防衛に特化した部隊であり、地球圏の防衛や警備にあたっていた。またテラポルトスの警備なども行っている。


戦術局戦術第3課。別名は太陽系防衛軍第3軍司令部である。そして第3軍は、辺境担当の部隊であった。その傘下には辺境の自警団などもおり、比較的自由に行動できた。


平時はただの防衛軍の管理運用を任されるただの行政機関に過ぎないが、非常時は防衛軍の軍籍保持者を従える強権を持っていた。


ちなみに軍籍とは、軍人としての教育と訓練課程を修了したLSSE職員のことである。彼らは普段はただの行政機関の職員であるが、非常時は軍人として行動する。逆に訓練を受けていない職員は文籍と呼ばれた。つまり文民、民間人としての扱いを受けるということである。

現在は軍籍保持者が圧倒的大多数を占めているが、いずれは文籍保持者を増やす予定であった。




続いて戦略局。従来の戦略部にあたる部局であり、政治レベルでの長期的な計画を立て、対応するLSSE、そして太陽系のマネージャーである。


戦略局第1課。ここは外交を担当する部署である。鉄の星ヒルタや緑の星リンネルーアとの外交にかんしてを受け持っていた。


戦略局第2課。ここは内政、つまり地球を担当していた。依然地球には200近い国が存在する。それらの政府との調整が主な仕事である。


戦略局第3課。別名、宇宙移民自治政府領事部。ここは主に辺境を含む移民星に関する仕事を担当していた。当然宇宙移民自治政府から派遣された職員も多い。




続いて技術局。従来の技術部のことである。


技術局第1課。ここは異星との技術の交換を行う最前線の研究室であった。


技術局第2課。ここには地球のあらゆる技術が集まっていた。それらの保存と研究を続ける研究室である。


技術局第3課。ここは太陽系の技術を扱う研究室であった。主に地上だけでなく、宇宙空間で使う技術も含まれている。


とはいえ、研究内容の交換は活発に行われており、分かれているという印象はない。




続いて情報局。従来の情報部にあたる、情報の保存や解析を担当する部署だ。


情報局第1課は、鉄の星ヒルタや緑の星リンネルーアを含む全宇宙の情報が対象であった。


情報局第2課は、地球の情報が対象である。主に各国の情報を集めていた。


情報局第3課は、太陽系全体、辺境などの移民星の情報を対象としていた。


そして情報局と技術局、主計局は、合同でメインコンピューターYURIKAシステムと、それに繋がるメインデータバンクの管理運用も行っていた。それを行う部署は「コンピューター管理課」と呼ばれ、独自に行動していた。しかし実際は情報局に近かった。





続いて、主計局。従来の主計部にあたり、備品や補給、予算の管理を行っている。


主計局主計第1課は、鉄の星ヒルタ、緑の星リンネルーアを含む全宇宙に関わる予算や補給を担当していた。


主計局主計第2課は、地球上に関わる予算や補給が仕事である。


主計局主計第3課は、辺境を含む太陽系全体が対象であった。


また、テラポルトスの備品や人事を担当する「本部管理課」が存在した。実質は主計第2課が兼任していたようだ。




続いて、建設局。テラポルトス本部施設をはじめ、あらゆる建築物が対象である。建築の基準や認可、時に設計や建設も担当する部署だ。


建設局建設第1課は、鉄の星ヒルタ、緑の星リンネルーアを含む全宇宙の担当だった。


建設局建設第2課。ここは地球上の建物が対象だ。またテラポルトスの管理もここで行われている。


建設局建設第3課。ここは辺境を含む太陽系全体を任されている部署である。




それから、航海局。交通や航海を担当する部局である。航空管制や航路の開発、宇宙船の管理運用も担当していた。


航海局航海第1課。ここは「宇宙の裂け目」や「藍色の宇宙」を含む全宇宙の担当であった。


航海局航海第2課。ここは地球上が対象である。テラポルトスの宇宙港の管理もここが担当していた。


航海局航海第3課は、太陽系全体の航空管制や航路の管理が主な仕事だ。ワープウェイの管理もここが担当することになった。




最後は、医務局である。従来の医務部にあたり、人々の健康に関する業務を行っていた。職員のほとんどは医療関係者である。


医務局医務第1課。宇宙の裂け目の先、鉄の星ヒルタや緑の星リンネルーアを含む全宇宙の人々が対象であり、異なる星の人々が健康に交流するべく業務に励んでいた。


医務局医務第2課。ここは地球上の地球人が対象である。技術は向上したとはいえ、いまだに不治の病もあるし、感染症などはまだ大きな問題であった。


医務局医務第3課では、太陽系全体の人々が対象であった。特に宇宙移民の健康管理は重要な課題であった。




この主な8局が太陽系全体の業務を担当することになった。よって太陽系の代表機関は、地球の国連から、LSSEに移ったのである。


重要事項は、この8局の局長による局長会議、LSSE加盟星によるLSSE総会、により決定されることになった。ただし国連の人類宇宙委員会はそれに対し、提言することができた。


LSSE総会は、加盟「星」の会議であるとされたが、地球上にもまだ大勢の人が住んでいることから、地球上の国も票を持つことができた。しかし宇宙移民の立場は大幅に向上していた。


また、宇宙移民たちの自治権が大幅に拡大された。それぞれの移民星やスペースコロニーで、自治政府が誕生した。そしてそれらを取りまとめるのが、宇宙移民自治政府である。全移民団の自治政府の代表が集まった議会を持つのが、宇宙移民自治政府であった。また宇宙移民自治政府が持つ防衛軍として、太陽系防衛軍第3軍が創設された。


太陽系の秩序は大きく変わった。






文字が多くなってしまいましたね。

これからチームゼロの面々も登場させます。

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