【登場人物まとめ】
登場人物が思ったより増えてしまったので、まとめてみました。
だれがいつどこで死んだとか、著しくネタバレをしている箇所があるので、少なくとも高校生編を読み切っていない方は、気を付けてください。
≪地球人≫
地球で生まれた種族で、現在は太陽系に移住した者のほか、ヒルタやリンネルーアに派遣されている者もいる。赤い血を持ち、多種多様な文化と人種、国家を持つが、現在は「地球による太陽系連盟(LSSE)」の元、新たな体制下でまとまろうとしている。天の川銀河の中では一番人口が多いが、急激な宇宙進出に社会が追いついておらず、未来をめぐって模索が続いている。
【チームゼロ】
太陽系辺境防衛防錆戦争の生き残りで、チームジパングら国連宇宙防衛軍の大人からその後の地球の再興を任された日本人たちの高校生たち。宇宙保安隊日本人訓練生第1班および国連宇宙防衛軍特別青年地球防衛隊時代から、零号機という特殊な操縦の戦闘機をあやつるパイロットであることから「チームゼロ」と呼ばれている。現在は日本の大学生でもある。
●ウエキセンカ(地球/日本)
この物語の主人公。ゼロのパイロットでチームゼロの戦略担当。チームゼロの中では一番若い3月生まれ。戦闘時のパートナーはハシモトショウタ。ヒルタ人やリンネルーア人と最初に接触した「ファーストコンタクト」の3人でもある。現在はLSSE戦略局戦略第1課長および太陽系防衛軍第1軍戦略長。また戦艦ベガの運用責任者でもある。
●ハシモトショウタ(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの戦術担当。チームゼロの中では一番年上の4月生まれで、チームゼロのリーダーでもある。戦闘時のパートナーはウエキセンカ。現在はLSSE戦術局戦術第1課長および太陽系防衛軍最高司令官および第1軍司令官。戦艦アルタイルの運用責任者でもある。
●ツツイコウスケ(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの技術担当。ショウタの次に年上で、サブリーダー的役割を担うことが多い。戦闘時のパートナーはシイナリンカ。メイルを火星で最初に救助したときのメンバーでもある。現在はLSSE技術局技術第1課長および太陽系防衛軍第1軍副司令官。
●シイナリンカ(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの情報担当。両親はLSSEの中枢を担うコンピューター「YURIKAシステム」の開発者で、リンカも開発や運用に関わっている。戦闘時のパートナーはツツイコウスケ。現在はLSSE情報局情報第1課長および太陽系防衛軍第1軍情報長。またYURIKAシステム運用責任者でもある。
●ニイムラトウキ(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの航海担当。戦闘時のパートナーはオオノハルカ。現在はLSSE航海局航海第1課長および太陽系防衛軍第1軍航海長。
●オオノハルカ(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの医務担当。戦闘時のパートナーはニイムラトウキ。現在はLSSE医務局医務第1課長および太陽系防衛軍第1軍医務長。
●ニシオカタケル(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの建設担当。戦闘時のパートナーはスギヤマスズナ。現在はLSSE建設局建設第1課長および太陽系防衛軍第1軍建設長。テラポルトス開発や本部施設改修の責任者でもある。
●スギヤマスズナ(地球/日本)
ゼロのパイロットでチームゼロの主計担当。戦闘時のパートナーはニシオカタケル。現在はLSSE主計局主計第1課長および太陽系防衛軍第1軍主計長。戦艦デネブの運用責任者でもある。
●アサヒユウキ(地球/日本→移民星アス)
移民星アスの自警団のゼロパイロットでアス移民団団長の長男。戦闘時はクラモトカズマと組むことが多い。現在は宇宙移民自治政府戦略委員長およびLSSE戦略局戦略第3課長および太陽系防衛軍第3軍副司令官。
●クラモトカズマ(地球/日本→移民星アス)
移民星アスの自警団のゼロパイロット。父はアス移民団副団長。戦闘時はアサヒユウキと組むことが多い。現在は太陽系防衛軍第3軍最高司令官およびLSSE戦術局戦術第3課長。戦艦シリウスの運用責任者でもある。
●アサヒミノリ(地球/日本→移民星アス)
アサヒユウキの妹。現在は日本で高校に通いながら、プロセルピナシティの太陽系防衛軍第3軍士官学校の通信課程に在学中。
●クラモトミズキ(地球/日本→移民星アス)
クラモトカズマの妹。現在は日本で高校に通いながら、プロセルピナシティの太陽系防衛軍第3軍士官学校の通信課程に在学中。
●レーシャ・コーサチュ(移民星キノスラ→地球/ウクライナ)
移民星キノスラで救助された宇宙生まれの幼児。両親はウクライナ出身。アルビノで白い肌と髪を持つ。現在はウクライナ政府に引き取られて育てられている。
●パトリック・シャーリー(移民星キノスラ→地球/カナダ)
移民星キノスラで救助された宇宙生まれの幼児。両親はカナダ出身。赤い髪を持つ。現在はカナダ政府により、養父母の下で育てられている。
【チームジパング】
アメリカが同盟国日本に頼まれて、CIAで訓練を受けさせた日本人のスパイ。アメリカからも日本からもある程度独立した存在として裏社会で活躍し、世界の平和を守ってきた。急激な宇宙開発により国連宇宙保安隊が設立したときにその実力を買われて参加し、エースとして活躍する。戦艦オリオンの幹部として、また国連宇宙防衛軍の幹部としてポイオーティアに派遣され、K作戦により命を落とした。
●タカハシハヤト(地球/日本)
スパイ時代のコードネームはトニイで由来はハヤト兄から。伝説のスパイであり、チームジパングのまとめ役。戦艦オリオンの艦長であり、実質国連宇宙防衛軍の若き最高司令官でもあった。
●コダマソウジ(地球/日本)
スパイ時代のコードネームはダブだが、本人も由来を覚えていない。トニイの幼馴染で伝説のスパイの片割れであり、高い技術力を持つチームジパングの頭脳。戦艦オリオンの副長と技術長であった。
●サイトウブンタ(地球/日本)
スパイ時代のコードネームは本名そのままのブンタ。トニイの幼馴染だが、ブンタだけはCIAで一般のエージェントとして活動していた時期がある。医務、航海、主計、建設、機関など戦艦オリオンのあらゆる部分を管理する船務長を務めた。かつて零号機のテストパイロットだったことがあり、戦闘機の操縦は誰よりも上手だった。
●キドアヤカ(地球/日本)
スパイ時代のコードネームはキッド。トニイの妹のスプの幼馴染。伝説の女スパイであり、男顔負けの戦闘術で前線を駆け回っていた。戦艦オリオンでは戦術長を務める。
●トダメグミ(地球/日本)
スパイ時代のコードネームはトメグ。トニイの妹のスプの幼馴染。伝説の女スパイであり、女の武器を最大限に使った変装術ではだれにも負けない。戦艦オリオンでは戦略長を務める。
●タカハシコハル(地球/日本)
スパイ時代のコードネームはスプ。由来はLittle Springから。トニイと互角で戦えるほどの優秀なスパイであり、誰からも愛される心優しい女性だった。零号機のテストパイロットだったが、事故により命を落とす。彼女の死によってゼロの開発は中止され、チームジパングに暗い影を落とした。
【戦艦オリオン】
人類が最初に手にした宇宙戦艦。辺境に現れた謎の機械群メカから宇宙移民の人々を守るために太陽系外縁部に向かうが、メカのあまりの強大さに太刀打ちできず、せめて辺境最大の順惑星である冥王星だけでも守るために、小惑星ポイオーティアで身を隠す日々が続く。最後はK作戦による捨て身の特攻で地球人がメカに勝利する道を開いた。
●テレーゼ・フェシカ(地球/ドイツ)
元ドイツのスパイで、戦艦オリオン航空隊隊長。エリーゼ・フェシカの双子の姉で容姿は瓜二つだが髪の色がやや濃い。愛機は1号機で、ディルク・バイルシュミット前航空隊隊長の恋人でもあった。K作戦により命を落とす。
●エリーゼ・フェシカ(地球/ドイツ)
元ドイツのスパイで、戦艦オリオン副戦略長。テレーゼ・フェシカの双子の妹で容姿は瓜二つだが髪の色が薄い。トメグの優秀な片腕であり、さまざまな作戦の立案に関わっていた。K作戦とA作戦、Z作戦の報告書を書き残し、戦艦オリオンと共に命を落とす。
●ディルク・バイルシュミット(地球/ドイツ)
元ドイツの軍人で、テレーゼ・フェシカが隊長になる前は戦艦オリオン航空隊隊長だった。優秀なパイロットだが、ポイオーティアでの戦闘中に恋人のテレーゼ・フェシカをかばって敵のミサイルにあたり、命を落とした。
●ミシェル・スノーヴァ(地球/アメリカ)
ロシア系アメリカ人でNSA出身の、戦艦オリオン情報長。H作戦を実施し、メカ側の作戦を解析することに成功したことが、K作戦とA作戦、Z作戦につながった。
●キム・ヨンミン(地球/北朝鮮→地球/韓国)
脱北した過去を持つ、小柄だが優秀な戦艦オリオン航空隊のパイロット。K作戦のさなかポイオーティアでメカの戦闘機と対峙し命を落とす。
●ジョージ・コープ(地球/南アメリカ)
戦艦オリオン航空隊のパイロット。ヨンミンと行動を共にしていることが多い。K作戦のさなかポイオーティアでの戦闘で命を落とす。
【特別青年地球防衛隊】
チームゼロと同じく、将来の保安隊員として訓練を受けていた世界中の少年少女たち。国ごとに班が構成され、それらをまとめる部隊がある構成となっている。辺境戦争の情勢悪化により、最低限の戦闘訓練を急いで終わらせてA作戦に参加することになるが、経験も練度もない少年少女たちは、訓練機を改造した1号機に乗り、ヤオとチームゼロを除いて全滅する。
●スーマー・ヤオ(地球/中国)
特別青年地球防衛隊のアジア部隊隊長および中国・台湾(中台)班班長。訓練生の中では一番の成績を誇る。烏龍茶が好き。大けがをしたもののA作戦を唯一生き残り、回復して以降は、かつての隊員の遺族を訪ねたり、自らの経験をまとめた「テラポルトスの子供たち」という本を書いたりして過ごしていた。現在はマカオを拠点にジャーナリストとして活動している。実は国連宇宙防衛軍としての軍籍がそのままになっている。ちなみに姓のスーマーは漢字で「司馬」と書く。
●レープレヒト・バルツァー(地球/ドイツ)
特別青年地球防衛隊のヨーロッパ部隊隊長およびドイツ・オーストリア班班長。コーヒーかファンタが好き。真面目な性格でわざと明るく振舞いがちだが、ヤオの信頼できる相棒であった。A作戦で命を落とす。
●ロバート・タヌイ(地球/ケニア)
特別青年地球防衛隊のアフリカ部隊隊長およびサブサハラ班班長。体力に恵まれた寡黙な努力の人。好きな飲み物はコーヒーか水。A作戦で命を落とす。
●マーク・ワシントン(地球/アメリカ)
特別青年地球防衛隊のアメリカ部隊隊長および北アメリカ班班長。アメリカ人らしい自信家である。またメキシコ人の血も引いているため、とにかく楽天的。好きな飲み物はコーラ。
●ジョン・ブラウエル(地球/ニュージーランド)
特別青年地球防衛隊のオセアニア部隊隊長およびニュージーランド班班長。幼い口調で確信をついてくる。飲み物は紅茶派。マオリの血も少し引き継いでいる。
●ウー・チュンミン(地球/台湾)
特別青年地球防衛隊のアジア部隊中台班に所属する女子パイロット。女子で最高の成績を収めている。研ぎ澄まされた刀を思わせるような、黒髪のクールな美少女。現状を理解しているヤオを信頼しており、ヤオをはじめ部隊長たちにも信頼されている。A作戦で命を落とした。「テラポルトスの子供たち」の主人公はチュンミンであると言われている。
【国連宇宙保安隊・国連宇宙防衛軍】
元は宇宙の警察として、宇宙空間で暮らす地球人の生活の安全を守るのが仕事であったが、辺境にメカが現れたことにより防衛軍に改変されることとなった。現在のLSSEや太陽系防衛軍、国連宇宙機構の母体となった。戦艦オリオンや特別青年地球防衛隊も国連宇宙防衛軍所属である。
●アンドレイ・イバーノフ(地球/ロシア)
零号機の開発に関わった技術者。コハルの事故以降も開発を続けていた。数少ない地球に残留した防衛軍関係者であり、チームゼロのために零号機の整備を続け、ゼロの安全装置の秘密を語った。戦後は要職にはつかず静かに暮らしているが、時々ゼロの様子を気にかけて連絡をしてくれる。
●メアリー・オブライエン(地球/アイルランド)
テラポルトスの受付業務をしていた女性。元は宇宙移民などを案内する業務を担っていたが、戦争の激化によりテラポルトスの人手が足りなくなり、オペレーターや人類宇宙委員会とのやりとりなど、様々な業務に関わることになる。戦後もテラポルトスに残っているが、本来の業務である受付に徹している。
【LSSE】
地球による太陽系連盟。戦後チームゼロが設立した国連宇宙機構を発展させたもの。異星との交流のために「地球人」としてまとまる必要が出てきたため、従来の政府や国連を超えた太陽系をまとめる体制が必要になり、すべての星が平等である体制としてLSSEが設立された。しかし依然として地球に多くの人と富が集まっているため、完全な平等になるまでの移行期間をとっている。本部は太平洋上のテラポルトスにおかれ、地球はニューヨークの国際連合、移民星は冥王星プロセルピナシティの宇宙移民自治政府がそれぞれ管轄している。
●バズ・ミサカ(地球/アメリカ)
日系人の血を引くアメリカの軍人。経験豊富であり、息子や孫ほど年の離れたショウタやカズマを見守りつつ、地球防衛の役割を果たす。現在はLSSE戦術局戦術第2課長および太陽系防衛軍第2軍司令官。
●ユリアン・ゲープハルト(地球/ドイツ)
ドイツ人の若者。大学で書いた論文がセンカの目に留まり、国連宇宙機構戦略部で働くことになり、そのままLSSE戦略局戦略第2課長となった。「保守派最後の砦」とも呼ばれているが、本人は新しい世界を求めている。ドイツ連邦軍や人類宇宙委員会など使えるコネはきちんと使う。エーヴ・スクウォドフスカと仲がいい。
●ベルンハルド・ルドベック(地球/スウェーデン)
寡黙だが優秀なスウェーデン人の技師。LSSE技術局技術第2課長を務めている。
●エーヴ・スクウォドフスカ(地球/ポーランド→木星プラント)
ポーランド人の父とフランス人の母のもとに生まれ、幼いころからワルシャワとパリを行き来して育った。研究のために木星プラントに移住したことで木星プラントの市民権も得る。現在はLSSE技術局技術第3課長および宇宙移民自治政府技術委員長。ユリアン・ゲープハルトと仲がいいが、ドイツ語は実は苦手。
●マイクロフト・アスキス(地球/イギリス)
貴族的な雰囲気をどこか漂わせるイギリス紳士。若手が多い課長の中では年上の方であり、チームゼロを静かに見守る。元MI6のスパイだったらしいが詳細は謎に包まれている。現在はLSSE情報局情報第2課長。
●スティーブ・プラウキ(地球/南アメリカ→火星)
南アメリカ出身で、かつてヨハン・モコエナと共に民間軍事会社に勤めていたこともある。研究と開発のために火星に渡り、そこで同じ南アメリカ出身の妻シャーリーズと結婚した。現在はLSSE情報局情報第3課長および宇宙移民自治政府情報委員長。妻のシャーリーズはヨハネスブルクの実家にしばらく帰省している。
●チャールズ・レスター(地球/アメリカ)
アメリカ出身の典型的なアメリカ人の若者。華々しい活躍を目指して国連宇宙機構に入ったが、スズナのスカウトによって主計部に回されてしまう。当初は裏方になることを嫌がっていたが、補給や備品の管理、予算、人事、運搬といった裏方の仕事の大切さに気付いていく。その才能を見こされ、現在はLSSE主計局主計第2課長になっている。
●アスカル・アイトマートフ(地球/カザフスタン)
カザフスタン出身の若者。太陽系防衛軍とLSSE戦略局に所属し、現在戦艦ベガの艦長を務めている。
●エンヴェル・二ヤーズィ(地球/中国)
中国のウイグル族出身の若者。太陽系防衛軍とLSSE戦略局に所属し、現在戦艦アルタイルの艦長を務めている。
●ベン・ハンドル(地球/イギリス)
LSSE戦略局戦略第2課所属。「太陽系の歌」制定のチームの選ばれる。
●ゲオルギィ・ハチャトゥリヤン(地球/アルメニア)
LSSE戦略局戦略第1課所属。「太陽系の歌」制定チームに選ばれる。
●モハメド・トゥーカーン(地球/イラク)
LSSE戦略局戦略第2課所属。「太陽系の歌」制定チームに選ばれる。
●ゼキ・エルソイ(地球/トルコ)
LSSE戦略局第3課所属および宇宙移民自治政府戦略委員会職員。「太陽系の歌」制定チームに選ばれる。
●ロバート・ウィア(地球/アメリカ)
LSSE戦略局戦略第1課所属。「太陽系の歌」制定チームに選ばれる。
●フェリアーノ・コンソロ(地球/イタリア)
LSSE戦略局戦略第1課所属。「太陽系の歌」制定チームに選ばれる。
【その他】
●ウエキカズヤ(地球/日本)
ウエキセンカの弟。かなり優秀だが、本人は宇宙に行く気もLSSEに就職する気もさらさらない。電車で旅するのが好き。
●ジョン・ウェブ(地球/アメリカ)
アメリカの若いジャーナリスト。LSSE態勢に至るまでの経緯を詳しく知ろうと、国連宇宙保安隊時代や国連宇宙防衛軍時代の資料を漁っており、何度か機密書類の閲覧を申し込んでいる。スーマー・ヤオの知り合いで、チームゼロが選ばれた経緯を調べるためにニューヨークの国連の書庫に向かう。
●キャシー・レイハントン(地球/アメリカ)
ニューヨークで暮らす、国連の書庫のスタッフ。「太陽系の民主主義を守る会」からヤオとジョンを匿う。
●シャルル・コルド(地球/フランス→天王星プラント)
辺境戦争後、メカへの復讐と宇宙移民の自治権を求めた、反テラポルトス運動家。辺境移民再建協会の代表をしていたアサヒユウキに巧みに近づき、彼の力を借りようとしたが失敗する。資金と仲間を集め、ヒルタポリスでの天の川憲章発布の際に「ファーストコンタクトの3人」を暗殺しようとするが、アサヒユウキによって阻まれた。その後ヒルタポリスの宇宙港で逮捕された。
●ゲオルギオス・ダイマス(地球/ギリシャ→火星)
火星の自警団の団長。かなり大規模な荒くれ者の集団をまとめあげる器の大きい人物。のちに自警団が火星師団として太陽系防衛軍第3軍に吸収され、第3軍火星師団長となる。チームゼロのことを昔から気にかけている。また、メイルを火星で救助したメンバーでもあり、メイルやレイアなど異星人のことも気にかけている。
【人類宇宙委員会】
宇宙開発が進んだ頃に国連の非公開組織として作られた組織。宇宙時代に人類がいかに生きるべきか討論し、方向性を報告してきた。メンバーは非公開だが、かなりの有力者や富豪が集まっているらしい。若者を訓練生として集めたり、チームゼロの出征を決めたりするなど、チームゼロの未来を変えた存在でもある。チームゼロがZ作戦に基づいて国連宇宙機構を設立させたり、辺境移民再建協会を立ち上げたり、M作戦で異星に向かうことを後押ししたりと、チームゼロの進める「新しい地球人の在り方」「新しい天の川銀河の在り方」には基本的に賛同しているようであり、チームゼロも人類宇宙委員会への報告書を適宜提出している。一方で、反テラポルトス運動や太陽系の民主主義を守る会に資金と仲間を与えたのも、人類宇宙委員会である可能性が、チームゼロ内ではたびたび指摘されている。
≪ヒルタ人≫
天の川銀河の惑星、鉄の星ヒルタに暮らす種族。青い血を持ち、青白い太陽の下で育った。技術大国で機械化が進み、人々は機械に囲まれた都市に住む。自然は少ない。惑星ヒルタは4つの衛星を従えており、かつてその衛星と本星の間で大きな内乱が起きていた。本星によって統一された現在でも、安全保障に強い関心を寄せる軍事大国でもある。無人で血を流さずに星を守れるヒルタ機械化軍構想の一環として作られた自動防衛装置の一部が暴走したことが、すべてのはじまりとなる。首都はヒルタポリス。
●メイル・ノトメイア(ヒルタ)
自動防衛装置(地球ではメカ、リンネルーアでは『敵』)の開発者エピメーテ・ノトメイア博士とその妻パンドールラ・ノトメイア博士の長女。幼いころからノトメイア研究所で過ごし、ヒルタ技術高等専門学校に通いながらヒルタ宇宙軍士官学校に通っていた。暴走したメカの捜索のために消息を絶った両親を追って自らも戦闘機ジュラーダに乗って宇宙に出るが、「藍色の宇宙」で嵐に巻き込まれ、火星に不時着したところをセンカたちに助けられた。「ファーストコンタクトの3人」の1人。現在は学校を卒業し、ノトメイア研究所所長代理およびヒルタ宇宙軍技術士官。
●スタワード・ノトメイア(ヒルタ)
メイルの弟。両親と姉を追って宇宙に飛び出すが、「藍色の宇宙」で遭難し、未知の宙域の惑星で生き延びていた。M作戦でヒルタを目指していた太陽系防衛軍第1軍連合艦隊に偶然助けられ、ヒルタに戻る。以後は姉と同じくヒルタ技術高等専門学校に通いながらヒルタ宇宙軍士官学校に通い、時々研究所を手伝っている。
●エピメーテ・ノトメイア(ヒルタ)
メイルとスタワードの父。優秀な開発者であり、ノトメイア研究所の所長。自動防衛装置を完成させるが、彼らが人の手を離れて暴走することを恐れていた。行方不明になった自動防衛装置が他の惑星の異星人を襲っているかもしれないという仮説を何年も前から唱えており、ついに調査のために妻と調査船に乗り込むが、行方不明となる。
●パンドールラ・ノトメイア(ヒルタ)
メイルとスタワードの母。夫と共に自動防衛装置の開発をしていた。共に調査船に乗り込み、行方不明となる。
●シャスタ・ヒュンベルガー(ヒルタ)
鉄の星ヒルタの首相。老狸であり、政敵を何人も蹴落として権力を独占している。一方で責任感は人一倍強く、チームゼロにとっては頼れる大人の1人でもある。
●クッブ・リトスタ(ヒルタ)
ヒルタ宇宙軍ゲート守備隊隊長。ヒルタ本星に一番近い宇宙の裂け目を守る責任者であり、太陽系防衛軍第1軍連合艦隊と最初に交信した。
●ヤーラ・オレット(ヒルタ)
ヒルタ宇宙軍戦艦ベルダーナ艦長。
●グレーゴール・フェルム(ヒルタ)
士官学校を卒業し、実地研修を済ませて、ヒルタ本星防衛艦隊の指揮官に就任したばかりの若いヒルタ宇宙軍士官。大抜擢ではあったが、若者を育てようと訓練も兼ねた新米艦隊であった。しかしメカ総旗艦によるヒルタ宇宙軍主力艦隊壊滅により、ヒュンベルガー首相らに推薦されて、ヒルタ宇宙軍最高司令官についてしまう。
≪リンネルーア人≫
天の川銀河の惑星、緑の星リンネルーアに住む種族。緑色の血を持ち、やや植物のような特徴がみられる。星自体は小さく、森と海が大部分を占め、独自の文化や技術が栄える。リンネルーア王家の元、平和な日々を送ってきた。王は最高の戦士(軍の最高司令官)を兼任する習慣がある。ある日謎の『敵』(逃げ出したヒルタの自動防衛装置)に衛星の基地が破壊され、さらに敵との戦いで王と王妃を失った。
●レイア・リンネルーア
ルヒート王とレイピア王妃の間に生まれた王女でリンネルーアの正当な王位継承者。幼いころに両親をメカとの戦いで失ってから、メカへの復讐に燃え、禁じられているメカへの攻撃を戦闘機スプレプトで何度も行っていた。そのさなか機体が故障し不時着してメカに襲われているところをメイルとセンカに助けられた。「ファーストコンタクト」の3人の1人。ヒルタや地球を訪問し、現在はリンネルーア軍最高司令官をリーヒ女王から引き継いでいる。
●リーヒ・リンネルーア
ルヒート王の妹でレイアの叔母。ルヒート王の死後、幼いレイアに代わって「代理の女王」として王位に就く。メカからの防衛や異星人との交流などを無事にやり遂げた優秀な女王であり、国民の信頼も厚い。レイピア王妃によく料理を教わっており、暇があるときはレイアにふるまっている。
●ルヒート・リンネルーア
レイアの父でリーヒ女王の先代。若く偉大な王だったが、謎の敵との戦いで命を落とす。
●レイピア・リンネルーア
レイアの母。最高の戦士の1人として謎の敵に立ち向かい、命を落とす。優しく料理の上手な女性だった。
●ホーリー・ボロウ伯爵
現ボロウ伯爵家当主。リーヒの幼馴染として共に駆け回って育ってきたが、予期せずリーヒが女王になったことを受け、自らも家臣としてリーヒとリンネルーア王宮を支えた。『表の宰相』の一族でもある。なお、リーヒやレイアとは食事を共にして軽い口調で会話をする仲。
●ヴィーア・サルフォルク伯爵
現サルフォルク伯爵家当主。学者であり、教育や技術面の仕事を一手に引き受けている。『語り継ぐ賢者』の一族。
●シルファー・サルフォルク
ヴィーアの息子で次期サルフォルク家当主。「凡人」と言われることも多いが、気になったことは丹念に調べ上げる性格をしている。ヘムルート・エルドーアの数少ない友人の1人。
●ランダルー・エルドーア伯爵
現エルドーア伯爵家当主。『影の盾』の一族。黒いうわさが絶えない。
●ヘムルート・エルドーア
ランダルーの息子で次期エルドーア家当主。様々な事情から表にはあまり出ずに育った。現在地球のテラポルトスに滞在中。
●シャリア・ドリザード
リンネルーア軍戦略長。戦艦シャハラザードレイアの片腕。
登場人物、こんなに多かったの気づいていませんでした。




