【設定資料】服装事情
国連宇宙保安隊・国連宇宙防衛軍
●通常戦闘服
つなぎタイプだが、手首と足首は露出しており、宇宙空間には対応していない。生地は丈夫でやや厚めだが体の線が出るほどぴったりとしている。色は薄い藍色の生地に濃い藍色のライン。左胸に、国連宇宙保安隊日本人訓練生第1班所属であることを表す、国連宇宙保安隊の紋章と、日本国旗のバッジがついていた。靴下と長靴タイプのブーツを履く。また、中にはTシャツやタンクトップ、短パンを着用しており、暑いときはつなぎの前を開けて対応することも可能。(実際にアルテミスケノンベースキャンプでは、チームゼロの子供たちがかなり着崩している様子が映像に記録されている。)
腰にベルトを着けており、ベルトに宇宙レーザー銃のホルスター、アーミーナイフのケース、こまごましたものを入れるポシェットをつけることが可能。
ヒューストンやテラポルトスでの地上訓練などでチームゼロが日常的に使用しており、後々国連宇宙防衛軍でもテラポルトス本部施設内や、戦艦オリオン艦内でも着用されていた。
●宇宙戦闘服
つなぎタイプで、手や足まですっぽり覆ったもの。胸元や背中などには宇宙空間で必要な装置がコンパクトにまとめられている。頭にはヘルメットを着用。着脱時はかなりごわごわしているが、着用後に手首の器具で体にフィットさせ、密閉性を高めることが可能。通常戦闘服の上に着用することが多い。宇宙空間に投げ出される可能性のある戦闘機パイロットなどが任務の際に着用していた。チームゼロが着用しているものは、濃い藍色の生地に、白いラインの入ったもの。スパッツを兼ねたブーツを履き、任務の内容によっては手袋をさらにはめたり、外付けの予備酸素ボンベを装着したりすることもできる。腰に宇宙レーザー銃のホルスターとアーミーナイフのケースがついており、こちらは取り外しができない。
安全性としては十分だが、長時間の宇宙空間での作業は危険なため、より大型の宇宙服を使用することも多い。
●訓練生正装
セーラー服のような襟のついたジャケット。濃い藍色に白いラインがついていた。簡易的なものであり、通常戦闘服の上から羽織る形で使われていた。着用していたのはチームゼロ、スーマー・ヤオら訓練生たちのみであり、国連宇宙防衛軍特別青年地球防衛隊でも使用された。なお、チームゼロは戦艦オリオンへ配属されたことをきっかけに、国連宇宙防衛軍正装に改めている。
●国連宇宙防衛軍正装
ブレザータイプのものだが、通常戦闘服の上に着用するため、トレンチコートのように裾が長めにとってある。左胸に、国連宇宙防衛軍の紋章のほか、国籍章、階級章、戦艦オリオン内の担当部署の紋章、そして戦艦オリオンの紋章がつけられていた。また帽子もあったが、日常的に使用していたのは、艦長のトニイくらいだったという。チームゼロは、辺境戦争後の慰霊祭までは、この正装を着ていた。
太陽系防衛軍
●通常戦闘服
形はほぼ国連宇宙防衛軍時代と変わらないが、色やラインのデザインがやや変わっている。デザインが多様化したため、階級や役割による差異がより目立つようになった。全体的にはっきりしたスタイリッシュなデザインになったと言われる。チームゼロは、国連宇宙防衛軍時代のデザインを踏襲したものを着用。
●宇宙戦闘服
形はほぼ変わらず、デザインと性能が大きく向上している。
●太陽系防衛軍通常略装
多くの兵士から「軍籍用ジャケット」「軍籍用コート」と呼ばれている品。体の線がでやすい通常戦闘服の上から羽織れる、戦闘だけでなく一般業務でも着やすい服として制定された。通常業務の際は、通常戦闘服の上から任意で羽織っているものが多い。これは、多くの兵士がLSSE職員、あるいは宇宙移民自治政府職員を兼任するという形(むしろ、そういった職員たちが兵士を兼任しているという形)を取っているため、戦闘服を着つつも平常時にも対応できる服装として用意された。
・軍籍用ジャケット…ジャケットタイプのもの。腰より上までの長さで、胸にはLSSE職員としての徽章や国籍章、階級章などがついている。腰のホルスターなどはそのままにラフに羽織れるため、戦術局などの「太陽系防衛軍」としての任務が多い職員が身に着けていることが多い。
・軍籍用コート…コートのように裾が長いもの。ジャケットと厚さは変わらない。ワンピースのような形になるため、女性職員に人気。また、タキシードなどと似た雰囲気にもなるため、男性職員の外出着としても便利。ややかっちりした印象。
●太陽系防衛軍正装
通常戦闘服に軍籍用コートに似た、正装用ジャケットを着用したもの。裾は長め。国連宇宙防衛軍時代の正装に割と似ている。
●太陽系防衛軍地上正装
正装として、下に通常戦争服ではなく、スーツやブレザーのようにきちんとズボンやワイシャツを身に着けたもの。地球上など環境が整った場所ではこちらも着用できるようにしているが、実際はほとんど使われたことがない。
なお、LSSE職員に多く存在する「文籍」(太陽系防衛軍と兼任していない職員)は、本来であれば軍装とは違う制服を用意すべきではあるのだが、LSSE自体が国連宇宙防衛軍を母体にできたものであり、「軍籍」保持者が大多数であるため、軍装から軍隊要素(階級章や宇宙レーザー銃)などを外したものを制服として使用している。
ちなみに、私服の上に軍籍用ジャケットや軍籍用コートを着用して勤務することも認められている。これは出張や研究、実験など職種によって必要な服装が多種多様であり、制服以外の服装の需要もあるからである。しかし多くの職員は制服を着用する。
民間の宇宙移民たちなどは、宇宙空間が身近であることから、普段から通常戦闘服に似たようなつなぎタイプの服装や、宇宙戦闘服、大型宇宙服に似たようなものを着用することが多い。しかし、テラフォーミングが十分に進んだ大きな移民星などでは、地球上と変わらない服装で生活することも可能。とはいえ小さな移民星でも、室内などでは地球上と同じような服装をすることができ、通常戦闘服は「仕事着」の感覚に近い。
おひさしぶりです。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
本編の前に、ちょっとした設定資料です。




