第5話:幕間・紅葉の嘆き
ども、圭月です。今回(勝手に)初小説第5話記念として幕間を書きました。
「なにこれ…」
人生の中でこういうのは初体験だ。はっきり言って普通の人は一生見ることはない筈だ。
とりあえず近くにある雑誌を呼んでみる、間違いなく答えはこれに載っているハズ。パラパラと数ページめくってみると…
「あったわ」
答えが書いてあった、わかりやすく図解付きで。
ハァ、頭を抱えるしかない。間違いなくあの3人の誰かだ。
私が就任してから半年、数々のトラブルを起こしてくれたアイツらは私の平穏でありながら輝かしい学校生活を台無しにしてくれた。授業面、生活面全てにおいて狂わせてくれる。
最近、生徒会室がウルサいという噂が1年生から相次いでいる…らしい、その内容が悲鳴が聞こえるとか男子が無理矢理引きずり込まれてるとか明らかに悪い噂…みたい。
どうにかしなきゃまた顧問の先生に呼び出されてしまう、就任1ヶ月連続呼び出しは今でも先生方からの伝説となっている…らしい。全く持って迷惑な話だ。思い出して少し涙が…。
とりあえずコーヒーを飲むために電気ポットに水を溜めてボタンを押す。コーヒーを飲むのが私の日課の一つで、生徒会室に来ない時でも缶コーヒーを買って飲むくらいコーヒー好きだ。コーヒーには私を落ち着かせる効果があるらしくアイツら何かしでかしてもコーヒーさえあれば落ち着くことができる。
しかし毎日の缶コーヒーは高校生のお財布事情にはとても厳しいので用事がないときでも時々、生徒会室に常備されているインスタントコーヒーを飲みにくるのだ。
「早くお湯わかないかな?」
なんて思っていると部屋の片隅にある一枚の紙に気づく。
なにコレ?と紙を手に取って読んでみると
「………アイツ!」
見ている紙を破りそうになる。アイツ来たら絶対にタダじゃすまさねぇ!
込み上げる怒りをコーヒーで落ち着かせた。
…数時間後、正確に言うと午後8時5分になるところ。
「なんでこないのよ〜!!」
夜の学校にこだました。これを聞いた部活帰りの生徒からまた噂が流れたのは言うまでもない。
読んでいただきありがとうございます。今回の幕間は買い物の日の生徒会室での出来事です。サブストーリーみたいなものなんで…まぁ世界は一つじゃないってことです。
前話のあとがきで次こそ目的地つくと書きましたが…どうしても書きたかったので…後々繋がりますので…すいません、急いで書きます!
他の話も楽しんで読んで下さい。




