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第22話:紅葉と冬奈と巻き添え藤

お久しぶりです。本当にお久しぶりです!

あけましておめでとうございます。

ではどうぞ。

「納得いかない!今すぐ取り消して!」

「駄目よ、生徒会室に足を踏み入れた時点でこうなる運命だったのよ。」

「…意味がわからない!」

「とりあえず毎日顔だしなさい。そうすればすぐ慣れるわ」

「気絶している間に勝手に書かれた入部届けが認められるわけがないっ!」

「出会いなんてそんなものよ?」


と口論を繰り返しているのは紅葉と春の妹の冬奈だ。

昨日、鬼神(春)に気絶させられている間に入部させられたのが納得いかなかったらしい。まぁ当然と言えば当然なんだが。

しかしせっかくの昼休みを無駄遣いしていると思うのは僕だけだろうか?


「まったく年増はああ言えばこう言う!」

「あなたと一つしか違わないけど?」

「肌の衰えが一年違えばじゅうぶんです。」

「許容範囲内よ、個人差もあるしね」


「…自信あるんですね。」


「まぁね…そういうことで今日の放課後は来なくていいけど明日からちゃんと顔出すのよ?」

「フン…お断りします。」


怖いな、2人とも一歩も引かない。

「なに見てるのよ…」

いつの間にか妹さんがこっちを睨んでいた。

「まさか姉じゃ飽きたらず私まで視姦するなんて、このド変態!」

「え…ちょっと?僕は考えごとをしていただけであって…」

「妄想していたですって!?妄想族だったなんてもう最低ね!こんな奴にお姉ちゃんを預けられないわ!」


「妄想族って…ちょっと?」

「私は認めないから!」

そう言って生徒会室から出ていこうとする妹さん。

「ちゃんと顔出すのよ〜?」

「…。」

無言で出ていく妹さん。


「ハハッ…可愛いわね〜」

「紅葉生徒会長、僕は完璧に八つ当たりをくらったんだがその件についてどのようにお考えですか?」

僕はそう言いながら紅葉をじ〜っと睨む。

「まぁ生徒会執行部としては一般学生からの多少の叱咤激励は受けておいても良いと思います…が生徒会長の意見だけど、どう?」

紅葉は真面目に答えてはいるが目が笑っているからからかっているのだろう。


「まぁ居合わせた藤の不運を呪うのね、これでも飲んで邪気払いでもなさい。」

そう言ってコーヒーを渡してきた。生徒会室名物本格ドリップコーヒーだ。

「コーヒーで邪気払いって…それに不運の一言で終わらされてもなぁ…で、本気で入れるのか?妹さん、本気で嫌がってるっぽいけど?」


「大丈夫、我に秘策あり、よ!」

ニヤリと笑う。

「一体どう…」

バタンと急にドアが開く。

「藤ちゃん!今日こそお弁当食べてもらうんだから!」

「お〜い藤、学食行こうぜ〜!」

またか…この二人は…。

「ムキィ秋雨!いい加減にしなさい!本当に殺すわよ!」

「なんだと!?俺と藤の友情を邪魔するな!」

本当にこいつらは…。

「いいわね、楽しそうで………ま、放送かける手間が省けてちょうどいいわ。」

キランと妖しく目が光った。

「へ?」

「ん?」

「何の話?」


「フフフフフフフフフ…。」


「…。」

「…。」

「…。」

なんとなく紅葉が悪の組織の首領に見えたのだった…。

一話書くにもこれだけ時間がかかるようになるとは…。

これからも不定期に書き続けるのでよろしくお願いしますm(u_u)m

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