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第21話:藤と冬奈とドラ○もんと鬼神と傍観者

お久しぶりです。毎回言ってます。とりあえずどうぞ!

「…。」

「…。」

「…。」

何故こうなっちゃったんだろう。

「それはこっちのセリフだ。」

「まったくだわ。」

「いやいや、心を読むなよお前ら」

ここは生徒会室、屋上で衝撃的な初対面をした僕と春の妹である冬奈。あの後一年生からの痛い視線を受けたのでとりあえず屋上から逃げ出した。

そして生徒会室に逃げ込んだら紅葉と秋雨が居て、また痛い視線を受け、なぜか睨まれた、僕がなにかしたのか?

遅れて春が入ってきたと思ったら妹さんが付いてきていて…

「逃げるなんてゴミ以下ね、変態。」

とまた空気を凍らす一言を言い放ち、現在に至る…。


「顔にそう書いてあるのよ。」

呆れながら言う紅葉。

「かわいい女の子に囲まれて嬉しいってな!」

秋雨はビシッと指を刺し、ニヤニヤしながら言った。たぶん秋雨は僕に不利な状況を作るのが今一番面白いと判断したのだろう。

「やっぱり…このド変態…貧乳のお姉ちゃんじゃあ飽きたらずこんなドラ○もんみたいな女まで…目腐ってんじゃない?趣味が悪すぎるわ!」

…なんか、とんでもないことを言ってるな。春の貧乳はわかるけど紅葉はドラ○もんみたいな体型じゃないぞ?

「私はドラ○もんじゃない!!」

と言いながらバンと机を叩いたが

「はぅ〜!!」

悶絶している…なんかよく見たら紅葉の手が包帯でドラ○もんみたいに丸くなっている。なるほどそれでドラ○もんか。

「お前どうしたんだその手!?まさか…あの赤いのって…」


「チチチチガウ!!違うから!」

と慌てている紅葉、いったいどうしたんだろう?

「…いい眼持ってるね」

どう言っていいか分からなかったから褒めてみた。

「ふん、当たり前でしょ。アナタなんかに言われなくたって…それにお姉ちゃんの貧乳なんて誰が見たって涙するくらい残念なレベルよ」

「まぁな…」

というか………と思った瞬間…

「だぁぁぁぁれが貧乳ですってぇぇぇ!!」


鬼神のような顔をした春が妹さんの後ろに立っていた。

「キャァァァ!た…助け…ケホッ!…………。」


ガクッと意識を失う妹さん。苦しませず一瞬で落とすなんて…家族愛だな。

たぶん標的が僕だったら…

「地獄のような苦痛を与えて少しずつ少しずつその苦しみを噛みしめさせてあげるわよ…今すぐにねっ!」

いつの間にか僕の首に細い腕が絡まっている。そして少しずつ…

「ぐぁっ!?…グッ…はるっ…ちょっ…春…ぐはっ!…おいっやめろ!!…僕は…なんにも…言ってな…い!」

「フフフ…まぁなっていったでしょう?」

久しぶりに春の口調がお姉さん言葉になっている…恐い。というかこのままでは確殺だ。

「待て…春…言い訳を言わせて…くれ」

「…。」

無言で締めつける力を弱める春。

「ごほっごほっ…ぼ、僕は言おうとしただけでいってはないから。誰も春の胸が貧乳なんて言ってないし…、妹さんにも負けてるなんて思ってもない!」

…あれ、なぜか春が後ろで笑っているような気がする。


「墓穴だな。」

「墓穴ね。」

なんだお前ら、なんかおかしいこと言ったか?

「フフっ、ありがとう、正直に言ってくれてね。お姉さん嬉しいわぁ…フッ!!」

という掛け声で僕のどこかがゴキッていう音がなり…最後には意識がだんだん遠くなってきた…。

「ハッ…藤ちゃん!?藤ちゃん!藤ちゃ〜ん!!いや〜死なないで〜!!」

いや死なないから、死にそうだけど。

「チュー…フッ、さらば藤よ…お前はいい奴だった…チューチュー…」

フルーツ・オレを飲みながら秋雨が言った。僕の死(気絶)はフルーツ・オレを飲むのも止めれないのかよ…。

「ふっふーん、フフフッフーン♪よ〜しできた!これでよし!」

その隣で入部届けを書いている紅葉…そして朱肉を持ち出して冬奈のところへ行き…人差し指に朱肉を押し付け…最後に入部届けに…。

「よし、オッケイ、一年役員ゲットォ♪」

大層ご機嫌な紅葉は完璧になった入部届けを大事そうに会長専用机の引き出しに入れた。

「げ、外道…。」

薄れゆく意識の僕と完璧に傍観者と化した秋雨はそう言わずにはいられなかった。

いかがでしたか?少しずつ書いているので時間かかりますね!とりあえず今回で冬奈到来編終了です。次話から新しいのが始まります。次は来年…かな?先に言っておきます。

「良いお年を(^-^)/」

ではまたm(u_u)m

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