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犬が転生したら飼い主と同級生になった件  作者: さく
第四章

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 『シンデレラ』に出演する生徒たちの、初めての顔合わせ。いつもは集会で使う小さなホールに生徒達が集められて、それぞれが挨拶を交わす。



「――乙津くん。深見くん。よろしくね」



 夏澄のもとに、彩愛がやってきた。


 夏澄も楪も、彼女と直接話すのは初めてだ。それはそれは美人な子だったので、少しばかり驚く。



「えっと、よろしくね。松山さん」


「よろしく! あ、そうだ……ライン交換しようよ。これから何かと連絡とるようになるでしょ」



 彩愛はスマートフォンを取り出してにこやかに笑う。つられるようにして夏澄もスマートフォンを取り出せば、その様子をジ……と楪が見つめた。


 夏澄と彩愛がラインのIDを交換する。楪はじーっと夏澄の顔を見つめて、面白くなさそうに眉をひそめている。



「深見くんも! 交換しよ!」


「ああ、うん」



 楪は真顔で彩愛とIDを交換している。


 夏澄はそんな楪を不思議そうに見つめていた。



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