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犬が転生したら飼い主と同級生になった件  作者: さく
第四章

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3

 相変わらず、夏澄は一人でぺらぺらと喋っていた。


 この前とんでもなくデカいパフェを食べただの、ドッグフードを食べてみたら結構イケただの。楪が「うん」「そうなんだ」と相づちをうつだけで、夏澄は嬉しそうに笑った。


 やはり夏澄は楪の家までついてきた。家につくと、パン介が出迎えてくれる。いつものことだが、パン介と夏澄は仲が悪いらしく、お互いに威嚇し合っていた。



「夏澄って犬嫌いなの」


「好きだよ。でもパン介はダメ」


「なんで? 可愛いじゃん」


「楪が『可愛い』って言うからヤダ!」


「意味分からない……」



 犬みたいなヤツが犬に嫉妬して何になるのだろう。楪は呆れた顔で夏澄を見つめる。


 楪ははいはいと言いながらパン介を抱き上げて、家のなかに入っていった。夏澄はこの世の終わりのような顔をしてパン介を見つめる。パン介はへっへっとご機嫌な様子だった。


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