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犬が転生したら飼い主と同級生になった件  作者: さく
第三章

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1

ときおり、夢に見る。


 俺が走ると、ワンワン鳴いて着いてくる犬の姿。


 犬の名前はマメ。


 マメはよく俺に懐いていて、いつでも俺の傍にいた。


 マメは、病にかかり亡くなってしまった。


 俺の手から、大切な大切なマメがいなくなる。


 おいていかないでよ。


 お願い、おいていかないで。


 行くなら、俺も連れて行って。


 *


 ときおり、夢に見る。


 その夢にはマメという犬が現われた。毎回、毎回、夢のなかに現われるマメ。夢のなかの楪は、マメにいたく懐かれていた。


 その夢を見る頻度はどんどん高くなる。特にあの転校生がやってきてからは毎日だ。


 楪はのそりと起き上がる。ずるりと布団が体から落ちていった。這うような足取りで窓のそばへいき、カーテンを開ける。サッと差し込んでくる朝日が眩しくて、咄嗟に目をつむった。ゆっくりまぶたを開ければ、広がる白っぽい青空。


 また、いちにちが始まる。

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