3話 傍若無人
どうですかね?
前回に比べれば長くはなったと思いますが…
なったと信じたいですw
「さーて、まずはここら辺離れねーとなぁ。
建物がどうなって…!?」
目の前に広がるのは、何の変哲も無い、
ただの街である。
驚いたのは、惨劇後の世界であると
決め付けていた自分がいるからだろう。
だから、街が無事なことには
心底嬉しい。
失った友に会おう。
先生に会おう。
家族に会おう。
近所の人に会おう。
そう、満面の笑みを浮かべる
思案は数秒で消えた。
「……俺って。この世界に転生した
身だからみんなは俺のことを知らないのか?」
満面の笑みは一瞬で暗面の沈みに変わった。
ああ、この世界じゃあ俺は
カミサマに呪いでも掛けられたのかね。
大袈裟かもしれないが、そんな気分だった。
俺、一体どこで道を踏み外したんだろうか。
そんな時、雨が降り始めた。
きっと、その時俺は泣いた。
涙を流しただろう。
雨のせいで涙に見えるだけだと意地を張って
ヒックヒック泣き続け、鼻を赤くしたことだろう。
人には会わなかったから、心配することもなかったが、それでも泣かないと決めたはずの
脳は、心は。
涙を流すことを許していたのだ。
「もう、あいつらとは仲良く出来ないんだな…」
そうやって、いつもの独り言を悲しげに呟いた時。
「すみません。
どうかされましたか?」
少女の様な、大人の女性の様な
落ち着いた女声が聞こえたから
取り敢えず
「あ、な、何でもありません。すみません。」
と適当に謝っておいた。
振り向くと、やはり女性だった。
しかし、どうやら女子高校生の様だった。
俺の今の年齢は、確か16だったはず…
あれ?そっか、俺も高校生なのか…
ん?っておい待て、何で制服着た女子高校生がこんな時間に外ウロついてんだ?
そりゃあ俺も身長とかからして明らかに学生だろうから不審がられはするだろうが…
ということで、さっそく質問である。
無慈悲な俺なのである。
礼儀を知らない俺なのである。
「…あれ?君って見たところ女子高校生だけど
どうして制服なんて着てこの時間にこんな路地を
歩いているの?」
「えっ、そ、それは______________」
礼儀を知らないって言えば
このJKも結構礼儀知らずな人だと思います!!
(´・ω・`)異論は認めん




