大豪邸
こんにちは
だにこです
あれですねえーと
170pv行きましたー
ありがとうございました
いかにも前で終わりみたいな感じに書いてしまったけどまだまだ書きますのでよろしくお願いします。
馬車に揺られ、ただひたすらに父から指定されていた場所へ向かう。
その間何も考えられなかった。いや考えてはいたがまとまらなかった。
その場所につくまでには3日ほどかかるらしい。
持ってきた干し肉を食べて空腹をしのいでいるのは前世の平家の家督相続したばかりの頃以来か。あの時は財政がボロボロでひどい状況だったな。
カイルは大丈夫だろうか。ここ数日全く寝れてない。
ー3日後ー
着いたところは大豪邸であった。ミージン一家はとんでもない金持ちだったのか。
「来たのね。兄さんの息子。シーヴァルと言ったかしら?」
後ろから女の声がした。すごい格好だな。
派手だ。いかにも金持ちの嬢といった格好をしている。
「シーヴァル。兄さんから聞いていたわ。利口そうね。」
この女派手さとは裏腹にすごく落ち着いている。
「今日は歓迎会をいたしましょう。」
他意はない笑顔である。少しは信頼できそうだ。
その夜歓迎会が開かれる事になり俺は色々な人に挨拶をして回ることになった。
ミージンの旦那であるメイデン。その他の使用人。皆いい人そうだ。
そして最後はミージンの娘であるシルヴィアに挨拶に行くことになった。
「こんにちは今日からお世話になります。シーヴァルです。今日からよろしくお願いします。」
シルヴィアは本を読んでいた。大人しくていい子そうな印象だ。
「何よあなた。私の部屋に勝手に立ち入らないでいただける?」
印象が見事に裏切られた。この女クソ生意気だ。
「お母様が言うので仕方なくこの家に入ることを許しますが私はあなたを認めません。」
殺してやろうかこのバカガキ。と思ったが今は俺のほうが年下なんだよな。しかも2歳。
こいつからしたら俺のほうがガキであろう。
まあ仕方ない。家にいることをに泊めてもらうことを認めてもらえただけましか。
機嫌を損ねるとまた面倒くさいと思って俺はすぐにその部屋を去ろうとした。その時だった。
「失礼しますの言えないの?礼儀がなってないわね。」
俺は急に殴られた。しかもかなり強い力で。
「すみません。失礼します。」
そう言って俺はすぐに逃げた。あいつと長くいると危険だ。
殴られた頬はすごく痛い。真っ赤に腫れている。
ーその夜ー
歓迎会が始まった。俺の今まで見たこともないようなものがたくさんある。
全てが異次元に美味い。なんだこれは。
その夜はすごく楽しかった。
その歓迎会が終わったときだった。俺はミージンに呼ばれた。
なにか粗相があったのだろうか。俺はとんでもない不安に苛まれた。
だがミージンの言ったことは予期せぬことであった。
「シルヴィアと友達になってくれない?
あの子見たら分かったと思うけど価値観の合う友達がいなくて。」
あの俺を殴った女と友だちになれ?俺を殴ったあんなやつと?
はっきり言って怖さもあるがやはりなりたくない。
だが俺はそう言えなかった。俺の前世の親友であり最大の敵であった源義朝のことを思い出したからだ。
あいつも最初はひどいものだった。
源氏のほうが身分が上だという理由で俺のことを散々馬鹿にしてきた。趣味も合わなかった。
だが保元の乱にて共闘することになったとき後白河派についた俺らは集まることになった。
そこで俺は気づいた。
源義朝は見下してなどいなかったということに。
たしかに自慢話は良くしてきたがそれは見下していたからではない。俺のことを同世代を生きる武家の筆頭として誰よりも実力を認めていたから負けず嫌いの義朝は張り合いたかったのだ。
義朝はいつも俺のことに敬意を示してくれていたのだ。
あいつと争った平治の乱ではたしかに強敵であり恐ろしい人だった。
だがそれでもあいつへの敬意を忘れなかったのはあいつが親友であったからに違いない。
頼朝を殺せなかったのも親友の子どもを殺すことなどできなかったからである。
結局それは失敗だったのだが
あいつも印象は最悪だった。だが関わるとすごくいいやつだった。
もしかしたらシルヴィアもそうかもしれない。
「わかりました。やってみましょう。
ただ一つお願いがあります。」
俺はここで一つミージンにお願いをした。
さてシルヴィアの友達になってやるか。
ここが俺のしばしの新天地だからな。ここで修行もするし仲良くなっていたほうがいいだろう。
俺はシルヴィアの部屋に向かった
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