真就(しんしゅう)
こんにちはダニコです。
第三話投稿いたしました。
いやーすごい衝撃ですねまさか2日目にして50pvを超えるとは
今回はあとがきに少し解説を入れていますのでそちらの見ていただけると幸いです
この世界に来て今日でちょうど5年目である。この世界では5歳まで生きることができたら真就といって盛大に祝うのが通例であるそうだ。前の世界で言う袴着の儀式といったところだろうか。俺もあの時は皆が盛大に祝ってくれた記憶がある。やはり嬉しいものだな、皆に祝われるのは。
「シーヴァル今日は奮発したんだ。いっぱい食えよ!」
「ありがとうございます。父様。」
酒によっているのだろうか?今日はやけにベルデンの機嫌がいい。
「あなたがここまで大きくなってくれて嬉しいのよ。あなたのお父さんはね。」
カイルは隣で言った。
「え?」
ベルデンは嬉しいのか、俺の成長が。たしかにそうだ。俺も重盛が産まれたときすごく感動した。自分の遺伝子を継ぐ子がここまで可愛いなどと思っていなかったからだ。だがそれよりもたまに大きくなった姿を見たとき、保元の乱や平治の乱で活躍している姿は言葉に表せないくらい嬉しかった。ベルデンも同じ気持ちなのか。
「シーヴァル改めて真就おめでとう。これお父さんと私からのプレゼント。大切にしてね。」
俺はカイルからプレゼントを受け取った。これは矛であろうか、とても重たいが立派なものだ。もう一つは魔導書と書かれた本である。それもかなり新しい俺の読んでいるものとはずいぶん違うな。
「ありがとうございます!父様、母様!」
「父さんもなあ迷ったんだよ。お前は何をしてもできるからよお、お前に何を上げればいいんだろうってな。そしたらお前がよくあんな古い本で魔法の練習をしていただろうから魔導書、矛術の本も読んでたから矛を買ってみたんだ。子どもなんだから欲しいものはほしいって言わねえとだめだぞ。」
嬉しかった。前の世界での貢物はもっと豪華であったが全員出世のために送ってくるものであった。だからこのような純粋なプレゼントはすごく嬉しいのだ。
「大切にします!本当に」
「ありがとうな。大切にしてくれると上げた甲斐があるってもんよ。」
「ありがとうシーヴァル。」
そうして幸せな時間は過ぎていった。
次の日から俺は魔導書を使って魔術を本格的に学びだした。字がある程度読めるようになったのも大きいがこの魔導書はすごくわかりやすい。すぐにいろいろな魔術が使えるようになった。こんな簡単なら前の世界でもできたのではないかと思うがとりあえず一通り習得できたのは嬉しい。次に矛だが力不足からかわからないが魔術で力を補填しないとなかなかうまく回せない。
この真就は俺の第二の人生の大きなところだと言えるだろう。
作中の重盛について
平清盛の長男にして保元の乱や平治の乱で大きな功績を残した人物。
読んでいただきありがとうございます!
どうしたでしょうか...
自分でも最初のやつが想像してたよりもいっぱい書くことがあり驚いています
まだ冒険もしていない...
もっと面白くなっていくと思うのでブックマーク、感想お待ちしております




