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神級騎士の意見

「ほう君の英雄を助けろというのか。面白いが君は少し勘違いしているようだ。」


あっしの言った言葉に対してヴェイザリオンはそう返してきやした。


勘違いなんかしてねえっすといいたかった。でも本当の英雄と謳われた男の話っす。


聞いて損はないだろうしこれでヴェイザリオンの胸の内が分かるかもしれねえっす。


「ヴェイザリオンの旦那。あっしの勘違いというのはなんすか?」


あっしがそう言うとヴェイザリオンは険しい顔をして言った。


「君は少し英雄を舐めすぎだ。君は自分の英雄を助けろと言ったね。


でもシーヴァルは君の英雄ではない。


ボロボロの南武線線で指揮を取り多くの人を救った彼には君とはまた違った壮大な世界を見ているはずだ。


その英雄が君に女を取り戻させるためだけに君を送ってくるはずがない。


君の勘違いとはそのことだ。一緒に過ごしているのにシーヴァルの器を理解できていない。」


頭が真っ白になりやした。こいつには考えが筒抜けで本能で何も考えなかったのかもしれないっす。


はたまた図星をつかれたのかもしれねえっす。


「彼の器ははっきり言って天下人のものだ。あの年でどこまで場数を踏んだのかは知らないが。


シルヴィアなら彼女が幸せならば私も好いた人がいる。この婚約を破棄して平和を画策したかった。


だが私も1紳士だ。今の君たちには任せられない。シルヴィアは必ず痛い目を見る。」


そうかも知れねえっす。あれほど旦那、旦那と言っていたあっしは結局なにも分かってなかったんすから。


「現に今シーヴァルは北方でアズラと戦っているだろう。シルヴィアの幸せのために。


そんなシーヴァルをおいてここに来た君はもう英雄とは言えない。興味が失せたよ。」


あっしはその場からしばらく動けなかったっす。早く旦那や姉貴に加勢しないといけないのに。


あっしは旦那を裏切ってしまった。合わせる顔がねえっす。


あっしはただ走った。

どうでしたか?


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