アズラの司令塔の正体
こんにちはだにこです
昨日はもう1作お休みして申し訳ないです。
そろそろ2作の投稿方法を考えないとですね
俺はこの作戦について仲間には伝えないことにした。
アズラ族にはこのままだと自然と敗北していくだろう。それで逃げたほうが幾分か自然であろう。
この作戦は今まで通じてこなかった策を無理やり用いるのだから少しでもバレにくくしたほうがいい。
ただ俺を信じろとだけ言っておこう。
俺とウェンが敵本陣の近くに張り始めたのはそれからすぐあとであった。
そして俺の思惑通り仲間たちが退却を始めたのは昼下がりの頃であった。本陣も案の定薄くなってきた。
だが流石にここまで幾度も作戦を破ってきたアズラ側だ。本陣にも多くの兵士が残っている。
仲間の犠牲を無駄にはできない。絶対に成功させる。
「出るぞ。ウェン。」
そう言うとウェンは本陣に突撃していった。
奇襲もあるがウェンはアズラ族を蹂躙していった。俺も負けてらんねえな。
「ミラージュ・サンタマリア!」
俺は水魔法の奥義を使いどんどん海に沈めていった。だが流石はアズラ族俺達もなんとか突破していった。
「そこまでよ。」
女の声が聞こえた。刹那ウェンが飛びかかるが魔法で飛ばされた。
「旦那。あいつ見たことあるっす。あれは司令塔の女っす。」
ウェンはそういった。だが俺はそれよりも見覚えがあった。懐かしい顔だ。
エルフの女、小さい体それだけで俺は嫌な予感がしていた。
我が家の家政婦だった人。フルーリアであったのだ。
「シーヴァルくん?なんでここにいるの?」
少し戸惑ったような顔でそういった。
「フルーリアさんこそなんでここにいるのですか?」
その会話をしていた頃にウェンが言った。
「あんたはなにもんだ。エルフが何故ここで指揮をとっている。」
たしかにそうだ。獣族は分かるがエルフまで従ったという話は聞いていなかった。
「エルフはもとより獣族に恨みがあり獣族討伐戦にて同盟を結んだのです。
その恩を返すため我々エルフはこの戦争に加入する決断をしたのです。」
そしてフルーリアはこう続けた。
「シーヴァルくんは殺したくありませんがエルフを裏切ることもできません。
さあ武器を置いてください。悪いようにはしません。」
確かに言うとおりだ。ここで投降すればここにいる皆が幸せに暮らせるだろう。
フルーリアは本当に悪いようにしないだろう。ウェンにも当然いい扱いをするだろう。
だがウェンは夜に言った。大切な姉を失ったと。
こんな信じて命をかけてくれた仲間を裏切るほど俺は悪じゃない。
「フルーリアさん。悪いがこの誘い断らせてもらう。
俺はやり直すと誓ったんだ。ここで人間を勝たせるのは些細な一歩かもしれない。
だけど天下泰平の世を自分の力で作ることがやり直しにつながると俺は信じている。」
俺がそう言うとさすが相棒と言わんばかりにウェンがニヤけた。
フルーリアは少し残念そうな顔を浮かべたあとに言った。
「ならばエルフの敵として容赦しない。シーヴァルくんも隣の子もここで殺します。」
遅い。ウェンはすでにフルーリアの懐に入っている。
そしてフルーリアに強烈な蹴りを入れた。フルーリアは即座に反応し防御魔法を発動した。
だがウェンを意識していると俺が魔法を打ち込むまでだ。俺は水魔法を発射した。
「あまり子どもに本気を出したくないのですが仕方ないですね。シーヴァルくん本当に投降しませんか?」
ウェンと激しく打ち合いながらフルーリアはいった。
その時フルーリアは態勢を取っていた。
しまった。来る。あの日俺に教えてくれた水魔法の奥義が。
「ウェン逃げろ!」
俺は叫んだ。間に合わない!
「旦那!あのミラージュ何とかを打ってくだせえ!旦那なら押し返せやす!」
バカ!その技が打たれるんだよ。しかも使っているれきが長い分あっちのほうが精度が高いんだよ。
でも一か八かやってみるしかない。結界同士ぶつかるとどうなるのかなんて分からない。
大変なことになるかもしれない。これでウェンが死ぬかもしれない。関係ないか。
何もせず死んでしまうくらいならば。
「ミラージュ・サンタマリア!」
俺は今までよりも魔力を込めるようにしてこの技を打った。
どうでしたか?
この技が互いに発動しました
どうなるのでしょうか
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