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16/31

前線の街 バストルガ

こんにちはだにこです

最近多くの感想をいただき嬉しく思います

どうでしょうか気に入っていただけたら幸いです

ウェンと旅に出てはやくも2週間がたった。


アズラ族と人間は俺達が打ち勝った北の前線では巻き返せているらしいが南は未だ劣勢となっている。


「旦那。そろそろつきますぜ。ここからは警戒しながら行きやしょう。」


ウェンもいつもと雰囲気が違う。やはり緊張しているのか。


街に近づくにつれ建物はボロボロになっていき激戦の跡が強くなっていった。


「旦那!あぶねえっす!」


そういうとウェンは隠れていたアズラ族に向かって飛び蹴りした。


くそが隠れて人間の援軍を狩る作戦を取っていたというわけか。


俺が援護する前にウェンはそのアズラ族を倒した。


そのアズラ族は小さい子であった。可哀想なので生かしておくことにした。


だがその戦いの音で勘付かれてしまう可能性がある。


「ウェンここからは速さの勝負だ。バレてねえ間に参戦するぞ。」


俺とウェンはそこからただひたすらに走った。数分後には前線の街の目の前についた。


しかしアズラ族の警備は厳重でその前線の街を囲うように軍を展開していた。


さらに頭から猫の耳のようなものが生えた人間のようなものもアズラとともに戦っているのも見えた。


「あの一族は獣族というらしいっす。本で見たことがありやす。


今はアズラ族との戦争に敗れてああやって従うしかなく奴隷のように働いているらしいっすよ。」


ウェンはその生き物についてそういった。なるほど。


ここのアズラ族は明らかに強そうなこの獣族を従わせるほど強いというわけか。


「前線に行けねえな。あの包囲をどうにか突破できねえか。」


俺はウェンに言った。


「余裕っす。援護だけしてくだせえ。」


俺の提案にウェンは乗ってくれた。なら話は早い。


刹那、ウェンが走り出した。速い。これなら行ける!


「ウォーターウォール!」


俺は地面から水の巨大な壁を生成した。それを爆発させて包囲を怯ませた。


ウェンには十分だ。強烈な蹴りを入れて、包囲に穴を開けた。


「穴が空いたら十分だ!!ミラージュ・サンタマリア!!」


他の包囲を構成している人をすべて巻き込んだ。


1人残らず海に沈めてやろうかと思ったが獣族は生かしておいてやる。次来たら容赦しないが。


俺が結界を解いたときウェンはすでに参戦していたが前線はまさに多勢に無勢であった。


アズラ側は万全な人が獣族含めて1000人以上はいそうだ。


一方で人間側は皆ぼろぼろな上に数もそこまでいない。


「旦那!援護お願いしやす!」


ウェンは切られながらそう言った。水魔法は危険だ。人間も巻き込んでしまう。


だから俺は矛に持ち替えた。


「ウェン前みたいに夜まで粘れ!いけるか?」


俺はそう叫んだ。策を立て直せばもしかしたらいけるかもしれない。


ウェンはニヤリと笑ってこういった。


「言うと思いました!旦那らしくて最高っす!」


ウェンはそこから大暴れしていた。この大暴れを見てからかアズラ族は日が暮れる前に逃げていった。


それを見送ったのち俺達も拠点に戻っていった。


ウェンも俺もぼろぼろであったが生きてここまで来れた。


俺はその後作戦会議に参加し今日の作戦と状況報告を受けた。


まさに戦慄であった。


仲間の策が酷かったからではない。アズラの策があまりに見事であったのだ。

どうでしたか?

アズラの策とは次回をお待ちください

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― 新着の感想 ―
ウェンが強い! 主人公以外でここまでやれるキャラは貴重だなぁ
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