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くそったれなこの世界に決別を  作者: わんこ
第1章 復讐譚の始まり
3/10

第3話 テンプレ行動

 ――――目を開けるとそこは森だった。

背の高い木々に囲まれ鳥のさえずり、川の流れる音、風に揺れる葉の音。眩しいくらいの太陽光。


 「光に包まれて転生するものだと思ってたけど

  闇に包まれるとは。

  ……邪神だしそれはそうか」

 『邪神と言うのはやめてくださいまし!』

 「うわ!びっくりしたー」


 いきなり脳内にリアの声が響いた。

そういえばこう話しかけると言っていたな。心臓に悪い。


 『早速ですけれど、この世界の常識を1つ教えますわ。

  脳内でステータスと思い浮かべてくださいまし。』


――《ステータス》―――――――――――

    身体能力

     HP :10/10

     MP :10/10

     力 :10

     敏捷:10

     器用:10


    スキル

    《空間操作》Fランク

    《錬成》Fランク

    《翻訳》Aランク

    《鑑定》Eランク


    称号

    《アウレリアの加護》

――――――――――――――――――――


 目の前に薄い半透明の板が現れ日本語でいろいろ書かれている。


 『今ステータスが目の前に現れてると思いますわ。

  その状態だと他人には見えないので安心くださいまし。

  他人に見せたいときは可視化とイメージしてくだされば

  見せることができますわ。」


 試しにやってみると不透明度が少し上がった。

けどこの称号は見られたくないな


 「なぁ、称号隠したいんだけどできないか?」

 『それを隠すとは不敬ですわね!

  ……隠蔽スキルを取得したらできますわよ」

 「取得方法は?」

 「自分以外のものを魔力で覆い隠した状態を

  3時間キープで取得できますわ」


 かなり大変そうだ。どうしようか。


 「魔力ってどう使えばいいんだ?」

 『説明が難しいのですけれど、

  魔力を使うには魔力を感じ取ってかき集めて

  ぶっ放すんですの。

  血に溶けて身体中を巡ってるイメージをすると

  感じ取れますわ」


 感じ取ってかき集めてぶっ放す?

血を集めて幽○白書の霊○をイメージしてやってみるか。


 血を指先に集めて固めて……………ぶっ放す!!


シュッ……トンッ


 指先から何かが飛んでって離れたところにある木に

当たった。悔しいことに凹みさえしてない。


―――告・《魔力弾》を取得―――


 できちゃったらしい。

ステータスを見てみると魔力が1減っていた。

今の状態だと10発が限度みたいだ。

次は隠蔽を取得しよう。足元に手頃な感じの石が落ちてたのでそれでやってみる。


 ………うまく行かない。

魔力は薄く広げると霧散しやすくコントロールが難しいみたいだ。


 「なぁ、コツとかって」

 『教えませんわ。自分で気づくことが大事ですわよ』


 リアは頼りにならない。

……ふと、某忍者を思い出した。あのやり方を真似てみよう。


 左掌に石を載せ右手を被せる感じで構える。

左手で魔力を放出、右手で霧散しないように流れを制御する。

これならうまいこといけそうだ。


――――――3時間が経過した。


 途中で気だるさを感じステータスを見てみると残り2まで魔力が減っていた。

やり方が間違ってるのかと思い、左手からの放出を止め

すでに出ていた魔力のみをどうにか制御し3時間持たせた。

その成果もあってステータスには隠蔽スキルが追加されていた。


――《ステータス》―――――――――――

    身体能力

     HP :10/10

     MP :2/10

     力 :10

     敏捷:10

     器用:10


    スキル

    《空間操作》Fランク

    《錬成》Fランク

    《翻訳》Aランク

    《鑑定》Eランク

    《魔力弾》Fランク

    《隠蔽》Fランク


    称号

    《アウレリアの加護》

――――――――――――――――――――


 スキルは取得すると自動的に知識として覚えるらしい。

早速称号を隠してみた。


――《ステータス》―――――――――――

    身体能力

     HP :10/10

     MP :2/10

     力 :10

     敏捷:10

     器用:10


    スキル

    《空間操作》Fランク

    《錬成》Fランク

    《翻訳》Aランク

    《鑑定》Eランク

    《魔力弾》Fランク

    《隠蔽》Fランク

――――――――――――――――――――


 うまく出来た。

さて、とりあえず目標達成したし次の行動を考えるとしよう。


 仕事から帰ってきて気力が残ってたら今日の夜また更新します。

また、ストックはないので遅くなったらすみません。

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