↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
確信  作者: 第六感
PR
7/8

7 確信

(射撃回数)

第十五条 競技者が行う射撃の回数は、制限しない。

2 競技者は、必要がないと認める場合には、射撃を行わないことができる。


※ ※ ※


01番は、標的獣を見つけて最初に引き金を引いた。

しかし、致命傷には至らず、足に命中した。

このまま失血すれば、優勝は01番かもしれない。


だが、標的の目の前には、03番がいる。

03番が標的の生命活動を停止する原因となる射撃を行えば、優勝だ。


一方、装填されている弾丸には上限がある。

標的は、01番からも03番からも逃げるはず。

今撃つより、逃亡するところを撃つ方がよい。

03番はそう判断した。


そして、動きを広くとらえるために、照準から目を離し、標的獣の次の動きに備えた。

03番は、「必要がないと認める場合には、射撃を行わないことができる」。


01番の結論は違う。

「確信だ」

彼は、口の中で唱えるように言った。


「確信だけがお前を答えに連れていく」

照準を冷静に定める。震えそうになる腕を、指を、わざと脱力させる。


そして、瞬間的に力を入れなおし、引き金を引き絞った。


01番の銃弾が、標的の心臓を貫いた。


FIN

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。