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06. 心境の変化


「ほうほうなるほどーーやっぱりそう言う事だったのかーー」


早々にお風呂を上がり、着替えて食卓で料理を待つシユウは、自身のステータスの確認を行っていた。


「これだな……スキル、《言語翻訳》。〝自身の理解の範疇を越える言語を理解できます〟かーー。つまり、魔族語や亜人語とかーー主に魔大陸に使われる言語を理解できる能力だな。……でも、これって一体いつ…………あっーー」


いつどこで手に入れたスキルなのか、シユウは思い出す。


確かあれは盗賊団に襲われた際、その頭を倒した後に流れで殺してしまった仲間のスキルだ。


(なんて言うか……今更だけどこの《盗賊の申し子》ってスキルーーやばく無いか?)


スキル《盗賊の申し子》。殺した相手のスキルをランダムに奪い取る能力。


つまりーー殺せば殺すほど強くなる、恐ろしいスキルである。


(もしかしてだけど……〝厄災〟って呼ばれる連中はみんな、こんな危ないスキル持ってる奴ばっかりなのかなーー?)


とーー、目の前にティーカップが置かれる。


「何やら、考え事ですかなーー?プルシュスカはもうよろしいのでーー?」


料理中のアーモンドが、一足先にお風呂を出たクロノに紅茶を入れていた。


「ああーー。一通り洗い方を教えて、お湯の入り方も教えたから多分大丈夫だろうーー。出たらタオルできっちりと身体中拭くようにも言っておいたしーー」


「なるほどーー。では、今は何を?」


今はステータスの確認……なのだが、アーモンドにはクロノの見ているステータスシールドは見えていない。


不思議に思うのも無理はなかったーー。


「ああ…………まぁ、ちょっとーーな。そういえばアーモンドの持つ《短剣スキル》と《槍術スキル》って、一体どんなものなんだーー、」


「そうですな……《短剣スキル》は短剣を使った際の力や技術力が向上するーーと言ったものですな。《槍術スキル》も似たようなものです。っーー!!クロノ様……まさかあなた、《鑑定スキル》をお持ちなのですかっ!?」


ぐいっ、と詰め寄るアーモンドを前に、どうしたものかと困惑するクロノ。


「えっーー?え〜っと…………《鑑定スキル》?」


「うむ…………違うのですか?」


クロノが持つステータスチェックは、クロノの所有するスキル欄には無い能力。つまり、いわゆる〝神気〟を使った特殊な技能と考えられる。


しかしそれよりーークロノの興味を引くワードが出現してしまったーー。


「《鑑定スキル》ってーー何なんだ?」


アーモンドは自慢げに答える。


「うむ……よろしい。お教えしましょう!《鑑定スキル》とは相手の能力値やスキルと呼ばれる特殊能力を可視化する事ができる稀有なスキルですぞ!冒険者から王族まで引く手数多であり、《鑑定スキル》を商材にするだけでも一生遊んで暮らせる程とかーー」


「一生!?」


アーモンドの熱意に、若干気圧され気味のクロノ。


「へ、へぇ〜……ソウナンダ……。」


これは口が滑ってしまったかもしれないと、多少の後悔をするクロノ。


今のアーモンドの反応ーー返答次第ではまた一つ新たな問題が発生しそうではあるーー。


が、こうなってしまっては仕方がない……。背に腹は変えられないのだ。


「そ……そうなんだよね〜!!いやぁ……《鑑定スキル》?っていうんだあ〜へえ〜!あっ!ほんとだ!《鑑定スキル》って書いてある!!」


嘘をつく事を決めた。


《鑑定スキル》ーー俺は持っているーーと。


「だから、アーモンドのスキルが気になったんだよね〜(棒)」


鼻が高そうに顎髭を整えるアーモンドの姿に、背徳感を持つクロノ。


(ごめんねーーでも実際相手の能力がわかるんだし《鑑定スキル》のパクリ版みたいなもんかもだけど持ってるんだから許してーー)


心の中で、手を合わせて懇願する。


「なるほど……しかし何故わたくしめに?」


「ああ……アーモンドにちょっと相談したい事があってさーー」


そう言って、一息つこうと紅茶を手にしたその瞬間。


思慮しているクロノの元へと、一人の少女が走り込んでくる。


「ご主人様ぁ〜!!わたし、お風呂きちんと入れたよお〜!!」


がばっーー!!と、ずぶ濡れた状態でパジャマを着たプルシュスカに抱きつかれるクロノ。


「……プルシュスカさん、ちゃんとタオルで拭きなさいって言わなかったっけーー?」


「うん!!拭いたよ〜!!」


獣人の毛量ーーお風呂後大変問題っ!!


「おやおやーー若いとは良いものですなーー」


「…………これを、若いで済ませるのは違うと思うーーあと、せっかく貸したパジャマを俺もろともビチャビチャにするんじゃありませんーー」


ビチャビチャになった二人が、もう一度タオルで拭いて着替えたのは言うまでも無いーー。


……………………。


「いただきま〜す!!あむっ!ん!?」


長い一日だった為に、すっかりとプルシュスカの食事を後回しにしてしまった三人は、改めてプルシュスカの歓迎の意を込めて夕食を食べる。


がーー、一言で言えばそれはもう、大変幸せそうな表情で食事をとるプルシュスカさんでありました……。


「……ご主人様っーーおいしい……おいしいよ、ごはんっーー」


ポロポロッーーと、アーモンドの作ったハンバーグを噛み締めながら滝のような涙を溢すプルシュスカ。


一体今までどんな食事をしてきたのかとーー逆にちょっと興味を惹かれるクロノであった。


「そ……そうか。わかったからーー誰も盗らないから、頬おばらずゆっくり噛んで食べるんだよーー」


「うんっーー!!」


もきゅ、もきゅ、と一口一口噛み締めるプルシュスカ。


どれだけ嬉しいのか、ぴょっこりと立てたケモ耳と尻尾をみれば想像に難くなかった。


その様子を見て、クロノとアーモンドはほっこりと和む。


「……なるほど、これは癒されますなぁ〜」


「アーモンド、おじいちゃんみたいになってるぞ〜ーー」


夕食のささやかな時間は、昨日までとは打って変わって一層、暖かいものだと感じる二人だったーー。


……………………。


「なるほど……修行ですかな」


「ああーー俺は、強くなりたい。領主には必要無い力かもしれないけれど……それでも、万が一という事もある。できれば、もっと強くなりたいんだ!!」


夕食が終わって、紅茶を嗜みながら二人は先程の続きを話していた。


内心では、先の盗賊事件に引き続いて厄災と遭遇した事によるクロノの心境の変化であったーー。


「なるほどーーわかりました。この老骨でよければクロノ様のお相手致しましょう!!」


「ああ、明日からよろしく頼むーー!!」


……………………。


次の日の朝ーー。


「えっーーうわああああああっ!!」


予想はしていたーーが、やはり問題が起きた。


「ん?ーーあ、ご主人様っ!おはようございます♪」


プルシュスカがーーベッドに潜っていた。


昨日の夕方頃、奴隷屋にてーー。


「いいか、亜人ってのは一度懐いた相手に生涯尽くす習性があるーー。お前、明日から覚悟しておけよーー」


「懐くったってーーペットじゃないんだから……」


「いやいや……ペットの方が可愛いもんだぜありゃ……?なんせ魔大陸では亜人の夫婦は大人になっても老人になっても……片方が死ぬまでずっと一緒にくっついて寝る習性があるらしいからなーー」


「え?……ええ〜……………」


……………………。


「あの〜……プルシュスカさん、ここで一体何を?」


ゴシゴシッ、と目を擦るプルシュスカ。もふもふしたしっぽが肌に密着してちょっとくすぐったい。


「あっ……ご主人様っーーおはようございます♪」


朝日に照らされ、まるで天使のような笑顔を向けるプルシュスカ。


しかし、これを死ぬまで毎日というのはーーなかなか大変なものである。


「あの〜……プルシュスカさん、昨日案内してあげた部屋はどちらで?」


その問いかけに、まだ夢うつつのプルシュスカがぼやけ顔で答える。


「ん〜とね、昨日自分の部屋で寝てたんだけど〜……夜、冷えてたからご主人様寒いかな〜と思って〜……」


確かに、いつもよりとても快眠だったのは間違いないが……あれはプルシュスカの体温だったのかーーと今更ながらに赤面するクロノ。


「はぁ〜…………明日からはちゃんと自分の部屋で寝なさい」


「え〜〜?……わかったぁ〜……じゃあ今晩はここで寝るぅ〜……」


「いや、今日から!つか、寝るな!!」


ぺちっ、ぺちっ、とプルシュスカの肩を叩く。


しかし、それからしばらくお休みするプルシュスカだったーー。


(はぁ……まぁ、昨日までずっと檻の中で暗くて寂しかったんだろうし……ちょっとくらいいいかーーどのみち、俺もう起きるしーー)


今日からはアーモンドと鍛錬を始める。


その為には、一分一秒とて休む暇はなかったーー。


……………………。


「それでは始めますかなーー。」


「ああーーよろしく頼むっ」


安全を期す為、双方木刀による模擬戦形式での対面をする。


両者相対しーー、急接近!からの一太刀を浴びせるーーが、両者互角。


勝負が始まるや否や、シユウは《未来眼》を使って、アーモンドの動きを先読みする。


その一瞬ーー、アーモンドがクロノの死角を突く。


「申し訳ありません坊ちゃまーーしかしこれも坊ちゃまの為……本気で行かせてもらいますぞっーー」


死角を突く。口で言うのは簡単だが、実はとても難しい事だ。


相手の目線に立って一瞬の隙を突いてその角度での動きを取るなど、熟練の技があってはじめてできる芸当だ。


がーー、しかし……クロノには()()()()では通用しなかった。


スパンッーーと、アーモンドの一撃を弾き飛ばす。


「っーー!!今の一撃を弾くとは……さすが坊ちゃま!!ーーならば!!」


アーモンドは一瞬で戦術を切り替え、速さでの勝負に切り替える。


クロノの子供の体では、老体とは言えアーモンドの方が軍配が上がるのは間違い無いように見えたーーしかし、


(見えるーー見える!……前よりも格段に、動きが正確に捉えられるーー)


盗賊との戦いの中で〝眼〟の使い方を学んだクロノは、アーモンドの攻撃を受けるのではなく避ける事で受け流していた。


(ランスロット家の屋敷にいた時は……こんな眼の使い方なんて知らなかった……。必要になるとも思わなかったけどーー)


スパンッーースパンッーースパンッ!!


アーモンドが振る剣を受け流す事で捌く、捌く、捌く。


レベルアップもしているクロノは以前よりも動きにキレが増していた。


(そういえば格上を倒すとレベルが上がるんだったっけーー?これも〝神気〟を持っているからなのかな?)


少し、ズルをしているようで罪悪感を抱くクロノ。


しかしーー


「それでも、経験差とか考えたらそんな事言ってられないよな!!」


アーモンドの一撃を弾く、弾く、弾くーー


(本当にあなたは才能に溢れていらっしゃるーー。この幼さでここまでの剣術をもーー)


弾く、弾く、弾くーー


そしてアーモンドが大振りのモーションをしたタイミングーー初めてクロノは予想外の動きをする。


「なっーー!!」


アーモンドの大ぶりを交わし、懐に潜り込んだクロノは、木刀をアーモンドの喉元に突きつけーー


「……ハァ、ハァーーこれで……どうだ?」


「……………………お見事です。お坊ちゃまーー」


アーモンドが戦闘に特化した人材では無いとは言え、相応に修練を積んだ剣士を前に、クロノは大金星の動きで勝利した。


「……クロノ様はお世辞抜きにも、もはやAランク相当の冒険者と同等の実力がおありになるのやもしれませんねーー」


「それって、強いのかーー?」


タオルで汗を拭きながら、問いかける。


「ええーー私も若かりし頃は数多のダンジョンや魔物との死闘を経てーーその域に辿り着きましたが、私程度ではそれより上にはとても……今のクロノ様を相手にできる者など、この辺境の地にはおりますまいーー」


「う〜ん……それじゃあどうしたもんかな〜」


あまり忙しいアーモンドにばかり負担を強いるのも申し訳ない。


かと言って、これ以上わがままを言うのも憚られる。


「……ふっ、心配には及びませんぞ。クロノ様のためならば、いくらでもこの老人を頼りなされーー」


「そうは言ってもなーー。そうだ、他に剣が得意な知り合いとかいないか?ほら、冒険者時代に知り合った人とか……まぁ、あまり報酬は出せそうに無いけどなーー」


民の税収を個人の訓練に使うのは申し訳ない。


こうなったら仕方ない……。一度やると決めたんだ!ここは、エレミア姉様に一筆書いて頼んでみようーー。


〝秘技・《姉頼みスキル》発動っ!!〟


お金を貸してください!!……とーー。


「ふむ……それでは、私に一人適材の知り合いがおります。クロノ様に剣を教えてもらえるか一度聞いて見ましょうか?」


「そんな奴がいるのかーーわかった、頼む」


「かしこまりましたーー」


修練を程々に、クロノとアーモンドは屋敷へと戻る。


「……ふぇ、あれ〜……ご主人様ぁ〜?」


クロノはまだーー己の持つ力の深淵に気付いてはいない。


昼ーー。


「じゃあ、行ってくるよーー」


「お気をつけて、ご主人様ーー」


「行ってきま〜す!」


さすがにいつまでもボロボロの服を着せておくのも忍びないので、今日はプルシュスカの新しい服を新調しに行く。


ついでに、歯ブラシやら何やらと一式揃えておくのも悪く無いだろうーー。


人間の言葉がわからないプルシュスカにとっても、街へ出かけるのはいい勉強になるはずだーー。


「うわ〜あ!」


目をキラキラと輝かせて店内を見回る少女が一人ーー。


赤、青、白と色々な洋服が並んだ呉服屋はどうやらプルシュスカにとって気に入ったらしいーー。


やはり、プルシュスカもまた、女の子という事だろうーー。


「どうだ、気に入ったものはあったか?」


「うんっ!あ……でも、ご主人様ーーわたしお金……」


そんなものはいいから、とクロノが背中を押すとおずおずと服選びに歩き回るプルシュスカ。


やがて、プルシュスカが選んだものはーー


「…………いや、本当にそれでいいのか?」


「うんっ!」


ふわふわっーーとしたフリルのようなドレスだったがーー


「これ……ビリビリに破いたりしないかーー?」


否ーーとてもしそうである。


それでもプルシュスカは全力でブンブンと頷くあまり、気圧されて購入に踏み切った。


……一応、何やら騎士服みたいなものを『カッコイイ』と言って買いたがっていたが……それはまだ早いと却下させた。


…………さすがに、従者だからじゃないよな?


「まいど〜」


女の子の服とパジャマ三セットずつで銀貨三枚。


まぁ……良い出費具合と言った感じである。


「ふんふふんふふ〜んーー」


「ずいぶんと上機嫌だな、プルシュスカーー」


「はいっ!お洋服なんて着るのはじめてですっ!」


ニコッ、と満面の笑顔をこちらに向けるプルシュスカ。


がーー、それを遠巻きに見る者もいたーー。


「亜人族だ……」


「新しい領主様……亜人とーー」


「あれが…………」


亜人迫害はこの大陸では昔からよくある風習の一つだが……それでも胸が痛むものがあったーー。


「それじゃあ、ご飯を食べて帰ろうかーー」


「はいっ!わかりました、ご主人様っ!!」


プルシュスカはよほど服が嬉しかったのか、ごはんと聞いてさらに耳がぴょこぴょこと動く。


プルシュスカの嬉しそうな反応を肴に、軽く昼食を食べ終えて屋敷へと戻ったーー。


……………………。


チチチチチチチッーー


小鳥たちの朝の鳴き声につられて、目が覚める。


プルシュスカが屋敷に来て一ヶ月ーーまたしても問題が発生した。


「……………………プルシュスカさん?」


「ふぇ?……ふぁ〜あーーおはよう〜、ご主人様〜」


目をゴシゴシと擦りながら、伸びをするプルシュスカ。


週三ペースで毎晩ベッドに潜り込む癖をどうにかして欲しいものだーー。


いや、温かいけど!!


食卓に降りると、すでに三人分の料理が仕上がっている。


毎度、アーモンドの仕事の速さには驚きを隠せない。


「ふぁぁ〜……おはよう、アーモンド」


「おはようございます……お坊ちゃま、プルシュスカ。……最近、二人とも寝癖がとてつもないですな」


そう……悩みの種はここにもある。


プルシュスカが一緒に寝るともれなく髪の毛がボサボサに吹き荒れるのだ。


「マジか〜、後で歯磨きの時に直してこよ……」


「ご主人様はいつも変な飛び跳ね方するね〜」


誰のせいだ!と心の中で叫びながらジト目を飛ばす。


「……まあいいや、食べようーー」


「食べよう食べよう〜!!」


一緒にお風呂入るのは恥じらうのに……一緒に寝るのは何も感じないのこれどう〜よ?


もぐもぐもぐもぐーー


相変わらず起きたてだと仏頂面がなかなか治らない。


改めてよく見るとーー髪の毛ボサボサの女の子が隣でご飯食べてる光景ーー元の屋敷に居た時は見た事がなかったなーー。と思う。


アメリアも()()()()()そこそここだわるタイプだったし、シェリカは言わずもがなだしーー。


とーー、心の中で隣の女の子の悪口を言っていたら、巻き込まれて俺の唐揚げが一つプルシュスカに食べられる。


「あああああ!俺のからあげたべられた〜!!この食い意地はったわんぱく獣人め〜!!」


「ご、ごめんなさいご主人様ぁ〜!!」


ぎゃいぎゃい騒ぎ立てていると、咳払いをしアーモンドが。


「お坊ちゃま……一つよろしいでしょうか?」


「ん……何だ?」


「以前言っていたーー坊ちゃまへの剣術指南を引き受けてくれる者が見つかりましたーー」


「へぇ〜……よく引き受けてくれたな?」


アーモンドの言っていた古い友人か……少し気になるところではある。


「彼は少々変わった性格……なのですが、剣の腕に関しては文句のつけようがありません。きっと、お坊ちゃまを良い方向へ導いてくれましょうーー」


アーモンドがここまで言うのだ、きっとよほど優れた剣士なのだろう……。


とーー、そこにコンコンコンッーーと。ドアをノックする音が。


「はぁ〜い」


ノックに反応し、ドアを開ける。


しかしそこには、赤い大剣を携えたーー赤い髪の見知らぬ男が立っていたーー。


「ようっ!お前がここの領主の坊主か?」


「……………………え?」

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