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第21話〜種まき〜

俺の帰り際、教室の天井にドングリにも似たワキガの尻が現れた。

彼は叫ぶ。「プゥ、ダ!」

その瞬間、ワキガ印のカビカレーが尻より解き放たれた。

カレーの軌道は螺旋を描き、とぐろを巻く大蛇のように教室中に広がる。阿鼻叫喚のクラスメイトとともに、俺自身もそれに飲み込まれていく。

教室が満タンになった頃、ワキガは笑いながら述べる。「受精、ありがとう!」

そう言って出したカレーを全て吸い込み、教室は再び清潔な空間となった。


「まったく、カレーで制服がグチョグチョじゃねぇか。」

茶緑色に染まった制服を絞りながら俺は独りごちる。

「帰ろう、母さんのモ〇バーガーが待ってる。」

そうハードボイルドに呟いた俺は、カビが芽を出したクラスメイトを尻目に、帰路へ着くのだった。

そう思っていませんか?

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