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合流

ユーリとリーンは仮の宿にしている空き家に戻る途中にクロードと合流し帰路に着いた。三人はしばらくくつろいだ後、情報交換を始め用途するが…

「とりあえず二人共少しは休めたかい?」

「ハァハァ…ちょっとは…」

「はい、疲れを癒すことが出来ました。」

「ユーリ、ちょっとにしては随分と息が上がっているようだけど大丈夫か?」

肩で息するユーリに少し心配になったクロードは声をかけるとユーリは問題ないと言ったが、何処か様子がおかしいとリーンに合流する前の様子を聞くと「合流する少し前から息切れ始めてました。」との回答があった。ユーリにとっていきなりのことで困惑した様子だったとの事だ。

「ユーリ、大丈夫か?」

「はい、問題ないです!とりあえず、えーとまず…」

暫くして呼吸が落ち着いたのを確認し、改めて情報交換を始めた。

「……との事でして、話を聞く限りあまり有力な情報は無かったですね。」

「進展は無しか…私も住人に聞き込みをしてきたが確信を得られる情報はなかったよ。けど皆口を揃えて言っていたのは一度入ったら二度と戻って来られないとの村の言い伝えがあるってことだね。」

二人が情報の少なさに頭を悩ませていると、リーンがぼそっと耳元で呟いた。。

「クロード様、ギルドなら何か資料として残しているのではないでしょうか?」

「そうだな…確かこの村の近くにノスレットと言う街があって、ギルド支部もあるからもしかしたら調査記録が残っている可能性があるな。まだ時間があると思うけど早く動いて損は無いから今から向かうとするよ。」

「こうなると予想して予めユーリ様と私の分は準備しておきましたので何時でも出発できます。」

「早いな!!こっちも準備するから少し待ってて!(いつの間に用意していたんだ?それなら私の分もやって欲しかったが、文句を言っても仕方がない…)」

心の中で愚痴を零しながらも一分もしないで支度をし、ノスレットに向かった。

(あ!街に着いたら宿を探さないとだ。依頼人に費用請求出来ないから…自腹か。はぁ、来月の家賃払えるかなぁ…)

クロードはこのまま暗い気分でいると仕事にならないと感じ、気持ちを切り替えて魔物に注意しながら街へと向かった。

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