洞窟を知る者(3)
「あ、驚いた?やっぱりそんな反応になるよね。」
「いえいえお気になさらずにどうぞ。」
「そう?続けるよ。おじいちゃん帰り道が消えたからどうしようもなくなっちゃってそのまま先に進んだんだって。暫く進んでたら…」
「進んでいたら?」
ユーリは前のめりになりながらメリーの次の言葉を待つが…
「そっから先は分かんない!」
((えー!!))
予想外の回答に盛大にずっこけた二人は何とも言えない表情浮かべている。
「おじいちゃんその後のこと全っ然話してくれないからそっからどうなったかは何にも分からないんだ。」
「そ、そうですか…つかぬ事をお聞きしますがいしますが何故外から来た私達にここまで話してくれたのですか?」
「強いて言うなら直感かな?今度こそ洞窟で何があるのかが分かるかなって。」
「今度こそって、過去に誰かとお話されたんですね?」
「うん、今はもういないけど昔おばあちゃんに聞いたんだ。けど笑っているだけで全然答えてくれなかったな。話せる範囲は言えたからこの後はお願いしてもいい?」
ユーリはそろそろ暗くなる頃だと感じ、リーンを連れて戻った方が良いと判断。リーンに合図をし席を離れる準備をした。
「後は私達で調べて参ります。お時間いただきありがとうございます。」
「失礼します。」
「こっちもありがとう、話を聞いてくれて。」
二人はメリーにお辞儀をして見送られながらそのままクロードの元に向かった。




