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リーンベルの覚悟

「私知りたいのです!お爺様がどんな思いで私を育ててくれたのかを!!どうして…死ななければならなかったのか…ひっぐ、たとえ血が繋がってなくても私の大切な家族だったのです!!」

涙を零し反論するリーンベルの姿を見て誰もが何も言えなかった。クロードはこの感情に突き動かされ、強く拒否することが出来ずにいた。この沈黙を破ったのはアーネットであった。

「リーン、本当にいいのかい?クロードさんに付いて行くということは縁を切るということでここには帰ってこないのね?」

「はい、そのつもりでいます。私のワガママでご迷惑をお掛けしますが…」

リーンベルの両肩を掴み諭すように話す。それでも決意は固いようでクロードに付いて行く気でいる。

「それならもう契約継続する意味はもう無いわね。今日この時点をもって契約を解除致します!」

「今までお世話になりました。」

「分かりました…それではリーンベルさんを雇いましょう。けどアーネットさんの時よりは給料が安いのは覚悟してください。」

ここまで来た以上クロードは断る訳にも行かず、その熱意に押されクロードはリーンベルを引き取ることにした。

「ありがとうございますクロード様!!これからは私もお供させていただきます!」

「よろしく、リーンベルさん!」「よろしく頼む。」

「クロード様、ユーリ様私の事はリーンとお呼びください。その方が嬉しいので。」

「分かった、リーン。」「了解です!」

リーンベルも加わり、三人の会話も弾みだした頃ふと時計を見たユーリが顔を青くした。

「あ…走らないと本当に魔列車に乗り遅れてしまいますよ!!急ぎましょう!」

「ごめんなさい!!急いでいかないといけないのに引き止めてしまって。」

「いえ、構いません。では失礼します。」

「それでは」

軽い挨拶を済ませ駆け足で駅へと向かった三人を姿が見えなくなるまでアーネット達は手を振っていたのであった。

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