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腕がしなる少女 推理編

「クロードとその助手を含め関係者を抹殺せよ!」

ただ一言、そう書いてあった。もう一枚裏に紙があり、めくって見ると計画の経緯や次に起きる事件の前触れが書いていた。ビスティの傀儡化など所々細かい指示が文面にあることから第三者も大きく関わっているのも推測できた。

「さて、どうするか考えないと…今までの接点を整理すると私とユーリも含まれている時点で三つの結末が予想できる。」

一つ目はリーンベルの裏切り。二つ目はユーリとアーネットの巻き添えでユリアが消されること。三つ目が最悪の結果が起こると考えられる。

それでも最悪の結末にならないよういつもより頭を働かせる。すると一つの答えが出た。

「包囲網の方が確実か?いや、さすがにこれは賭けだぞ…けどこの賭けが勝てば損害なく取り押さえることが出来て解決が一気に進むかもしれない。一か八かやってみるか!」

「(聞こえるか!ユーリ今どこにいる!興味深いものが出てきたから小屋で合流だ!!)」

「(分かりました直ぐに向かいます!あとこっちは何ヶ所か不審な点があったので分かったことをまとめて報告しますので!)」

無血で決着するために様々な対策を決行される日までできるだけ多く立てないといけないため急いでその場を離れ通信魔法「ワイヤタント」でユーリと連絡し合流する。小屋に戻るとユーリがベッドに座りながら待っていた。

「先生ー!なかなか来ないので心配しましたよ…どこまでい「悪い!不満は後で聞くから報告してくれ!」ええ…了解しました。」

ユーリは不満をこぼしながらも報告をする。

「アーネットさんにマシューさんの動きを聞いてきたんですけどどうも最近、ビスティさんが来る時に必ずマシューに何かを渡していたみたいです。それが何か問いただしても何も答えてくれないみたいなんですよ。けどマシューさんが離れる時にポケットからと落としたみたいで…これなんですけど先生これなんだか分かります?」

そう言うとポケットにしまっていた物を渡す。渡されたのは何も書かれていない二枚の白い紙だった。

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