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腕がしなる少女 後編(4)

「ち、ちょっと待ってくれ!!この中に犯人がいるってどういうことだよ!!そんな話信じないからな!!」

「私もおばあちゃんやマシュー達は家族だしケリー君は幼なじみだからこの中に真犯人がいるなんて信じられませんが……クロードさん冗談ですよね?」

慌てながら否定するケリー、この様子を見ると身内を疑いたくないと思っているがケリー自身今までの出来事とクロードの様子を見て拭いきれない部分があり心の中で格闘している。ユリアも家族や幼なじみを疑いたくないと思っているようだ。

「私は嘘を言いません。これから経緯を話しますが妙な動きをしないでください。今言えるとしたら今後が大変になるっとだけ言っておきます…」

クロードがそう言うと皆が開こうとした口を閉じる。続けざまに話をする。

「さて、ユリアさんにかかった呪い、ケリーさんの精神支配、確かにこれらの事件を起こした犯人は気絶している呪術師ですがこれで解決とはいきません。先程も言いましたが真犯人がいたからです。」

「だからその犯人は一体誰なんですか!?答えてください!!」

「落ち着いてください!話が進みませんから!」

リーンベルが怒気を込めてクロードに問いかけるが首を振るだけだった。

それを見たリーンベルはクロードに近づこうとしたがユーリに止められて話を聞く体勢に戻った。

「ではその真犯人の名前を出す前にどういった計画を立てたかを推測ですがまとめます。」

人差し指から挙げて一、二、三とサインを指していく。

「まず一つ目、犯人の本当の狙いはアーネットさんだったこと。二つ目、未遂に終わりますがこの計画が完遂された時証拠隠滅する為に実行犯の呪術師を始末すること。三つ目、これが本命、アーネットさんとケリーさんの実家のが経営する商会を潰し、経済の混乱のどさくさに紛れて大儲けと独占を図ること。その為一と二は手段となりますが三つの計画を建てたのはあなたですね…」

クロードが指差ししたのは… マシューだった。

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