第1部 第1話
「う、うわぁあ・・・・・呪いの子だぁ!」
誰かが叫ぶと、皆悲鳴を上げたりわめき散らしたり大騒ぎだ。喚きながら慌てて扉のほうに行き、人の波に押されて吹き飛んだ人もいる。とにかく皆、恐怖と怒りに肩を震わせながら外へ、あるいは宮殿に電報を出すためになだれ込むようにして家から出て行った。
あっという間に、ノードリー家は家族しかいなくなった。といっても母のクラリスはパニック状態、父のフレッドもポカンとして状況がのみ込めていないようだし、弟のアルは軽蔑しきった目を兄に向け、口を半開きにして唖然としている。
「うそ! これは夢よ! うちの子が魔術師だなんて・・・・!」
クラリスがヒステリックな声を上げる。今にも泣き出しそうな顔だ。
「・・・・そうだ・・・・魔術師なら、何処かに焼印があるはず・・・! アデル、こっちへ来なさい!」
クラリスがアデルを引き寄せ、身体のあちこちを調べ始めた。アデルはただ呆然として、されるがままになっていた。
自分が魔術師なんて信じられないはずなのに、不思議なことに、自分はそれをすんなり受け止めている。その受け入れている自分に驚いて、口もきけずに佇んでいた。
「――っ・・・・きゃあぁぁ!」
クラリスの悲鳴がすぐ近くで聞こえた。どうやら、アデルの左肩に焼印を見つけたらしい。アデルは自然と、惹き付けられるようにして、その邪悪な印に魅入った。
十字架のような形のマークに、蛇に似た醜い怪物が撒きついており、周りにはアデルには理解できない文字が五つ、描かれていた。その毒々しい、真っ黒な焼印は、幼い子供の小さな腕には、とても不釣合いで痛々しく、思わず目を背けてしまいそうなほど恐ろしかった。
「ああアデル。あなたって、本当に可哀想な子だわ。――ねぇあなた! この子、王宮に連れて行かれて、し・・・・死刑にされてしまう・・・・! 死刑じゃなくても、この国から追放されるわ。・・・・こんなに幼い子なのに・・・まだ、八歳になったばかりよ? それも、ほんの数時間前は・・・・七歳だわ」
クラリスはすでに泣き始めていて、死刑という言葉に身体を震わせた。フレッドは、まだショックから立ち直れないらしく、何の反応も示さない。それどころか、アデルのほうに顔を向けることさえしなかった。クラリスは、まだ手の付けられていない、特大の誕生日ケーキの乗ったテーブルに力なく寄りかかり、アデルの焼印を見てまた目に涙をためた。アデルはそんな両親の様子を見て、自分がとんでもない犯罪を犯した犯人になった気分になり、今この場から――母の痛々しい視線から、消えてなくなりたいと思った。―――それなのに、アデルの身体は、ピクリとも動かない。ただひたすら、心に突き刺さるような母親の哀れむ視線に、耐えるしかなかった。
ノードリー家は、クラリスのすすり泣く小さな声と、それぞれの息遣いしか聞こえなくなった。
その沈黙を突き破るように、アルが今まで閉じていた重い口を開けた。
「いいじゃん。母さんも父さんも・・・・・なんでそんなに哀しい顔をしてるの? 兄ちゃんなんか、村から追い出せばいい。僕、呪いの子が兄ちゃんなんて、嫌だよ!」
クラリスは、驚きのあまりしばらく口がきけず、まじまじとアルを見つめた。少しして口が利けるほど立ち直ると、アルを今まで見たことのないほど厳しい目で睨み、幾分声のトーンを落として言った。怒りを抑えているような、かすれ声だ。
「なんてことを・・・・言うんです・・・・アルテミス」
相当怒っているのか、アルの本名を口にした。
「いくら呪いの子であっても、アデルは、正真正銘、あなたの兄ですよ。今すぐ、謝りなさい」
「嫌だね! 兄ちゃんを早く追い出してよ!」
クラリスの目が大きく見開かれ、顔がアデルの焼印を見たときよりも蒼白になる。クラリスはしばらく怒りを必死に抑えるように、口を真一文字に結び、ひたすら息子を睨んだ。
「――アルテミス・ノードリー。今すぐ、謝りなさい」
ゆっくりを言葉を選び、繰り返す。
「嫌だったら! ・・・・なんで母さんは兄ちゃんを庇うの? 穢れた魔術師だよ!?」
クラリスの顔が突然歪み、目から涙が次々と溢れ出した。アルが、たじろぐ。
「け――穢れたなんて・・・・・そんな酷いこと、二度と口にしないで!」
涙声で、クラリスが振り絞るように懇願する。アルはクラリスの態度に呆気に取られ、ただ困惑したようにおろおろと部屋と部屋の間に目を泳がせた。
フレッドは、今頃になってやっと状況が飲みこめてきたらしく、黙ったまま床に座り込んでしまったクラリスの手を引いて立たせ、椅子に座らせた。それから、クラリスの小刻みに震える肩を優しく気遣うように撫で、アルを怒りをこめた視線で睨むように一瞥して、それからアデルへ顔を向けた。しかしアデルは、父親の顔をまともに見れなかった。
―――その瞳にどんな感情があるのか、知ってしまうのが、怖い。
そう思ってる自分がいた。
もし、いつもの温かい、包み込んでくれるような瞳じゃなかったら、哀れみや励ましの感情以外のものがその目にあったとき、それを見てしまうのが、泣きたくなるほど、怖かった。
だからさっきと同じ方向を、その青い目になにも映さないままぼんやりと見つめ、佇んでいた。
死にたいと、思っていた。呪いの子なんかになってしまうんなら、生まれてこなければ良かった。泣きたいのに、涙は出てこなかったし、叫び声を上げて喚きちらしたかったのに、喉がカラカラで声も出ない、身体も思うように動かない。
だからそのとき、勢いよく扉が開いて村の男たちが入ってきても、何かを叫んでアデルを縄でしばりあげていても抵抗しなかった。
最後に見たのは、父さんの怒り狂った顔と母さんの泣き顔。
そして、見つめられるとぞくりとして、冷や汗が出るほど、きつく冷たい、灰色の氷の瞳。――
「・・・デル・・・・」
「アデル・・・・・・」
アデルはこの低い、よく響く声で気がつき、さっと顔を上げた。自分が、高い脚の椅子に座っていることが解った。声の主の顔は、アデルの三十センチほど上で、アデルを見下ろしている。
男は、一度もアデルからを視線を外さず、真正面から、ひたとアデルを見据えていた。アデルは、その威厳ある翡翠のような瞳を見つめ返しながら、いつの間にか、きつく身体に食い込んでいた縄が取れていることに気づいた。
「あ・・・・あの・・・・おじさん、誰ですか?」
思ったことが、素直に口から次いでた。本当に、この翡翠のような切れ長の瞳も、低く印象に残る声も、何もかも見覚えがない。
「こらっ! この御方におじさんとは何だ!《汚れし者》め!」
突然真横から声がして、アデルはびくりと身を震わせ、横に何人もの立派な赤い服を着た男が勢ぞろいしているのに気がついた。アデルはそれが、よく物語に登場する、お城を守る衛兵だとすぐに解った。ということは、此処はお城なのか? この国にあるお城といえば、あそこしか――!
・・・・・・まさか。
アデルは不吉な事実を無理矢理頭の隅に追いやった。ただでさえ混乱しているのに、混乱の種をわざわざ一つ、増やしたくない。――それより、衛兵の一人が言った、《汚れし者》の意味がよく解らない。
アデルは口を半開きにして、目の前の衛兵をじっと見た。その様子に腹が立ったのか、さっきの男とは違う者がアデルに掴みかかろうとする。
途端、翡翠の目の男が素早く反応した。厳しい目でひと睨みし、首を横に振って衛兵を制した。衛兵はそれを見て少し驚いたようだが、更に険しくなる男の目にたじろぎ、素直にアデルから離れると、男に向き直り、詫びるように恭しく頭を下げた。そして素早く頭をあげ、さっき居た場所に戻り、気をつけの姿勢をとった。そのまま、ピクリとも動かない。
少しほっとしたアデルは、男に感謝の気持ちも含めてちらりと目配せし、それからゆっくりと部屋の中をみまわしてみた。
部屋はとても広く、天井には大きなシャンデリアが幾つも輝いている。床は、淡く光りを放つ程に磨き上げられた、真っ白な大理石で出来ている。そのど真ん中に、青い絨毯が真っ直ぐに伸びていた。アデルはその行く先を目でゆっくりと追い、視線を上に上げた。低めの段差が、三つほどある上に、真っ青な装飾物たちに彩られた金縁の王座がどっしりと重く構えていた。
アデルはどきりとして、悪い予感を追い払うように王座から慌てて目をそらした。
真っ赤に染め上げられた壁には幾つもの――恐らく王族の者だろう。今より一つ古い肖像画の男に見覚えがある。アデルのいる村に訪問したことがあるのだ――肖像画が掲げられている。その中で特に真新しく、生き生きとした筆使いで描かれた、素晴らしい絵に視線が止まる。目の前の男と比べてみると、どうやらその肖像画のモデルはこの男らしい。
途端にアデルの頭のなかは真っ白になった。アデルは、さっきの自分の予感が見事に的中したことを確信したのだ。目の前の男の頭には、金色に輝く王冠が乗っていた。
アデルはその王冠を目にし、ここで初めて驚きを感じ、目を見開いた。
僕の目の前にいるのは、この国の王だ―――!
「今宵、悪魔からの邪悪な贈り物を手にし、伝説の子――イースタンビレッジ、ノードリー家長男」
「アデル・ノードリー」
アデルが部屋を一通り見渡すのを待ってから、国王は改まって、アデルの名を繰り返す。
「は、はい・・・・・」
アデルはぴっと背筋を伸ばしていった。国王はにっこりと品のいい微笑みを浮かべ、アデルと国王以外の者を全て部屋の外へ出させた。アデルは不安そうな顔をして衛兵達がぞろぞろと部屋の外へ出て行くのを見送った。大人がわざわざ人払いをして話をするのは、大抵良い話ではないのだ。
「さて、あまり時間がないのでな――唐突だが早速、本題に入ろう」
アデルは黙って、国王が続けるのを待った。
「本当だったら、お前は死刑になるはずだが―」
アデルはそれを聞いて、首筋に悪寒が走った。ゴクリと、唾を飲み下す。
「まあそう硬くなるな――大丈夫。お前は死刑にはならぬ。お前はまだ、幼すぎるのだ。そこで私は考えた。アデル、お前が八年後――十六歳になったとき・・・」
そのとき国王はアデルの不思議そうな顔に気がつき、困ったような笑顔ををちらりと見せて説明をした。
「ああ、その・・・――魔法界・・・・・・(国王はこの魔法界の言葉をいうとき、こんな汚らわしい言葉言いたくないとでも言うように、顔をしかめてみせた)というところでは真に非常識ながら十七歳が成人らしくて――書物を読んだんだ――その頃にはもう殆どの魔法も使えなくてはならないようなのだ。だからその・・・・準備もかねて、とても大切な・・・・・・強大な力をもつ、あるモノをお前に探してきて欲しい」
国王はここで言葉を切って、アデルの澄んだ青い瞳を真っ直ぐに見つめた。アデルは戸惑いをこめて国王の翡翠のような瞳を見つめ返した。が、なぜか国王の目を見た瞬間、わけが分からなかったことが無理矢理にも受け止められているような気がした。
「その探し物はお前の力を借りないと手に入れられない、特別なものなのだ」
国王は茶目っ気たっぷりにアデルに笑いかけると、小指を差し出した。今度はアデルにもその意味がすぐにわかった。誓いの儀式だ。
アデルはおずおずと自分のか細い小指を差し出し、国王の指に近づけた。国王はアデルの指と自分の指をしっかり絡めると、終始、微笑を浮かべながらゆっくりと言った。
「私、トゥーマリア王国現国王アーノルド・ヴィリアンは、この呪われた少年が十四歳の誕生日を迎えるまで、この国にとどまり普通の暮らしを送ることを認め、生活を保護することを誓います」
アデルは、呪われた少年、という節に少し戸惑ったが、大きく息を吸い込むと国王を見上げた。
「お前の番だよ」
国王は促した。アデルは乾いた唇をなめると咳払いをした。
「私、トゥーマリア王国イースタンビレッジ、ノードリー家長男アデルは、十四歳の誕生日を迎えるその日まで、国王に変わらぬ忠誠と国民の義務を果たすことを、そして呪われた子として十六歳になったら国を出て国王のお役に立つことを、誓います」
国王は大きくうなずくと、絡めていた指をそっと離した。
「さあ、もうお行きアデル。お父さんとお母さんのもとに帰るんだ」
国王が甘く、やさしく、囁く。
アデルは詰めていた息を吐き出すと、国王に向かって深々とお辞儀をした。
父さんと母さんの元に帰れる!それだけでアデルの胸はいっぱいで、そのとき国王が浮かべたずる賢そうな微笑と、僅かにめくれあがったマントから覗く足に、自分と同じ、魔術師の焼印があるのに、気づきはしなかった。
帰りは立派な馬車で衛兵が送ってくれることになった。アデルは馬車が揺れるたびにに、お尻を硬い座席にぶつけて何度も顔をしかめた。しかし隣に座っている、体格がよく、目つきの悪い衛兵に文句を言うほどの勇気はなかった。しばらく馬車に揺られていると、ふと衛兵が話しかけた。
「お前は運がいいな。今の国王のときに魔術師になって」
アデルはむっとして小さな声で言い返した。
「別になりたくて魔術師になんか、なったんじゃありません」
「あ――まあ、そう怒るなよ。そりゃわかってるぜ。おれだって、魔術師なんかになるのはごめんさ。ただ、現国王は歴代の国王の中でも一番寛大で心優しいお方だと隣国にも噂されるほどだ。あと一足早かったら今頃お前さんのその首は、胴からとっくに離れちまってるだろうよ」
アデルはまた首筋がぞくりと冷たくなり冷や汗が出た。何か言い返したかったが、今声を出したら震えていて、衛兵に弱虫だと思われてしまうので、しかめっ面をして黙っていた。
「それより、・・・なぁお前、国王陛下から何を探しに行くのかきいたか?」
今度の衛兵の声は真剣だった。
アデルはっとした。
「聞いてません。母さんたちに会えるって、そればかり考えてたから・・・・あの、あなたは聞いたんですか?」
衛兵は微かに眉をしかめてから小さな声で答えた。
「・・・・・いや。聞いてない」
衛兵はそれ以上話しかけてはこなかった。
あまりずっと馬車がつかないので、アデルはうとうとし始めた。
国王のところへ行くときにはこんなに長くかからなかったのに・・・・・
アデルはあまり働かない頭でやっとこれだけ思った。
家に着いたころには、もうアデルはぐっすり眠っていた。
気がついたのは、翌日の昼。奥の部屋で、クラリスとフレッドが何か言い合っているようだ。
アデルはゆっくりと起き上がった。ここがリビングのソファだと、少ししてから気づいた。クラリスが気を遣って、すぐに寝かせてくれたのだろう。ゆっくりと立ち上がってみて、危うく床に頭を打ち付けそうになった。世界がぐるりとまわる。一瞬だが、激しい吐き気がこみ上げた。アデルは何とかソファにしがみ付き、再び立ち上がると、おぼつかない足取りでクラリスのもとへ歩き出した。
アデルが近づくと、クラリスが何か叫んで、アデルを抱きしめた。フレッドはアデルを見て、ほっとしたように小さく笑いかけてくれた、その笑顔には、父親の、子供が無事なことを心から喜ぶ純粋な気持ちしかなかった。アデルは心底ほっとして、また倒れそうになった。クラリスが支えてくれなかったら、床に頭を強打して、死んでいたかもしれない。
「アデル、大丈夫? 気分が悪いの? 元気がないようね・・・・まぁ、それもそうだけど」
「大丈夫だよ。・・・・母さん、僕、十六歳になったら、この国を出て行かなきゃならないんだって」
アデルを抱きしめるクラリスの腕に僅かに力がこもった。
「・・・・ええ、知ってる。昨日の夜教えてもらったの。・・・・でもそれまではずっと家にいていいのよ」
クラリスはアデルを離して、瞳を真っ直ぐ見つめた。
「お腹、すいたでしょう。ちょっと遅いけど、朝ご飯にしましょう」
クラリスは素早く台所の方へいった。そのとき、階段の上でアルがじっと見ていたのに気がついた。アルは兄が自分に気がついたとわかると、階段をだっと降りてきた。
「兄ちゃん、魔術見せてよ」
気持ち悪いくらいの、可愛い笑顔だ。アデルは思わず目を逸らした。
「なんだよ、アル。お前昨日まで、僕のことすごく嫌ってたじゃないか」
アルは困ったように頭をかきながら、上目遣いに言った。
「ごめん。僕も昨日は兄ちゃんが魔術師だと知って、興奮しちゃっただけだよ、本当に。だからさ、早く魔術を見せてよ」
「・・・・・そう言われたって。僕まだ一度も魔術なんか使ったことないし・・・・。わかんない。・・・わからないよ」
アルはそれでも食い下がる。
「まぁ、いいからいいから。とりあえず何か浮かばしてみてよ。悪魔から力をもらったときから、魔法が使えるんでしょ?・・・・・僕聞いたんだ。友達のヴィルから。兄ちゃんも知ってるだろ? いいなぁ。魔術師って、なんでも出来るんだよね? 空を自由に飛べたりしてさ。ほんと、羨ましいや」
アデルはその言葉を聴いて、さっと血の気が引くのがわかった。弟があまりにもむごいことを、無邪気に、ただ純粋な好奇心で言ってきたことにも、腹が立つ。
羨ましいだって? 好きで魔術師になるわけがない――
アデルは必死に自分のなかの凶暴な影をおさえ、出来るだけいつも調子で言った。
「っ――だから・・・・・本当に、どうやるかわからないんだよ」
「ふーん・・・・じゃあ、何か呪文を言ってみなよ。どうにかなるかもよ。・・・ねぇ」
「・・・・・・・わかんない」
アルは少し考えてから疑わしそうに兄を見た。
「本当に? 本当にどうやるかわかんないの? 本当?」
アデルは大きくうなずいた。
「本当に本当? ねぇほんと? ほんとはわかるんでしょ?」
あんまりアルが「本当?」を連発するのでアデルはついに真っ赤になって喚きだした。
「本当にわかんないって言ってるだろう? 何回言ったら分かるんだこの・・・・石頭!」
途端にアルはびっくりしたように目を見開いて、回れ右をした。そしてまるで誰かに操られているように、すたすたと行進しながら階段を上っていった。
「え?」
今度はアデルがびっくりする番だった。アルはいつもこんな素直じゃないはずだ。
今思えば、これが僕が一番最初に使った、「魔法」だった。




