↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/88

◇ 我ら廃工場探検隊!③

 私とサターンはあの腕に連れて行かれたかと思うと、違う部屋に連れて行かれただけだった。

 鍵のかかった部屋に入れられて、とりあえずそこから脱出することにした。


「ってわけで! 今謎の廃工場に私たちきてまーっす!」


 カメラを回し配信を始める。

 こんな面白いこと配信しなきゃダメだよね〜。


 私たちは扉を開けて外に行く。

 とりあえずはぐれてしまったエルと合流しなければ。

 私たちが連れて行かれた場所に着く。が、エルの姿がない。その代わりに変なアンドロイドがそこに立っていた。

 

 エルは生首だけ。戦えない。

 エルの姿がないとなるとコイツにやられたんだな……!

 私は右ストレートをぶちかまそうとしたがかわされる。


「なんちゅー身のこなし……!」

「悪魔の槍雨」


 槍の雨をサターンが降らせる。

 何本かは攻撃が当たってるが大したダメージにはなっていなさそうだった。

 そのアンドロイドは剣を出したかと思うと、その瞬間一気に距離を詰められる。


「$€#々」


 意味不明な言葉を言ったかと思うと、サターンの動きが止まった。

 威圧……! サターンは威圧耐性のある装備じゃない。私も着てないけど……。威圧なんて滅多に使われないけどここで使ってくるのか……。


 動けなくなったサターンが斬り殺される。

 そして、次の瞬間には私がやられていた。


「こんなバカ強い敵いるなんて聞いてないよ〜……」

『つっよ……』

『レベルが違いすぎる』


 私は目を閉じる。

 が、すぐに目を開けるとどこにも移動していなかった。リスポーンした……とは考えづらい。

 切られた場所そのままだ。どういうことだろう。確かに私はキルされたはず。


「あっ! そーいやエル、前に死んでも死なない場所に迷い込んだとか言ってたな。それかも!」

「あー、ブリのやつと行った海底神殿みたいなとこか。ならここでは俺らは死なねえと」

「かもね! ならアイツ倒すまで粘ろう!」

「あぁ。悔しいからな」


 とりあえずあの魔物はどこへ行ったのだろう。雑魚の機械人形とは違う異質な感じのやーつ。

 私たちはあの魔物を走って探しに向かうと、なにやら通路があり、そこから音が聞こえる。


 覗き込んでみると、さっきの魔物が2本の剣を構えて機械の魔物を倒していた。


「うへぇ、アイツ同族すら倒すのかよ」

「敵対する奴は問答無用って感じだな。どーするよ」

「とりあえずあの雑魚たちで少しでも消耗させよう」

「消耗するかね……。あんな強さのバケモンが」


 物陰からじっと眺める。

 雑魚は一撃も与えられず次々とやられていった。やられてしまっては仕方がないのでまた挑むことにした。

 死なないのなら挑み放題じゃん。


 目の前の魔物は剣を構える。

 油断するな私。ここは死んでもいいからこいつの動きを見るんだ。

 だがその瞬間、その魔物は私たちの背後に立っていた。


 私たちの体力はいつのまにか0になっている。


『はやっ……』

『これどうやって勝てと?』

『エルちゃんがいたら対応できそうなのに』


 再び負けてしまった。

 今度は何が何だかわからぬまま。だが。


「めげない! まだやってやる!」


 私は諦めない!










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。