↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮想現実の世界で自由な旅を 【完結】  作者: からくり
chapter1

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
25/353

ep.24

森を抜ければ夜にも関わらず大きな城が見えた。


『あれが王城。この国を治める王様が玉座でふんぞり返ってる所』

「言い方よ。にしてもあれがねぇ」


なんというか……


「ただデカいだけだな……」

「ならばお父様、私たちがもう少し低くしてきましょう」

「地面と同じ高さにしてしまいますね、お父様」

「「お父様が望まれるなら今すぐにでも」」

「迷惑になるからやめなさい」


そこ、それがいいと頷くな。


暫く揺られていると小屋が見えてきた。

近づくと兵士っぽい人が槍の持ち手を地面に突いて通行止めのように俺たちの前に立つ。


「止まれ! これより先は王都。冒険者の証を持っていなければ入ることはできない!」

『リベット、出してね』

「お、おお。とりあえず2人とも降ろしてくれ」


えーと確か


【プロテージャーでできた鞄】

・護符

・戦術ノート

・アダマンタイトの棍棒

・水晶玉

・思い出のエンブレム

・冒険者の証

・解体ナイフ

・研磨剤

・プロテージャーの肉

・プロテージャーの皮

・プロテージャーの熊掌

・プロテージャーの頭

・満月花

・新月花


鞄を直接ガソゴソ探して……お、あったあった。

にしても……頭は要らないと思うんだ……


「これでいいか?」

「ふむ……駆け出しか……依頼は……受けていない? 随分とおかしな奴だな? 盗んだのか?」

「貰ってから真っ直ぐここに来たからなぁ……あと盗んではいない」


文句ならリニダーの街にいるギルドマスターに言ってくれ。

というか冒険者の証からそういうの見られるんだ?


「お父様、この無礼な男を処しましょうか?」

「お父様、この礼儀を知らない男を処しましょか?」

「「私たちのお父様に対しての無礼、死を持って償いなさい」」

「やめなさい、これもこの人の仕事だから」


物騒なことを言わないでくれ。


『彼らなら私が保証する。必要なら王様に伝えてくれてもいい』

「そういう貴様は?」


ミウロゥ、胸を張ってカードを見せてるところ悪いが多分見えてないぞ。

周りは暗いし、カードは黒だし。


「問題ない、ワシが依頼を出しておいたのだ」

「あ、貴方様は!!」


王都の中からでてきたのは……じいさん?


『おじいちゃんじゃん、久しぶり』

「声が出せると聞いてはいたが本当じゃったとはな」


どうやら顔見知りのようだ。

ついでに俺も助けて欲しい。

この2人止めるのちょっと大変なんだが?


『リベット、こちら治療院の院長をやってるメニーリア先生』

「メニーリアだ。あと治療院は最近病院という名前に変わったぞ?」

『嘘……いつのまに……』


この院長先生が満月花の採取を依頼した人っぽいな?


「初めまして、リベットです。ミウロゥとは……あー、旅の仲間?」

『どうしてそこで疑問を覚えたの? ねぇ?』

「ホッホッホッ、随分と仲が良さそうではないか。それよりもお主、例の花は?」

「ここに」


鞄から取り出した途端眩しくなる。

目が痛い。

今回もお読みいただきましてありがとうございます。

実は王様嫌いなミウロゥ。

もちろん事情はありますが……これもまたchapter1の最後の方になるのです。

満月花は採取さえしてしまえばいつまでも光ってます。

くっそ眩しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。