表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮想現実の世界で自由な旅を 【完結】  作者: からくり
chapter1

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/353

ep.22

「それで、2人はなんでカードにならないんだ?」

「はい、お父様。私たちはジョーカーでトリックスターで奇術師でマジシャンなのです」

「ですので、お父様。私たちはトランプの兵士たちとは違って独立した存在なのです」


ほー……よく分からなかったが、もう一度ジョーカーのカード説明を見てみるか。


【ジョーカー】

〘独立したトランプの兵士。トランプの兵士が一定時間でカードになるのに対して、ジョーカーには時間制限がない。代わりに固有のHPを有しており、HPが0になるとカードとなる。再出現には1日かかる。


ですので、お父様。どうか私たちから目を離さないでくださいね?〙


文章が随分と変わって分かりやすくはなったな。

個として存在……したからなのか?

……最後は見なかったことにしよう。


「それよりもお父様。このような森で何をなさるおつもりなのですか?」

「そうです、お父様。昼間はピクニックにいいかもしれませんが、もう夜でございます」

「「早くベッドで一緒に寝ないといけません」」


グイグイと引っ張る2人。

いや、どこで寝るつもりなんだよ。


『目的ならあるよ。ほら、丁度今咲き始めたところだ』


ミウロゥが指さす方を見ると、金色に光る花が円を描くように咲いていた。

そう言えば上から見た時に丁度こんな感じで円が広がっていたな。


「あの満月花を取りに来たんだよ」

「流石はお父様。このような至極面倒で護りの獣を倒さねば採取不可の満月花を取りに来るとは」

「素晴らしいです、お父様。満月の夜まで待たないといけない花のために夜遅くまで起きるとは」

「「偉大なるお父様に敬服致します」」


ちょっと面白くなってきたけど、流石になぁ。


「とりあえずお父様は辞めようか」

「「かしこまりました、お父様」」


ホントに分かってる?


『それはいいけど、はいコレ』

「これが満月花……」


【満月花】

〘月光の森・中央にて満月の夜限定で採取可能。月の光が花となって現れる。特効薬の素材になる。


光り輝く私からアナタへ贈る愛の印〙


最後はいいとして、この黄色にすげぇ光ってるのが満月花か。

……眩しいな。

「私たちもお父様へプレゼントします」

「こちらをどうぞ、お父様」

「「私たちからお父様へ愛のプレゼントです」」

「あ、ありがと……根っこから取って大丈夫なのか?」

『問題ないよ。そのまま鉢植えで育てられるし』


というか片方真っ黒なんだが?


【新月花】

〘月光の森・中央にて新月の夜限定で採取可能。光無き光が花となって現れる。採取は非常に困難。


暗闇の中でもあなたに届いてほしいこの想い〙


違う花を貰ってしまった……


「ありがとう。大切にするよ」

「いえいえ、お父様。これは序の口にすぎません」

「いずれはこの世界……いえ、宇宙の全てをお父様へプレゼントしますので」

「「支配者となったお父様……素晴らしい限りです」」

「うーん、いらないなぁ」


なんというか子どもが甘えてきてるって思えば楽しいもんだな。

当の本人達はガックリしてるけど。

今回もお読みいただきましてありがとうございます。

ジョーカーカードの性能が変わりました。

強いのか弱いのかで言うと……うーん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ