表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第4章 アラサー女子のお仕事模様♪
53/70

48.肉食なのか、肉食系なのか

お。ちょっとエンジン始動してきました。

お待たせしまして、申し訳ないです。

「夏祭り?今年はねぇ、紫野さんたちと焼肉になったよ〜」

ちょっと祭りはりきっていたから、残念なんだけど…。でも美味しい焼肉屋さんらしいし!まっ、いっか〜!


花より団子。…花火より肉?

ふふ。


『あら?意外と肉食女子なのね?』

そうは思わなかったわぁ…。と。

ヨーコ所長がチラリと、どこかに視線を送ったように見えた。


いつもの飲み会。


「そうなんです!お魚も好きですけどね、お肉の方が大好きです!」


『豚バラでしょう?祭りで串買ってたじゃないですか…』と、隣で牧くんがグラスワインを、ちびちびしながら言った。


いつものメンバー。


よく覚えてるねぇ⁈

「そう!特に好き。豚トロとかイイよね〜…」

はぁ。ウットリ…。


ハッ!ヨダレよだれっ!


思わずウットリしちゃった私を、何だか生ぬるい目で見てるヨーコ所長と…


???

どした牧くん?

いつもの軽快なツッコミはどうした⁈

と、思わず襟首つかんでガクガクしたいくらい…私の隣でグラスをボーッ…と眺めてる。


あれ…?怒ってるん?


“空気読み”が得意技の私の勘は、正しい。

コレで世の中渡って来れたんだから。

と自画自讃。自惚れやさん♪


いやいや!意識戻して…


「所長。私何かマズイことしましたかね?」


『うん?うーん。まぁねぇ…肉食系男子からしてみればねぇ〜?』と、ヨーコ所長からは、ちぐはぐな返答が戻ってきた。


私に…ではなくて牧くんに言ってる?

なんで労わるような感じなのでしょう。


『食い気ばかりだと、色気フェロモンの変わりに、焼肉の匂いが出てきますよ』

いやぁ、雰囲気だいなし。

と、クスッていつもの牧くん節が出てきた。


んだとぉ⁈

と、言い返そうとした私に、フッと牧くんが向き直って言った。


『それではそそられないなぁ…残念』

と、ニッコリ…コワイ笑顔カオで。



…なんでだろう。

その笑顔カオ

そのコトバに、ドキッとした。


…?あれ?

なんだろう…空気読めない。


なんでだろう…?

あんまり経験したことのない感覚に

私は戸惑いを感じた。




『…ふふ。肉食だねぇ。食うか喰われるか。楽しみだねぇ』

ヨーコ所長が、くすぐったそうに肩をすぼめて笑っていた。


いや。私は食いますけども?










肉食。魚ならなんて言いますかね?魚食?なんか肉食より生々しい感じ…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ