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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第3章 アラサー女子の恋愛事情
42/70

39.お互いのスタイルは、ケンカで築きます?

こだわり編が続きます。

始めは手を繋ぐにも、ぎこちなく、まさに手に汗握る感じ…。


「…身長差あるし、どこに繋いだ手を落ち着ければいいのやら」照れる…?


今までも付き合ってきたヒトもいて、手も繋いできたハズなのに。


付き合い始めは、いつもそう…。お互いの距離感と、感覚を探り探り。

自分たちだけのスタイルを、ひとつひとつ作り上げていく作業は楽しい。



…だから、その二人のスタイルを相手に崩された時のショックは、相当に大きい…。



  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



「自分がまだ、相手に合わせて当たり前のように、生活スタイルを変えていける内に結婚したいな〜と思うんです…」


年齢を重ねていけばいくほど、こだわりが増え、自分の基盤を作り上げ、一人でいる生活を完成させようとして、おひとりさまに満足…しつつある自分がいる。


確かに他人さまに合わせること(増してやプライベートの生活の中で)は、煩わしく思える。


ただねっ!まだ!ま〜だ!おひとりさまでいることに満足せず、完成型を迎えていない今だからこそっ!

相手に自然と合わせることが出来るうちにっ!


…と、思ってしまふ訳です。


牧くんに言わせると

『その話それこそが“こだわり”じゃないですか…』とな。


イヤイヤイヤイヤ…そんなこたぁないっ!…ハズ。


あたしは同棲とかしたことなかったから、某アイドルグループ(メンバーは全員アラサー越え)の歌にあった

♪育ってきた環境が違うから〜すれ違いは否めない〜♪って歌詞がよく分からなかった。


が…結婚して分かった。

生活スタイルも違うのだ。洗濯物のたたみ方から違うってことにも、軽くカルチャーショック?


「料理ひとつとったって、ご飯食べる時には、洗い物すべて終わらせておきたいのよ私は。あとで片付けるのが面倒な性格って、わかってるから。

でね、元旦那は料理が温かい内に食べたいヒトだから、洗い物おいてこっちに来て一緒に食べよう。って言うの…。

先に食べてていいよ〜って言っても、一緒に食べたいからと、待ってる。仕方ないな〜…」と、洗い物おいて食べた後が、やっぱり面倒…。食器洗わないでおいてると、いつの間にか洗ってくれてる。


家事だって自分のペースってあるでしょう?

手伝ってくれて、ありがとう。と必ず言う。


手伝うなら黙ってやってくれたらいいのに…段々と文句言われるよーになり…。


文句言うなら、やらなくてよろしーーーーっ!


…て私も言えたら、よかったのかな。ケンカして、自分たちのペースを作ればよかったのかな?


…言えなかった。


『ほら〜だから、いい加減な牧くんと合ってるんじゃなーい!ね?牧くん、もらってやんなさいっ。いい奥さんになるわよ〜!』


…なし?あたしの独白から、またそんな話に。あ。ヨーコ酔っ払ってる…。


『この人が堪えられないんじゃないですか?私も一人暮らし長いですからね』大学生の頃からだから、8年くらい?

あなたきっと、合わせられないですよ。

カラン…と、牧くんが飲んでいるレモン酎ハイの、グラスの中の氷が音を立てた。


「そんなことないよっ!今度はちゃんとケンカするもんっ」ババンッ。とテーブルを叩くあたし。


あれっ…?なんでこんなに必死なんだよ。


『…なんでそんなに、必死なんですか。大丈夫、あなたやっぱり悪い男にひっかかりますから』クスッ。

カラカラカラ…牧くんがグラスを回して氷を鳴らした。


!?だーかーらーっ!

なぁにが大丈夫なのっ?!


『だからそんなこだわりを出す暇ないくらい、振り回されて』気が付けば相手のペース…ってこと。クスクスッ…。

と笑って、グイッ…と酎ハイを飲み干した。



…ほら。

やっぱり…まともな恋愛できるのかね。あたし。



ウダウダと、こだわってゴメンなさい。

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