37.謎ときは…何のあとにいたしましょう?
ご無沙汰の更新です。暗くなりがちだったので、いつもの掛け合い入れてみました。
同じ部署になって二年目の5月には、時々一緒に出かけるようになった。ちなみにその頃の彼氏とは、遠距離恋愛中だったし…。
(…え?いやいや、そこのあなたっ!遊びに行ったからって、二股ではないのよっ?)
『思ってたより可愛いんだね』って言われた。
(どんなヒトだと思われてたんだっ…)
今までの彼氏には、あまり言われることがなかったから、あたしは嬉しかった…。
付き合ったヒトたちが、年下(最高で7歳下)や同い年ばかりだったせいもあり、年上のヒトとの距離感が新鮮だったのかもしれない。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
『…もう忘れてますよ。みんな…。あなたと結婚してたこと』
いや、あなたが結婚したことがあるってこと。
クスッ。
「なにかっ?!行き遅れとでも言いたいのっ?!」
あんたの今の歳よりも、早く結婚してましたよっ!
『そーなんですよねー…。あなたが結婚できて、なぜ私ができないのか?が七不思議』
はぁっ?なんなら、あと六つの不思議を言ってみなーっ?!
『私がなぜあなた方と、よくつるんでいるのか…』
所長がなぜ私(牧くん)のことを、目に掛けてくれるのか…
あなた(あたしのこと)はなぜ、いつも熱くいられるのか…
私(牧くん)はなぜ、恋愛が長続きしないのか…
「あと二つ…とりあえず聞いてあげるよ…」
『言えません。てか教えません』
ふんっ。
「恋愛長続きしない謎は、解けていますがねっ」
女心が、わかっちゃいねーのよ。
『あなたに女心が理解できるとは、謎が増えた…』クスッ。
ケッ。言えばよろし。なんとでも。
あたしが熱くいられるのは、いろいろなものを犠牲にしたと思っているから。
それくらいの熱さがなきゃ、自己嫌悪に潰される…。
『ちょっとぉ〜!遅いっ!何してたのよ〜っ』
お腹すきすぎヨーコが暴れてまふ。
『このヒトの迎えが遅いんです』
「こりゃ。あんたが帰り着いてなかったから、私が待ってて、遅れて迎えに行ったんでしょうがっ?!」
『なぜ所長を待たせる神経をもてるのか、私には謎です…』
ハイハイ。謎が九つになりましたっ。
『どーでもいいけど、飲むよーっ!でも、なぜあんたたちは、即興の掛け合い漫才が、すぐにできるんだろーねー?楽しいから見てて飽きないけど』
あたしにも教えて欲しいわ…。
答えがあれば、解けるのに。
答えがないから…
恋の謎は…不思議よね〜。
迷宮入りする前に
あたしの恋愛の答え
探しださなきゃ。
『10コめは、なぜ所長は、翌日に酒を引きずらない肝臓を持てたのか…だな』
俺も欲しー…。
と、横でメニューを見ながら首を捻り、牧くんが不思議を増やしてた。
…あんたが一番謎だよ。
七不思議…いや十不思議の隠された二つは、いつか牧くんが語ってくれますよ。…たぶん。
あれ?十一になってる?




