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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第2章 アラサー女子とそれぞれ
35/70

33.不思議サンでも、マグマ抱えてます。

ご無沙汰の更新です。清瀬部長さんについて、語ってみました。

『がんばってるな。よく売り上げ伸ばせてるじゃないか』


…くび。痛いので座ってもらっても?


ひょろ〜んと、清瀬部長が、座って(益々低い位置にいる)あたしの横に立って、背の高い位置から見下ろしていた…。


さっきのコトバは、心でつぶやきつつ…口に出さず。

「…いや、私だけの力ではないので、皆がんばってくれてますし」


と…仕方ないから、あたしが立ち上がりながら答えた。


実際、あたし一人で何とかなったことなんて、ほとんどなくて。


それぞれの分野で、力を発揮してもらえるよーに。活かすもコロスも、あたしのさじ加減ひとつ…てか。


あたしは、スペシャリスト派ではなく、ジェネラリスト派?だそぅな。


つまり深く狭くよりも、浅く広く…八方美人じゃん?



『それでもオレは、おまえの力だと思ってるよ。うん。大丈夫。オレが太鼓判押したんだからっ』


…はぁ。どこからくる自信か知らないが。


そういって、いつもこの人に、あたし担がれてるよーなキガスル〜。


祭りだ祭りだ〜。

わっしょいわっしょい〜。


何考えてるか、口に出さないから、よく分からないヒト。

ただ、視線感じて振り向けば… え?ミタサン…?

…みたいに、じっ…と動きを観察されてる時があった。


表立って見える情熱家(たとえばヨーコみたぃに)ではないけれど、内に秘めたるマグマかっ?!フツフツと、たぎらせている感じがスル。


豊富な知識と、情報分析力を兼ね備え。

それでいて不思議サン。(ちゃん…では可愛すぎるから)

んでもって、不思議と人が寄ってくるヒト。

部下に慕われるヒト。


新規事業の立ち上げや、既存事業の立て直しが必要な場面には、必ず参加しているヒトだ。


ひょろ〜んとしている体型には、似つかわしくないくらい

ドシーンと構えてて、ふてぶてしいくらい。

慌てる姿は、見たことないなぁ〜…。

慌てふためく姿、ちょっと見てみたい…。



いざっ!となると、

ここだっ!と助けが欲しい時には、

「うーーん!それそれ!そのコトバ!」


ぴっ…とピッタリ(なんかのCMか…)欲しいコトバを発してくれる。



前にも言ったが、あまり具体的なことは教えてくれない。


どちらかというと、体育会系?!ともとれる“根性論”を、これまた不思議と冷〜静〜に、かつ論理的に。


でも、どっからどー聞いても「根性論?スポコン?」


気合いだーっ!的なことを、ぶちまけ…そして、颯爽と去っていく…。


一言でいうと


やっぱり不思議なヒト。



でも、彼の下でヒトは育つと言われている。


…あたしが育ったか、どーかは放っておいて。



「でも、私はこれで満足してませんからっ。がんばりますよーっ」


と、ぐっ…と握りしめた手を見てたら。


『がんばんなよ〜。小出しにしていけよー。まぁ、おまえならマダマダやれるだろーけどなー』


と、ちょっと出っ歯な前歯を見せてニカッと笑って、焼酎お湯割り(芋にかぎる)を片手に呑みながら…去っていったよ。



−あ…申し遅れましたがね。現在、グループ企業合同懇親会の会場内です。

述べ200名近くの社員が集まっているので、ホテルの会場を使って開催されているのです。−




「あれ…?確か、おえらい様テーブルに座ってたハズだけど…」


そんなガヤガヤとした会場内を、ひょろ〜んと背の高い清瀬部長は、ひょいひょいっと(しかも片手にお湯割り)人垣を避けつつ、お酌するワケでもなし。


…会場内、徘徊してる。

「きっと、あのテーブルに居づらいんだろーなぁ〜」


前の部署にいた頃は、その時の松浦所長(当時70歳のおじいさん所長さん)と、よく話し込んでるのを見たっけな…。


思考がジジイ…失礼、燻し銀なのかね。




不思議ちゃん…では、ちょっと?なので、サンにしてみました。男子にもいるんです。

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