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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第2章 アラサー女子とそれぞれ
33/70

31.素直になれないこともあります。

酔っ払い所長を自宅に送り届け…ぢつは、もう一人いた参加者、途中で気分が悪くなった後輩の男の子を、牧くんと二人で介抱し自宅に放り込んだあと…


「ちょっとドライブする?」と、遠回りしつつ。


彼と車の中で、ボソボソと話し始めた。


「私さ…仕事だけは、中途半端にできない…したくないの」


だってさ…結婚生活より、仕事に重きを置いて選んだ時点で、手を抜いたらダメよねー…。


犠牲にしてしまったモノが大きかったから〜

う〜ん…なんての…?


え〜っと…自己ギマン?

ごまかしだまし…。

仕事があるから、忘れられた部分もあり。



たぶん、仕事を辞められるのであれば、もっと前に辞めてた。

まぁ…あたしが大黒柱だったしね。

そりは、実質ムリだったし…。

だって、食って(コトバ悪)いけないもーん。


今となれば、辞めなくてよかったと思うの。

離婚したあと、一人で食べていくには困らなかったし。


結婚生活に我慢を強いられていた頃は、職場にいることで…精神面の安寧を得られていた。


そこからまた、結婚生活を続けていく原動力にしていた…。


…結婚生活を“続けよう”としている時点で、おかしかったのにねぇ…。




『ふ〜ん…そうですね。まあ、たまには“弱み”を見せることも必要ですけどね』


「可愛くない?」

『…いや、男は強気の女が弱みを見せた時に“守ってやりたい”と』

思うものなんですよ。


と、牧くんはフロントガラスを、じっ…と見つめたままつぶやくように話してる。


誰かを想って言ってる…?ぎゃっぷ萌え〜…かな?


うらやましいな…。



時折、すれ違う対向車のヘッドライトが

あたしと牧くんの顔を照らし通り過ぎていく中


あたしにも、いつかそう想ってくれるヒトが出来るといいな…。


と、じっ…と前を向いて(運転してるから、当たり前)思っていた。



「ね…弱みって、どうやって見せるもの?」

どの段階で見せるの?

はて…???


『涙を見たりとか?』


うーん…涙見せるまでの関係になれなきゃ、ダメじゃん?


え?深い関係じゃなくても、涙見せるのって普通なの…?


ふぇー…。だから、あたしってば、弱み見せられない女子なのか〜。



確かにね〜30代半ばになってくると、めったなことでは感情が(怒り以外は…)左右されなくなっている。


ことさら、自分の気持ちを表立てて出すことが苦手なあたし。


よく『肝心なことは言わない』『相談なしに、自分で決定している』

=(イコール)可愛くない?


『独りで生きていけるよね〜?』と、言われる。


『何考えてるか、分からない』とも言われたな…。


おしゃべりなのに、肝心なコトバが表せない。


情けないことに、身内になると

“ありがとう”や“ごめんなさい”も、素直に言えなくなる…。


照れる?自分の気持ちを伝えるのが、恥ずかしい?



たぶん、あたしの生育歴にも起因してる…。




次は、少し過去に触れます。

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