友人
それから1週間彼は私にいっぱい話しかけた
『塩谷恋華。。。だっけ?よし!じゃあ、恋ってよぼー!っと!』
『やめて』
『えー、じゃあれんれんは?』
『やめて』
『しょうがないなー!じゃあ、恋華!』
『好きに呼んで』
めんどくさい人だなと思っていた。
『龍馬、そいつに近づくなよ』
2人で喋っていると男子2人がやってきた
『なんで?』
龍馬が聞いた
『こいつさ、人を殺すことができる力持ってるからさ』
『仲良くした人を触らずに殺すことができるんだぜー』
『だから、龍馬もこいつと一緒にいたら殺されるぞ』
周囲はどっと笑いに包まれた。
私は、顔を上げることができなかった。
あー、龍馬に笑われる。ま、別にもう友達なんて。。。
『ふざけんな』
その一言で笑いは収まった。
顔を上げると龍馬がさっきの笑顔と裏腹、2人を睨みつけていた。
『は、はぁ?なに急にキレてんだよ』
『なんで、そんなこと言えんだよ。恋華は殺す気ねぇんだろ?なのに人殺しとか言うなよ。』
その一言で泣きそうになった。助けてくれてるの?こんな私を?
『あっそ、じゃあいいんじゃね?死んでも知らねぇからな』
男子2人は行ってしまった。
『りゅうm』
『なぁ!今日、一緒に帰らね?』
お礼を言おうと思ったら遮られた。
『は?なんで?いいよ。私なんかと歩いてたら、龍馬もいじめられちゃうし、私1人で帰る。』
私は、ランドセルを背負って教室を出た。
〜帰り道〜
『なぁ、恋華ー!怒ってんのー?』
『。。。。。』
『ねー答えてー』
『。。。。。』
なんで、ついてきてんの。
『ねーれんk』
『うっさい!!もう来ないでよ!てかなんで、さっき私を助けたの?こんな、私助けたって意味無いしどんなに助けたっていじめられ続けるんだよ?もうほっといてよ!』
『バカっ!助けて意味があるとかないとかじゃないんだよ!友達だから助けたんだよ!』
『え?』
『助けてもいじめが続くならいじめがなくなるまで、助けるから!俺を信じろ!』
『う、うぅ。。。ありがとう』
私は、泣いた。




