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うつとぼく40

「あとでちょっと電話できる?」

意を決して父にラインする。しばらくして電話が来た。正直何を話したか忘れてしまった。極力心配されないように、明るい調子で話していたことは覚えている。大丈夫なんだけど。別に普通なんだけど。なんて言いながら。

 父の反応はあっさりしたものだった。取り乱すことなく話を聞いてくれた。困ったことあったら言えよ。って。こういうとき父親の対応は素晴らしい。職業柄慣れているのだろうか。ぼくは父を人としてあまり好きではない(我が道をいく系なので)が、父親としては尊敬している1番の理由だ。


カード支払い額24万円ドンッ

親に心配をかけまいと言うぼくの儚い思いはすぐに打ち砕かれた。父と話してからわずか10日後の出来事だった。今まで好き放題していたツケが来たのだ。もうどうにもならん。父にすぐさまラインする。

「思ったよりお金やばくて暮らしていけないかも。」


「いくらいる?」

‥好きではないとか言ってすんませんでした。本当に頭が上がらない。親に迷惑をかけたくない理由No. 1「喧嘩した時強く出られないから」が無事終わりを迎えた。もう一生逆らうことなんてできないだろう。まぁ逆らったことなんてほとんどないが。

「焦らず、のんびりね」


こうしてぼくは数ヶ月分の家賃を一気に手に入れることになり、また気ままに暮らしていけるようになった。

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