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うつとぼく22

 ついに愛媛旅行も最終日。これでT君のお話もひと段落だ。前日の夜、なかなか寝付けなかったぼくの調子は最悪に近かった。ぼくは睡眠時間が短いと気持ち悪さで話せなくなってしまうのだ。これに帰りの飛行機への不安が合わさってそれはもうジメジメうだうたしていた。このときはさすがにT君もなんだこいつと思っていたに違いない。

 まずは帰宅の準備を済ませ、ホテルに荷物を預けて松山城に向かった。近くの建物に顔はめパネルが置かれており、ぼくらはきゃっきゃっしながら顔をはめた。T君は某有名ホラー映画の「あの顔」をしていた。そう、あの顔。

 お城へはリフトかロープウェイでのアクセスだった。ぼくは高所恐怖症なのでリフトに乗るのを断固拒否、リフトに乗りたがるT君を説得し、なんとかロープウェイで訪れることになった。普通に旅行向いてなさすぎる。

 なんとかお城の下までたどり着いたぼくたち。周りにはもみじの木がたくさん植えられており、鮮やかな紅葉がとても綺麗だった。城はさらに石垣の上に建っており、急で狭い階段を人とすれ違いながら登っていく。高くて怖い!内部には当時使われていた甲冑や刀などの実物が展示されていた。実際に刀を持ち上げたり、甲冑を装備したり普段はできないような特別な体験をすることができた。

 そしていよいよ旅行も最終盤、松山空港に到着し、飛行機の発車時間まで待機する。近くで何やら人だかりができていたのでぼくも野次馬していたが、結局誰だからわからない人が来ただけだった。帰りの飛行機は調子が悪くなることも、墜落することもなかった。飛行機の窓から覗く日本はとても綺麗だった。その夜はすぐに眠りについた。

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