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第4話

説明ばっかりです。すみません。


ニートと言う言葉に対して表現が不適切かもしれません。

ご注意ください。

騎士の仕事は、国内の治安維持が主だった仕事なんだって。

犯罪や住民同士のトラブルなどはもちろん、王族や貴族の護衛なんかもあったり。

首都だけではなく、周辺の街に関しても騎士団が一括して警備に当たっている。

私がいたハツカ村へも村の警備を目的として来てたみたいなんだけど、村は燃えちゃって…ということだった。


騎士団は4つの団から成り立っていて、さらにそれぞれ隊を持っている。

首都の治安維持を担当する団、貴族や王族を護衛する団、国境警備をする団、遠征討伐をする団…という感じで分かれているらしい。なんだかイメージしてたのと違うかも。

私が入団させられたのは、戦闘技術が強く求められる遠征討伐の団。

ハツカ村で会ったのもそれ。


遠征討伐とは、首都から離れている治安維持組織が無い街において、主に魔物――魔獣の小さい版みたいな?…の討伐や街から遠ざけて街を守るのが役割なの。

他の団に比べて、魔物や魔獣、山賊とかと戦うことが多い。


遠征自体は月に1回くらいなんだけど、それ以外の日は基本的に訓練を行っている。

遠征から帰って後処理が終われば、数日の休暇は貰えるらしいけど、その頃には次の遠征の予定が入って、みんな準備とか訓練とかしなくちゃで、あんまり休みはないみたい。


打って変わって、首都で治安を守る団は、交代制だから週2くらいでお休みが貰えるらしい。

…なんなのこの差は。

もちろん待遇というか給与とかは倍近く違ったりするから、向上志向の人や貧しい家庭の人なんかはこの団に所属を希望するらしい。進んで戦いたいなんて理解できないけど。


貴族の人も騎士団に所属してるけど、王族や貴族の護衛になる人がほとんどで、戦闘が多くなるこの団や国境警備の団にはほとんど所属しないそう。

まあ、お金稼ぐ必要ないしね。貴族様はニートばっかりになりそう。

だけど、家のため見栄張るために、ニートがいないってゆうんだから、ある意味みんな自立してるのかも。



ちなみに、騎士団と対を成すように、魔術師団という団もある。

この世界では魔術というものがあるらしい。

仕組みはよくわからなかったけど、一部の人のみが使える特殊な力、らしい。


王族の人が住んでいる王宮に、研究所が併設されているそうで、才能ある人は学校で勉強したあと、ここで研究員になるんだって。

研究員になれば一生安泰で、魔術が使えるというステータスにもなるから栄誉職らしい。

貴族だろうが一般市民だろうが、学校へ行ってなるべく魔術の素養を発揮させるのに一生懸命なんだとか。


現代で言うと、騎士団が警察とかおまわりさんで、魔術師団が大学院とか研究所とか、そういう感じかな?

んで、内閣とかの行政が、政務を行ってる王族と上位貴族でって感じ?

まあこっちは王制だから、実際は結構違うと思うけどね。


何から何までファンタジーだなと思う。

日本に住んでたら絶対ありえないもんね!もちろん悪い意味でね!


そうそう!首都には学校もあるんだよ!

学校は騎士団の厩舎に併設されてて、授業の一環で騎士の仕事とか戦闘訓練を体験して、卒業後の進路を広げるんだって。

名前はバルテッタ学院。ふつー。

ん?どこかで聞いたことあるなぁ…どこだろ?



うーん。

うーーん。

思いだせん。


思い出せないってことはそんなに重要なことじゃないのかな。

ならまあいいか。





後にこのことを激しく後悔することになる。

みたいなフラグじゃないことを願う。



彼女はきっと後悔するでしょうね。思い出しとけばよかった!って思うんじゃないでしょうか。

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